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アボカドを植木鉢で10年以上育てているが、冬になって元気がなくなり成長が止まってしまった。対処方法は?
- アボカドを植木鉢で10年以上育てていますが、冬になると元気がなくなり、成長が止まってしまいます。今年は特に葉っぱが開かず、根の状態も良くありませんでした。
- 黄金虫のような成虫と脱け殻、さらにさなぎが土から出てきたため、これが原因でアボカドの根っこが短く少なくなっていました。根っこを整理し、新しい培養土に植え替え、明るい日陰に置くことにしました。
- 葉先が茶色く枯れていたため、枯れた部分だけを切り落としました。しかし、ネットで調べても効果的な対処方法は見つかりませんでした。現在は様子を見つつ、アボカドを元気に育てることを試みています。
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改めて回答しますが、樹高が140cmで鉢のサイズが24.5cmでは 鉢が小さ過ぎます。理想としてはホームセンターや園芸店等で販売さ れている駄温鉢(この名で販売)の深型鉢(浅鉢と深鉢がある)で、 最低でも10号鉢が良いかと思います。 ちなみに24.5cmでは8号鉢になります。駄温鉢の深型であれば深 さは十分に足りています。輸入鉢のテラコッタ鉢であれば駄温鉢より 更に深めになり、デザイン的にも感じが良く見えます。 スペースの問題であっても、8号鉢が置けるなら10号でも置けるの ではありませんか。僅か5cm程度だけ広くなると言う事ですから。 余談ですが、鉢は1.5cmづつ大きくなります。1号鉢は3cmです から、10号だと30cmになります。 前置きが長くなりましたが、ココから本題に入らせて頂きます。 置き場所ですが、十分に光線が当たる場所を好みます。前回に冬場で も屋外で管理は出来ると書きましたが、耐寒性は強い訳ではありませ んので、北風や寒風が当たる場所だけは避けるようにします。 冬場以外は屋外でしょうが鉢の置き方にもコツがあり、コンクリート 等の上に直置きすると照り返しで鉢が熱くなり、鉢内が蒸れ根が傷ん でしまいます。こんな時は鉢の下にレンガやコンクリートブロックを 置き、その上に置くようにします。これで照り返しから守れますし、 鉢土が蒸れる事は無くなります。 土の上に直に置くと害虫が侵入しますから、この方法も害虫対策にな ります。一度試して下さい。 冬場に室内に取り込む場合、エアコンや暖房器具の温風を直に当てな い場所に置きましょう。もし温風を直に当てると葉の水分が奪われて 今のようになります。室内で管理する場合は、霧吹きで葉に水を噴霧 する事を忘れないで下さい。これを葉水といいます。 水遣りですが、年間を通して鉢土の表面が乾いたら十分に与えます。 与える時は鉢底穴から十分に水が流れ出るまで与えます。 特に生長期(4~9月)は水切れに注意が必要です。 肥料ですが、4~10月の間に肥料の三要素である燐酸、窒素、カリ が同量混ざっている物を与えます。2~3ヶ月に1回で十分です。 ただ開花中は養分を多く要求しますので、通常の肥料以外に水代りで 液肥を与えます。 使用する土ですが、培養土だと比重が軽過ぎて支柱を立てないと倒れ る恐れがありますので、赤玉土(中粒)7:完熟腐葉土3の割合で使 用して下さい。鉢底穴には防虫ネットを敷き、鉢底石は必ず入れるよ うにします。鉢底石は2~3cmで十分です。 植替えは前回に書いた時期に行います。理想は5~6月です。 剪定ですが、アボカドは樹勢が強く直立した枝が多く出ます。剪定を する時はパッと見て上に伸びる枝を切り、斜め上に伸びる枝や真横に 伸びる枝を残すような方法で剪定を行います。こうする事で花芽が付 きやすくなります。 時期としては4~10月の間に行います。樹勢が衰えますから猛暑時 や残暑時は避けた方が良いかも知れません。 10年だと結実はしますが、アボカドの場合は雄蕊と雌蕊の成熟期が 異なりますから、出来ればもう一本だけ用意された方が良いかと思い ます。 病気ですが、剪定を怠ると葉が生い茂るようになり、風通しが悪くな るため黒褐病や炭疽病を起こしやすくなります。この場合は適応する 殺菌剤を噴霧して病原菌を死滅させます。 害虫ですが、病気と同様に葉が込み始めるとカイガラムシやハダニが 発生しやすくなります。この場合は殺虫剤で駆除をします。 カブトムシの幼虫ですが、これはコガネムシの幼虫と違って根を食害 する事はありません。鉢土の有機物質を食べて有益な糞を出しますか ら、どちらかと言えば益虫となります。これは心配無用です。
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- cactus48
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症状から考えると根枯れが原因と思います。 10年間で何回植替えをされましたか。鉢植えの場合は限られた空間で 限られた土の量でしか生きれませんから、2~3年毎に土を入れ換えて 植替えをする必要があります。地植えでは一度植付ければ植替えの必要 はありませんが、鉢植えの場合は必ず植替えが必要です。 鉢内で根が一杯になると、それでも根を張ろうとします。それで根先が 傷んでしまい最後は今回のように根が枯れてしまうんです。これを根枯 れと言います。鉢から抜いてムシの抜け殻があったのは葉が開かない事 とは無関係です。葉が開かないのは根から吸収された水分が葉に伝わっ ていないからです。枯れた根は切って整理しましたか。 それとどの程度の背丈になっていますか。それと鉢のサイズは何号でし ょうか。植え替えた時期は5~6月が適期ですから問題ありません。 アボカドの種類にもよりますが、一部の品種を除いて暖地ではほとんど が屋外で越冬が出来ます。寒冷地では無理ですが。 少し猫可愛がりし過ぎていませんか。
お礼
回答ありがとうございます。 スペースの都合上、鉢は直径24,5cmのやや深型にいまは入れています。 自己流ですが、植え替えはご指摘のとおり2,3 年に一度くらい根が増えてきたなあと思い始めたらやっています。 丈は今は一番高い枝で140cmくらいでしょうか。下1mのあたりから枝がいくつか伸びています。 何度か高くなってはガッツリ剪定しています。 以前もう一鉢育てていたのが根腐れで枯れたのを見ているので、確かに根っこがスカスカになって幹がしっかりしない感じと似ていました。 やはり根詰まりだったのでしょうか。 うちのカブトムシが最近、幼虫からさなぎ、成虫になりましたが、あのように土の中でなにかを食べているのかと思いました。 今は新しい土に入れていますが、剪定や栄養剤は必要でしょうか? 回復するためには枝が少ない方がいいのかな?と思っています。 食べたアボカドの為品種はわかりませんが、冬も外で平気なのですね。ちなみに東京、都下です。 大切にしているため、霜などでだめになるのが嫌で中に入れています。
お礼
細かくありがとうございます。 いままでは観葉植物の育て方を参考に、なんとなく育てていました。 鉢をレンガに乗せたり、屋内では寒すぎない暖房の当たらない廊下に置いていました。 これからはアドバイスをよく拝見して、うまく育ててみたいと思います。 まだ花が咲いたことがなかったもので・・・。 ありがとうございました。