ケイ素鋼板の積層構造による磁束の低下について

このQ&Aのポイント
  • ケイ素鋼板の積層構造が磁束の弱さの原因となっている
  • シミュレーションで計算した吸引力と実際の値に大きな差がある
  • 積層構造を考慮したシミュレーションの方法についてアドバイスを求めている
回答を見る
  • 締切済み

ケイ素鋼板の積層構造による磁束の低下について

ケイ素鋼板をにコイルを巻いて電磁石を作っているのですが、その吸引力がシミュレーションの値と大きく違っています。その理由の一つにケイ素鋼板が何枚も重ねた積層構造からできているから磁束が弱くなっているのだと現在目をつけています。 そこでこれを踏まえたシミュレーションをし直したいと思っているのですが、どうやれば良いのか困っています。その前は装置を磁気回路に落とし込んでからMATLABによって磁束を計算し、そこから吸引力を計算したのですが、この積層構造はどう扱えば良いのかわかりません。何かアドバイスがあればお願いします。 他にこういう原因が考えられるというものがあればそれもお願いします。自分が考えていることはケイ素鋼板の他に、磁束の多少の漏れやケイ素鋼板の磁気抵抗を考えなかったこともあると思います。ただ磁気回路は閉じているので漏れはないもとし、また空気の透磁率に比べてケイ素鋼板の透磁率は充分大きいのでシミュレーションでは無視しました。

noname#230358
noname#230358
  • 開発
  • 回答数3
  • ありがとう数1

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

>その前は装置を磁気回路に落とし込んでからMATLABによって磁束を計算し、 >そこから吸引力を計算したのですが、 大変失礼ながら、まずは、上述の段階の磁気回路のモデル化が適切であるか 検討することが必要と感じます。 積層構造に伴い、ムクの鉄心より占積率が低下するので、飽和磁密度近くで 使えば、数%の吸引力の差が生じるかもしれません。想像するに、お問い合 わせの事例は、シミュレーションで予想した吸引力よりも大幅に低下したよ うに思います。必ずしも、積層構造が悪さをしていると決めつけるのは、 早計のようにも思います。 吸引力を計算するには、鉄心部分よりも、鉄心部以外の磁路をどのように見 積もるかが大きなウエイトを占めます。鉄心及び吸着したいワークで構成さ れる磁気回路全体のプロポーションや、磁路における空隙の寸法を正しく計 算に取り込むことが必要です。 もう一つ、励磁電流は直流でしょうか?交流であれば、渦電流損失を低減す るために積層鉄心が有効ですが、直流では効果を発揮しません。 >磁束の多少の漏れやケイ素鋼板の磁気抵抗を考えなかったこともあると思 >います。ただ磁気回路は閉じているので漏れはないもとし、また空気の透 >磁率に比べてケイ素鋼板の透磁率は充分大きいのでシミュレーションでは >無視しました。 ご自身でもお気づきのことと思いますが・・・・。 ワークの吸引力を計算するには、吸引装置側の磁気回路から、ワークに対し てどれほどの磁束が通るかを定量的に見積もることが必要です。吸引装置側 の磁気回路とワークとの間には、必ず空隙が存在します。 鉄心と空気の透磁率の差が大きいから、空隙の影響は無視していいのではあ りません。 単純化した計算では、鉄心の透磁率は無限大と考えて鉄心に磁束を通すため に必要な起磁力はゼロと考え、空隙に磁束を通すための起磁力だけを算定す ることで、それなりの精度で、磁束分布や吸引力を求めることができます。 空間を通る磁束は、鉄心内のように磁路が定まらないので、モデル化には、 経験が必要と思います。ご自身で、適切な磁気回路のモデリングをすること は相当の試行錯誤が必要かもしれません。 一つの方法論としては、(電)磁界解析のCAEを利用することも考えられま す。いきなり、ソフトウェアを導入するのはリスクが大きいですから、県の 工業試験所などに相談してみたら如何でしょうか。 ソフトウェアの例 http://www.sbd.jp/product/electromagnetism/ems_-_solidworks.shtml http://ansys.jp/solutions/electromagnetics/index.html http://www.jmag-international.com/jp/ http://tsune.cocona.jp/emsimu/frame_emsimu.html お問い合わせの場合は、電磁界解析ではなく、静磁界解析で足りるものと 思います。 補足を記入して頂きましたが、こちらからの記入が遅れて失礼しました。 シミュレーションの当否について、見解の相違があるようですから、前の 回答の延長線上でうまく説明できるものか判りませんが、まずは事実関係 を明確にできれば、他の回答者さんのお知恵も頂けるように思いますので 状況を整理させて下さい。 次のような表現で、お問い合わせの状況を正確に表しているでしょうか? 間違っていたらご指摘下さい。 1)励磁電流はリップルがない直流電流である。 2)励磁電流と吸引力の関係を実測した。 3)実測結果、励磁電流が大きい領域では、シミュレーション(計算)で予想  した吸引力と、実測した吸引力は、納得できる誤差の範囲で合致した。 4)実測結果、励磁電流が小さい領域で、励磁電流と吸引力の比例関係が保た  れずに、吸引力が著しく低下した。 5)積層鉄心とムクの鉄心の実機による比較は行っていない。 できることならば、3)の合致の度合いがどの程度なのか、また、4)の吸引力 の低下がどの程度なのかを定量的にご呈示頂けると参考になります。 更なる追記を頂いてから、事実に基づいて回答することが望ましいとは思い ますが、直流電流と渦電流について言えば、リップルを含まない直流励磁で あれば、渦電流は発生しないことは確かです。 先の追記と併せて、お問い合わせの対象の概略のサイズをご教示頂けないで しょうか? 原理原則はどんな大きさの品物でも共通ですが、相場感は、 小型リレー程度の磁気回路と、何トンもの屑鉄を吸着するような電磁石では かなり異なりますので・・・。

