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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:フライス盤 技能検定2級)

フライス盤技能検定2級の実技課題についての質問

このQ&Aのポイント
  • フライス盤技能検定2級の実技課題についての質問です。一週間後に実技試験が控えており、時間と精度の問題で困っています。検定時の機械と通常使用する機械の差異と解決法を教えてください。
  • 質問の内容は、フライス盤技能検定2級の実技課題に関するものです。実技試験が近づき、時間と精度の問題に悩んでいます。解決に向け、通常使用する機械と検定時の機械の差異と解決法を教えていただけると助かります。
  • フライス盤技能検定2級の実技課題について質問があります。実技試験まで1週間を切り、時間と精度の問題で困っています。同じ機械を使用する方々と情報交換ができず、困っています。通常使用する機械と検定時の機械の差異と解決法について教えていただきたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

書かれている質問事項に対して簡単に回答します。 一応私はフライス2級技能士合格はしていますが、なにぶん7年前のため 正確な加工条件までは記憶していませんのであしからず。 ・六面体の加工時間短縮 片側取り代2.5mmとなっていますが、最終的に規定の寸法に仕上がればOKなので 1面目、2面目、5面目の取し代は必ずしも2.5mmというわけではありません。 なので、荒加工の際は後ろ刃が当たっていても、荒の切り込み代が取れてしまえば 早送りで戻して大丈夫です。 ちなみに余談ですが、正面フライスの加工面が明らかな段のような荒い面になる場合は チップが欠けているか、高さが揃っていないのが原因なので フリーアームのダイヤルゲージをチップに当たるか当たらないかの位置までもっていき 回転方向と逆方向に回してダイヤルの数値を見る事で、どのチップが高いか分かります。 高さを綺麗にセットしておくだけで、面祖度は改善できます。 但し、六面体の面を綺麗にしすぎると、メス側の溝加工時等に、口金も六面体の面も 綺麗すぎて加工負荷で口金から滑ってしまい、狙った寸法・角度に仕上がらないので注意です。 加工条件(回転速度・送り速度)は回答(1)の方の回答を参考にしてよいでしょう。 ・アップ、ダウンカットとテーブルロック エンドミルで切削を行う基本として、工具径の3分の1以上の径方向切り込みは 加工負荷大になり、引っ張りや工具破損の原因となります。 機械が劣化していれば尚更引っ張りに対して弱くなります。 逆に言えば、工具径の3分の1以上一気にかからなければ、Z方向は刃長を 満たしている限り一気に削れます。 多分、貴殿が一番気にしているのはメス側の巾24mm奥行き30mm、10Rの溝部分だと思いますが そこは私も何度も仕上げ加工時に引き込まれ、食らい込み、外観不良を起こしていました。 あの部分は慎重にならざるを得ないので、そこに時間をかけるつもりで他の場所を 短くすることを考えれば良いかと思います。 私が加工する際はアップで荒、ダウンで仕上げと言う風に加工していましたが なぜかというと、ダウン加工時には多少工具の逃げが発生するため 寸法が狙い目より多少少なめに仕上がります。 (例:20mm+0.01狙いで仕上げ切り込み0.2mm程度入れた場合+0.03程になる等) 仕上げ代が大きすぎると工具は逃げやすく、食い込みやすく 仕上げ代が小さすぎると加工面がむしれたり、ビビリの原因となります。 そこは何度も試して自分の経験とするしかありません。 あと、注意すべきは熱です。 熱が高い状況だと、工具の刃先に切粉が癒着し構成刃先を構成する為 加工性能が落ちますし、SS400の材質ですと加工時の熱で多少延びます。 