よう化ナトリウムと硫酸ジメチルの反応式と酸素の行方について
- よう化ナトリウムと硫酸ジメチルを反応させることで、よう化メチルガスを発生させる作業を行っています。
- 反応式は(CH3O)2SO2+2NaI→Na2SO4+2CH3I+O2であることがわかっています。
- しかし、酸素の行方と炭酸カルシウムの役割について詳しくは分からない状況です。
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よう化ナトリウムと硫酸ジメチルの反応式について
ほんの少しなのですが、密封容器でよう化ナトリウムと硫酸ジメチルを反応させて、よう化メチルガスを発生させる作業をしています。そのほかにあらかじめ炭酸カルシウムを容器内に入れています。廃液の性状を知るため、反応式について教えていただければ幸いです。(モル数についてはとりあえず無視して) 1.炭酸カルシウム粉末を入れる 2.硫酸ジメチル溶液を入れる 3.よう化ナトリウム溶液を入れる→よう化メチルガス発生反応 4.約一時間後に冷やした純水を入れて反応を停止させる (CH3O)2SO2+2NaI→Na2SO4+2CH3I+O2 ・・・ここまではわかります 酸素の行方とCaCO3の役割がわからないので・・・
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製造しているのは法律上の[毒物]ですので書いたことに責任を持ちえません。ご自身で責任を持って下さい。 添付資料の [(B) (From Methyl Sulfate)]をご覧ください。 ここでは原料としてKIを使用していますが、KもNaも同じアルカリ金属ですからNaIでも同じでしょう。すると反応式は次のようになります。 (CH3)2SO4+2NaI→Na2SO4+2CH3I 資料に記載の反応式でΔとあるのは加熱を意味します。 aq は水溶液です。 CaCO3はおそらく反応には関らずpH調整にでもつかうのでしょう。 なお、Na2SO4・10H2Oは亡硝ですが、水溶液のなかでNa2SO4がどのような 形になっているのか不明です。 Na2SO4、CaCO3 は蒸留の際には蒸発しませんので、蒸発した (CH3I+H2O)を冷却してCH3Iの結晶をとりだします。 また、ヨウ化メチルの理論上の製造率は90%です。 The yield of methyl iodide, boiling at 41–43°, is 615–640 g. (90–94 per cent of the theoretical amount) 蒸留残留液には、Na2SO4、CaCO3、NaIの他に「毒物」の CH3I が残っていると考えなければならないので、廃液の処分は CH3I,NaI を含むと明示したうえで専門業者に任せる必要がありましょう。
(CH3O)2SO2 = (CH3)2SO4 とも書きますが、この方が分かりやすい。 ところで、出典をつけておきましたがヨウ化メチルは猛毒とされています。加熱により蒸発したヨウ化メチルは冷却されて結晶としてとりだされますが、溶液中にはヨウ化メチルが残存するはずで、つまりは廃液に残留するのでしょう。 その辺りを熟知した専門家が取り扱うもののように思えるのですが・・・・ [試訳]警告 CH3I(ヨウ化メチル)には神経中枢系に対する重篤な毒性を及ぼす恐れがあり、また発がん性も疑われているので取扱には厳重な注意をすべし。 From 1,1,-DIMETHYLETHYL (S)- OR (R)-4-FORMYL-2,2-DIMETHYL-3-OXAZOLIDINECARBOXYLATE: A USEFUL SERINAL DERIVATIVE, Collective Volume 9 p. 300, Annual Volume 70 p. 18 CAUTION! Methyl iodide is toxic and a suspected carcinogen that should be handled in a well-ventilated fume hood. From ALKYL IODIDES: NEOPENTYL IODIDE AND IODOCYCLOHEXANE, Collective Volume 6 p. 830, Annual Volume 51 p. 44 Caution! Methyl iodide, in high concentrations for short periods or in low concentrations for long periods, can cause serious toxic effects in the central nervous system
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