noname#230358
質問者

補足

詳しく丁寧にありがとうございます。 磁気回路はおそらくあっているかと…。磁気回路がそこまで複雑ではなかったので。 多少のずれは覚悟していたのですが、シミュレーションの値とこんなにずれるのは疑問に思い質問させていただきました。 シミュレーションでも実測でも線形性は取れていました。ただ値が極端に小さく傾きが小さいという結果でした。これは磁束が飽和しているからと考えるのはまちがいでしょうか?電磁石で電流を上げれば上げるほど磁束が無限に上がっていくことなんてないですよね?(飽和があるから)なら数%のずれでは済まない気もします。でも吸引力が半分以下まで落ちていたのでそれだけではないかもしれません。 また直流電流を与えているのでケイ素鋼板の渦電流の除去ができておらず渦電流損が出ている、すなわち磁束が落ちたという事でしょうか?そもそも直流なのに渦電流は起きるものなのでしょうか? すいません、電磁石で磁気軸受(磁気浮上)を行なっています。 >1)励磁電流はリップルがない直流電流である。 励磁電流は直流電流ですが、軸の位置をサンプリングしてPID制御しているので綺麗な直流ではなく多少のリップルは存在していると考えてもよいと思いますがそこまで気にするほどの大きさではないと今現在は考えるようになりました。 >2)励磁電流と吸引力の関係を実測した。 その通りです。電流を加えてその時の吸引力を測定しました。その時どれだけの質量を浮上できているかを計測し、それに重力加速度9.8をかけて吸引力を導出しました。 >3)実測結果、励磁電流が大きい領域では、シミュレーション(計算)で予想 した吸引力と、実測した吸引力は、納得できる誤差の範囲で合致した。 いえ、励磁電流が大きい領域でも小さい領域でも計算結果よりも大幅に小さいという結果になりました。計算結果である所では約70Nであるのに対して実測では約30Nであるなどです。 >4)実測結果、励磁電流が小さい領域で、励磁電流と吸引力の比例関係が保た れずに、吸引力が著しく低下した。 いえ、励磁電流が大きい領域でも小さい領域でも比例関係は保たれています。ただ3)のように数値に大きな差が見られたという事です。 5)積層鉄心とムクの鉄心の実機による比較は行っていない。 過去にその比較を行なっているらしくデータとしてしか知りませんが、透磁率がケイ素鋼板の方が大きいにも関わらず鉄の方が大きい吸引力を示しているという結果がありました。なのでケイ素鋼板の積層構造が問題であると目を付けました。 磁気軸受ですのである一定の距離の離れた物体を吸いつける力です。励磁電流により変わるのですが、2~4kgの物しか持ちあげられません。計算ではもう少し持ちあげられるはずなのですが。 もう少し情報が必要なら言ってください。 磁気回路にはケイ素鋼板なのか鉄なのかの物性を示すものが入っていません。空気の透磁率(ギャップ)しか考慮されていません。これを磁気回路にあてはめる場合はどうするのでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.2