素手で触って熱いと思うレベルですと、試験終了後検査時には0.01~0.025程は マイナスになっていると思っていいかもしれません。 なので切削中は出来るだけ、切削油やエアー等での冷却しつつの加工をオススメします。 ・X、Yハンドルの目盛りがあてにならない 試験ではカウンターやデジタル機器は使えないのは汎用機の検定に於いては基本です。 ちゃんと目盛環が固定されているのであれば、基本的にテーブルと目盛の誤差は バックラッシュを除き、ありません。 どうしても不安ということでしたら、フリーアームのダイヤルゲージを 例えばY軸(前後方向)の摺動面ギリギリにマグネットで固定し、テーブル側面に当てて 目盛環を固定した状態で少し動かしてみてください。 それで誤差があるのであれば、機械がちゃんとした精度を保ててないので機械を変えるべきです。 試験の際にそういう機械に当たった場合、運営側の整備不良ですので考慮してもらえるでしょう。 機械の精度に横道が逸れてしまいましたが、ゼロカットについてちょっと言わせていただきます。 ゼロカットの状態でも普通に0.01程度は削れます。糸に近い針のような切粉が出ます。 R溝などは特に、2周3周とすれば、バックラッシュ調整時の誤差が影響し顕著に現れます。 なので、出来るだけゼロカットのないよう1発で仕上げるのが得策ではあります。 また、バイスの角度出しも、六面体の5,6面目加工の際も同じですが 次第に固定力を強くしつつ、プラハンで調整するのが大事です。 固定力が同じままですと、人間の力加減の精度ではかなり時間かかりますので 段々締めつつ調整していくのが大事です。 「1箇所寸法を決めたらその目盛を基準に」 計測の手間を省くという意味合いでは時間短縮になりますが 貴殿の加工技術の能力からすると、全体の動きの無駄を如何に減らすかを 周りの方に一度細かく時間を見て頂いて、改善するのが良いかと思います。 正直計測の手間を省くのは、目で見て0.5ミリ単位、指で触って0.01の誤差が分かる程度の 熟練者の技なので、まずは基本を一つずつ、着実に早めて行く事が大事です。 今からは厳しいでしょうが、加工順序を見直し、考えてから削るのも 機械加工屋には大事な技術です。 ちなみに練習時はメス側のR溝側の外巾寸が広がりますが、試験時には材料が多少 焼きなましがしてあるので、加工応力による変形はしにくくなってますから 寸法は比較的綺麗にでるようになります。 仕上げ工具のφ20V-XPM-EDLという工具はコーティング・工具材質どちらをとっても 良いものです。刃長がちょっと長すぎるので振れ易くビビりやすいですが 主軸テーパー部、工具ホルダの各部清掃をしっかり行っていれば振れもしっかり収まり よりよく寸法が狙いやすくなるでしょう。 長くなりましたが、頑張ってください。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 毎日お二方の回答を確認していたのですがお礼のコメントを考える余裕がありませんでした。 先ほどようやく試験が終わったのでいまさらですがコメントをさせていただきました。 試験場の機械を使って感じたのはやはり現在使っている機械は練習するには問題外。ということを改めて認識しました。 苦心していたR溝も簡単に寸法が出てやはりびっくりです。 ただ、困ったのはあまりにも違いがありすぎて前日練習程度の時間では自分の中でうまくフィードバック出来なくて何度も寸法測定を繰り返してしまいました。 多分うまい人は2回くらいで十分なのでしょうね。 試験管にも測りすぎだと言われました(笑) ちなみに皆様のおかげで前日練習よりも1時間ほど早く完成させることができ、なんとか提出にこぎつけることが出来ました。(打ち切り5分前ですが) ともあれ、みなさんのおかげでここまで健闘することが出来ました。 本当にありがとうございます!

