浸炭防止についてのJIS規格と表面硬さの関係について
- 浸炭防止についてのJIS規格について調査しましたが、現時点では特定のJIS規格は存在しません。
- 浸炭防止を判定するためには、表面硬さを測定する必要があります。
- 具体的な表面硬さの数値は規定されておらず、表面処理業者などに相談して適切な値を確認する必要があります。
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浸炭防止について
浸炭防止についてのJIS規格はあるのでしょうか? また、規格がないのなら浸炭防止は表面硬さがいくつなら処理されていると判定すればよいのでしょうか?
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JIS検索サイト http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html 下記の規格番号を入れると読むだけはできます。 規格名称でも検索できて他2件あるが関連性が薄い。 B6914 鉄鋼の浸炭及び浸炭窒化焼入焼戻し加工 7.加工方法 b)浸炭防止 浸炭防止に際しては、防止部の浸炭の影響が以後の機械加工及び使用上支障 がないように、浸炭防止剤の塗布、その他適切な方法で防止しなければならない。 8.加工品の品質 8.2 表面硬さのばらつき 備考.4 9.5浸炭防止部の測定 無いことはないが、?適切な方法?のあいまいさの範疇。 なので、規格だけに判定を預けることは出来なくて、受渡当事者間の協議による取決めが必要です。 その際、参考になるのは実際の防止剤の性能。 浸炭防止剤 http://www.pnk.co.jp/products/pdfs/carbon_buster.pdf 塗り方が余程でない限り、しっかり防止してくれるとの能書き。銅めっきも同じとみてよい。 >表面硬さがいくつなら処理されていると判定すればよいか 防止が有効で浸炭されていないと判定するのは素地と同じ値。許容値は上記規格のばらつきを採れば良いでしょう。
その他の回答 (1)
> 規格がないのなら浸炭防止は表面硬さがいくつなら処理されていると判定すればよいので > しょうか? 浸炭前の素材の炭素量と熱処理方法で、硬度は決まってきます。 URL“(2)焼入硬さ”資料で概略判断するか、浸炭前の素材のJIS熱処理規格(URL“当該鋼材 の[材料特性]”や“S-C材料設計資料”)で確認するかです。
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