>ケイ素鋼板をにコイルを巻いて電磁石を作っているのですが、その吸引力が>シミュレーションの値と大きく違う。 ケイ素鋼板を使うからには、交流の電磁石と思いますが、付ける相手は鉄板ですか? 相手が鉄板であれば、鉄板中に渦電流が流れ、磁束を減少させるので、吸引力 が弱くなります。  磁石として利用するなら、DC電源を利用するほうが良いと思います。  相手が珪素鋼鈑なら鉄損は少ないので、計算と大きく違うことは無いと思います。 参考までに、AC駆動の電磁弁のソレノイドのコアは当たり面を機械加工して当たりを良くしています。 当たり面をコアカットのままだと、エアーギャップが出来て、磁束が弱くなることがあると思います。 コアはどのような形状(C型、E型、他)でしょうか >直流電流を与えているのでケイ素鋼板の渦電流の除去ができておらず渦電流損が出ている. DCだと渦電流は流れません。したがって渦電流ロスはありません。 コアカットの意味は加工面が綺麗になっているかということです。 コアと鉄板の当たりが悪いと、隙間(エアーギャップ)が出来て磁気抵抗が 増加して吸引力が弱くなります。 また、コアの周囲に鉄があると、磁束が漏れて吸引力が低下します。 その他、コイルを分割して巻いた時、結線に間違いがないか確認が必要です。

noname#230358
質問者

補足

相手もケイ素鋼板を使っており、DC電流を使っています。 透磁率の値から鉄よりケイ素鋼板の方が良いという理由で決定したと聞いています。 すいません、コアカットのままとは単にケイ素鋼板を切ったかどうかということですか? http://www.nihon-cutcore.co.jp/product_inf.htm#%E5%B7%BB%E9%89%84%E5%BF%83 これについてはどう調べてみたよいのでしょうか?パーツの形状でしょうか? 加工面は見た感じ綺麗になっており触ってもザラザラしていませんでした。 こういう意味ではありませんか? コアだけでなく吸引される方もケイ素鋼板の積層構造をとっていました。 これなら磁気抵抗がまた上がるかもしれませんね。 また今日新たに発見したのですが、ほんの少し電磁石のケイ素鋼板がさびているような気がしました。完全にさびているというわけではないのですが、多少の影響は出てきますよね?あまり関係ないですかね?普通錆除けのコーティングはされているものだと思っていましたが、透磁率が変わるからしない方がいいんでしょうか?

noname#230359
noname#230359
回答No.1

あまり得意な分野ではありませんが、以下のURLの内容が係わっていませんか? 貴殿にて、ケイ素鋼板の積層構造との関連を確認してください。

参考URL:
http://kuretake-denko.co.jp/pages/1_Benkyo.html
noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます。

関連するQ&A

  • モータ材料として一般鋼材と電磁鋼板を積層したもの…

    モータ材料として一般鋼材と電磁鋼板を積層したものではどう違うか モータ設計する際に,当たり前のように積層鋼板を用いてきましたが,いまいちどうして普通の鉄ではなく,積層鋼板にするのかがわかりません. 一つには,渦電流を流れにくくし,温度上昇を防ぐという目的かとおもいます. もう一つには透磁率の問題かと思います.教科書により,珪素鋼板と鋼材を比べると,磁化力H-磁束密度Bの関係において,飽和磁束密度はかわらないですが,珪素鋼板は低い磁化力において徐々に磁束密度が上昇するのに対して,一般鋼材は10倍程度大きな磁化力を与えてから磁束密度が上昇し始めます. このことが,何を意味しているのかが良く分かりません.高い電流を与えないと,磁束が通らないから,効率が悪いので普通は鉄は用いないということなのでしょうか?制御性などにも影響があるのでしょうか? 何か理由がお分かりの方がいらしたら,ちょっとした事でも結構なので教えてください.