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.1

様子見していましたが他に回答が無いので...小生はフライスの 技能検定を受験できるような腕を有していないことを予めご容赦く ださい。 ・6面体加工について  ”N=390のみ”とのことですが、回転速度を変更することはできま  せんか?。切りくず飛散の危険がありますが、1.2~1.5倍ぐらいに  回転速度をUPさせて自動送りF400~500ぐらいにすれば、切削速度  UPにより切削抵抗が下がり安定した加工が可能と考えます。  (ただしフライス盤ですと切りくず飛散で危険でしょうか)  また、原則としてカッターは全て抜けるまで送った方が無難です。  回転速度UPが不可で手動送りで荒加工を行う場合は、先端刃が抜け  た時点で、多少送りを早くすることが可能かもしれません。 ・ダウンカットとバックラッシュ  先輩のおっしゃる通り、かなり機械が劣化しているようですね。  受験場所の設備に当たり外れがあると思われますが、試験の機械  はそこまで酷くないと信じたいです(そうでなければあまりにも  受験者に不利)。  荒加工のφ20ラフィングは、試験機において切り込みは現行と同じ  8mm×4回または10mm×3回が目安でしょう。仕上げ加工のφ20は、  試験機のバックラッシュが小さいことを前提にすれば、ダウンカッ  トで、切込み15mm×2回としたいところです。 ・X、Yハンドルの目盛  すでに体得されていらっしゃるでしょうが、十分にハンドルを戻し  てから一方向で位置決めすることが大原則です。  経験が一番なので勘所を先輩に教えてもらうことが一番と思われます。 小生も、昔々とある技能検定を一度滑ったことがあります。 周りからのプレッシャーで大変でしょうが、今回は試験場の雰囲気を 掴むぐらいのお気持ちで、焦らずにチャレンジしてみては如何でしょう。 回転も送りも調整できるのは何よりです。 フライスの荒は切りくず飛散の危険が無ければ、先ずはn500,vf360 ぐらいを目標にしましょう。会社の機械では無理でも、試験機では 可能かもしれません。この条件であれば、30分を切ることができるで しょう。 ラフィングは切込み10mmの場合、n500-600ぐらいで、 ・2枚刃ならばvf60-80 ・4枚はならばvf100-120 ぐらいかと。 上記の切削条件は、エイやで算出しましたので、送りは低めから アプローチしてみてください。 雄の嵌めあい部は、ショルダタイプ(切れ刃90度)のフライスを 使えばベストですが...。コーナ角が付いているタイプだと、 お考えの通り、邪道ですが干渉しないように少しづつずらすしか 手は無さそうですね。 他の回答者さんから、違うご意見があれば幸いです。 (2)さんのご回答を拝読し、素晴らしい内容に感動いたしました。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます! やはり他の方の視点から見ても現在使っている機械はあまりよろしくは無いようですね。。。 本日の練習では6面体加工でN390、F250でZ-2.5mmづつ各面1回で加工しました。 一応この時点で40分で加工できたのですが虎の巻的なものには30分と書いてあったのでやはり回転と送りを1段階上げたほうがよさそうです。 ちなみに説明していませんでしたが加工時の振動も中々のもので(主軸のベアリングがへたっているらしいです)どんな条件で削ってもツルツルピカピカの面にはなりません。なのでこの仕上げ無しの加工も当日どう影響を及ぼすか・・・ でも送りをあげられれば2回切削してもそんなに時間はかからなそうですね。 ラフィングの荒加工は勇気を出してZ-20mmをアップカット&手送りでやってみましたが切りくずからの煙、刃物からの煙が切削終了してからもしばらくもくもくと。刃物にいたっては軽い狐色に。やはりアップカットで20mmなんて熱がこもってよくないみたいですね。zaumakuさんのおっしゃるようにZ-10mmで加工した場合、回転、送りなどはどの位に設定してあげると良いでしょうか? また、参考書を見るとオスのはめあい部Z-14mmを正面フライスで荒加工と書いてありましたが少しずつボディを外側に逃がすようにすれば可能なのでしょうか?今までは無理だと思いラフィングのみで加工してきましたがさすがに時間がかかるためその辺もチャレンジしてみようかと考えています。、明日当たり時間を見てボディが干渉しないか計算してみようとは思いますが、もし経験がおありでしたら教えていただけると幸いです。 遅くなりましたが、回答ありがとうございました! 目安が出来たので大変助かりました。

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