紛争鉱物の使用と開示について
- 紛争鉱物(コンゴ等の紛争地域で産出されるW、Au、Sn、Ta)に関する調査や報告の要請が増加しています。
- 当社が開発した素材にも紛争鉱物が微量添加されていますが、競争力確保のために非開示している方が良いのか検討中です。
- 紛争鉱物の使用について一般に開示すべきかどうか、問題視されている状況を考慮して検討する必要があります。
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紛争鉱物の使用とその開示
ここ何年か紛争鉱物(コンゴ等の紛争地域で産出されるW、Au、Sn、Ta)に関する調査や報告の要請が強くなっています。 当社で開発した素材にもこの中の一種が添加されています。 正直言って、微量添加剤については競争力確保のためにも当社ノウハウとして非開示にしたいところなのですが、この4種について紛争鉱物であるかどうかがこれだけ問題視されているということは、これらを使用しているということを一般に開示すべきなのでしょうか。
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貴社のお客様は、リスクヘッジにて動いているので、その目的が達成できるなら、 “これらを使用しているということを一般に開示すべきなのでしょうか?”は、愚問に なる場合もありますから、多角的な対処を先ず考えて下さいな。
紛争地域のギョクかどうかは一次原料メーカのバイヤーが管理すべき事項と思います。 そこから下ることの二次、三次、、は要求あれば辿れる事が求められるだけではないでしょうか。 4種では Sn がはんだの主原料なので最も多い。Au もめっきで少量ながら使う場面は多い。 W、Ta は超硬工具には不可欠(レアメタル騒動で Ti 置換を言われたが不可能)。 SEMI にも超微量ながら不可欠なのでそこまで云々しだすと限ない。 元素は非開示にするには及ばないのでは。分析に掛けたら判ります。 ボロン鋼では B の配合が ppm レベルのため分析が容易でなく、JISでも曖昧になってるとかで、そのレベルなら開示する必要はないかも。
CSR上、絶対に守らなければならないのは、戦争鉱物すなわち 該当地域で産出され紛争の資金源となっている原材料を使用し ないことです W、Au、Sn、Taなどが含まれる原材料を購入する際に、戦争鉱物 でないことを証明するエビデンスを入手してキチンと社内で管理、 定期的に内部監査で確認すれば、当面の危機管理として十分と考 えます 一方で、開発した素材にどのようなものが添加されているかの開示 については、戦争鉱物うんぬんとは別の話でしょう 積極的に特許を公開し技術を保護するか、あえて特許も出さず公知 にしないか、開発品の内容によってケースバイケースであり、それは 貴社の戦略として判断することです 因みに、各々の開発品毎に添加物をいちいち開示しなくても、会社の 方針として戦争鉱物を使わないこととそれを順守する仕組みを構築して いることを、自社のWEBサイトで謳う手法があります すでにご調査済とは思いますが、大手メーカにおけるそのような取り組 みをネットで散見します ↑↑ その通りです 本件ご質問は、技術の森のQAライブラリとしても 大変有益な内容だと思います 小生もあらためて勉強になりました (4)氏は深く考えず感覚だけで回答するお方なので無視して下さい 本件も的外れで愚かな内容に呆れるばかりです
危機管理問題 ばれたときごめんなさいですむかどうかは自分で考える
お礼
ありがとうございます。 おっしゃる通りですね。
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お礼
ありがとうございます。 問題なのはWやAuを使っていることではなくて、要するに「自分たちは紛争地域産出の材料を使っていない」と自信をもって言えればよいわけですね。 よくわかりました。