  • 電磁石のコアの違いによる吸引力の出し方

    一般的に電磁石の吸引力は F:吸引力 Φ:磁束 μ:真空の透磁率 S:対向面積 とするとF=Φ^2/2μS で表せると思います。 このΦは電磁石と引き寄せる物質のギャップによって変わりますし、またコイルを鉄やケイ素鋼板に巻くかどうか、吸引する物質でも変わってくると思います。 そこで質問なんですが、このコイルを巻く物質を考慮した吸引力or吸引する物質を考慮した式を知っている方がいたら教えてくれませんか? おそらく物質の透磁率が関係すると思うのですが、どう扱ってよいのかわかりません。

  • 変圧器の鉄心材料

    変圧器の鉄心の飽和磁束密度と透磁率が大きいとどんな影響がありますか。それらが大きいから鉄損の少ない珪素鋼板を使う関連性がよくわかっていません。 いろいろ調べて鉄損には渦電流損とヒステリシス損の2種類があることがわかりました。珪素を入れるのはヒステリシス損を減らすためで、珪素鋼板の表面に絶縁被膜を施したのは渦電流損を減らすためだというのは分かりました。しかし、なぜそのやり方でやったらヒステリシス損と渦電流損が減るんですか。 また、珪素鋼板を積み重ねた積層鉄心に比べて継目のない方向性珪素鋼帯を巻いた巻鉄心の方が励磁電流が小さいのはなぜですか。継目がないから磁束が通りやすく、その分必要な電流も少なくなるという理解でよろしいでしょうか。ちなみに、中小形変圧器に巻鉄心が使うのもこの励磁電流が少ないという理由だそうですが、大形器には使っても大丈夫ではないかと思いますが、どうなんでしょうか。 細かいところにこだわりすぎて申し訳ございませんが、ぜひご教示よろしくお願いいたします。

  • 電磁石の吸引力の導出について

    学問的なお話になるのですがお付き合いください。 現在、ある電磁石の吸引力をシミュレーションしたいと思っています。 吸引力の求め方として、調べてみると一般的な方法は ? 磁気回路から電磁石のNI(コイルの巻き数×電流)を求める。 ? 電磁石に蓄えられたエネルギーWを磁束で積分して求める。 ? ?のWをギャップgで微分してF(吸引力)を出す。 という方法を見つけました。他にも一般的な吸引力の式で F = k(i^2)/(g0-x)^2という式をテイラー展開して求めていく方法も見つけたのですが、私のデバイスはたくさんコイルがあって磁気回路が複雑であり、単に一つのNIで表すことができません。 そのような場合、どうやって吸引力を導出できるのか教えていただけないでしょうか?たくさんの電磁石を扱っている例の参考になるページ、参考書何でも構いませんのでよろしくお願いします。 アドレスを教えていただければ磁気回路もこっそり送りさせていただきますのでアドバイスお願いします。

  • 人工構造でいいです。単磁極はできませんか?

    棒磁石(強磁性体)を2つ切っても、切断面にN、S極が現れて、 N極だけ、またはS極だけを作れないことはよく知られています。 (本質問は、素粒子としての磁気単極子が存在するとか、そんなことを  議論するものではありません。マクロサイズで人工構造を導入していいので、  磁気単極ってできませんかという質問です。) 繰り返しになりますが、人工的な構造を導入して、単磁極子はできないものでしょうか? 例えば、棒磁石の片側(S極側)を非常に透磁率の高い物質で覆う。 すると、N極からは磁力線はたくさん出ているので、遠くから見て磁気的な正極に見える。 一方、高透磁率物質で覆われたS極は、遠くから見るとまったく磁力線を吸い込んで いないので、磁極には見えない。 でも、この場合、N極に近い高透磁率物質の表面が効率良く磁力線を吸い込んでいるので、 新たなるS極に見えてしまってダメか? こんな感じで、もっと良い構造を作れば、磁気単極はできるものでしょうか?

  • 変圧器コアの飽和状態について教えて下さい

    実験用ですけど磁束飽和寸前の変圧器を作ったとしますと 60HZ実効値100Vの商用電流を印加した場合電圧130Vから最大値まではコア内で飽和状態となる仕様ではどういう現象になるのでしょうか ・130Vから最大値までは磁気漏れが起こる? ・130Vから最大値までは電流が多くなる? ・珪素鋼板ゃフエライトなどは普通の透磁率の状態から飽和状態に敏感に切り替わるものでしょうか 又どちらが敏感なんでしょうか その他上記のような変圧器について色々教えて下さい。

  • パーマロイ等による漏洩磁束防止効果

    はじめまして 下記点について、御教授頂ければ助かります。 強磁性体(S45C)の筐体中に、ある磁気回路を入れて実験中なのですが 筐体外部に磁束が漏洩(500ガウス程度)している箇所を見つけましたので SS材を重ねていくと約4mm程重ねた段階で漏洩がおさまりました。 これは多分、その部分の筐体金属が磁気飽和により余分な磁束を吸収できない 事から空気中に漏洩しているのだと推測していますが この時、内部構造を変更できないとした場合、先ほど述べた箇所の厚みを 増すしか無いでしょうか? 例えば、保持力が低くて透磁率の高い金属でシールドすれば厚みは薄くて済むのでしょうか? SS系は飽和磁束密度が結構大きいので、SS系でだめだとすればパーマロイ系を 適用してもだめでしょうか? 悩んでおりますのでご助言いただける方がおられれば宜しくお願い致します。

  • 磁束が屈折?

    とある参考書に 透磁率の異なる磁性体同士が接触しているとき, その界面を通過する磁束は屈折すると書いてありました。 (ただし,その根拠が書いてなくて,tanθ1/tanθ2=B1H2/B2H1=μ1/μ2という公式が書いてありました。) では,空気中から磁性体に磁束が入るとき,あるいは, 磁性体から空気中へ磁束が出ようとするときは,どうなのでしょうか? (空気を透過磁石率μ0の磁性体と考えていいのでしょうか?そうすると,鉄と空気の場合は,どんな角度だろうがほぼ直角(あるいは水平)になってしまいますが・・・)

  • 磁気回路の漏れ磁気抵抗

    空隙付環状鉄心で、漏れ磁束を考慮した磁気回路を考えた時、漏れ磁気抵抗はどのように表わされるのでしょうか??鉄心からの距離によって漏れ磁束は変化すると思いますが、どこの位置での磁束を回路に流れる磁束と考えればいいのでしょうか??回答よろしくお願いします。

  • 磁石の磁束密度から磁化の大きさを計算する方法

    お世話になります。 100円ショップで売られている、直径1.5cmほどの円板型の磁石に 「磁束密度600ガウス」との表示がありました。 これは磁石表面近くの空気で測った磁束密度の値だと思うのですが、 この磁石内部の磁化(一様と仮定)の計算方法が知りたいです。 以下のようにして「(E-H単位系で)ほぼ表示値の倍(=1200ガウス)」という 結論に至ったのですが、合っているでしょうか? ===== 基本式:B = μ0 H + J (B:磁束密度、μ0:真空の透磁率、H:磁界、J:磁化) ・磁石の表面付近(外側)では、J = 0 より、B1 = μ0 H1 ・磁石の表面付近(内側)では、B2 = μ0 H2 + J ・磁束密度は磁石表面の内と外で連続なので、B1 = B2 ・磁界は表面から外と内にほぼ対称に広がるので H1 = - H2 これらを連立させると、J = 2×B1、つまり商品に表示されている 磁束密度の倍、という結論になりました。 ===== いまいち自信が持てず、コメントいただけるとうれしいです。 よろしくお願い致します。