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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ストリップラインについて)

ストリップラインの利点とは?

このQ&Aのポイント
  • ストリップラインは、スイッチを構成するための周波数に合わせた特定の長さの伝送線路です。
  • このストリップラインを使用することで、各経路間のアイソレーションが向上し、信号の干渉を減らすことができます。
  • これは高周波の分野で重要な設計技術であり、特にスイッチングシステムにおいて効果があります。

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.1

初めまして Qと申します。  文章では難しいのですが 簡単に説明します。 λ/4波長のストリップラインはショートスタブとして働かせます。  信号はλ/4波長のアンテナの原理と同様の波の乗り方、1周期の1/4がライン上に乗ります。つまり 末端は電圧最大 一方の端は電圧が最低となります。ストリップラインが1つの周波数で 1/4波長で共振してる状態では 入力部は電圧最大、つまりハイインピーダンスですから 入力に信号を入れて末端の一方はGNDにショートしていても、入力部の信号はそのままで電圧は落ちません。 ショートスタブはこの原理を利用しています。 良くわからない場合は 1/4波長アンテナ で検索してみてください。 この波形の乗り方を頭に置いて考えると良くわかります。 質問の スイッチ(二つの経路に分ける)を構成する には スイッチの入力端から2本のλ/4波長ストリップラインを枝分かれさせておき 一方の端をGNDに落とし もう一方の端を負荷に接続します。 大電力を扱わないのならGNDに落とす部分をダイオードスイッチにすることが出来ます。 スイッチを操作すると ・通過側 負荷に接続された側が伝送線路としてのマイクロストリップライン ・遮断側 GNDに落ちた側がショートスタブ  として動作します。 入力から見れば GNDに落ちたほうはラインが共振していますから直接GNDは見えません。(信号ラインに1/4λ共振器が接続されただけの回路) 通過側: 伝送したい側(スイッチを入れている側)は確実にインピーダンスマッチングをさせて伝送しますからパターン設計時のインピーダンスはそれに合わせます。入力機器インピーダンス 伝送線路インピーダンス 負荷インピーダンスが それぞれ50Ωでマッチングしているならば配線波長にはほとんど関係なく信号は伝送できます。  遮断側: アイソレーションを大きくしたい側(スイッチを切っている側)は GND間のスイッチを入れた瞬間に λ/4波長のストリップラインは伝送線路から λ/4波長の共振器(λ/4波長のアンテナの共振原理と同様)に変化します。 入力から信号を入れると 配線そのものが1/4波長で共振していますから入力部のインピーダンスが最大となります。 共振型のスイッチの欠点は 1つの周波数に特定されてしまうことです。 共振範囲からはずれると全体のインピーダンスマッチングがずれます。 特定の周波数のみで広帯域が必要でない場合は有効です。 この方式のスイッチは SPDTスイッチに使われています。 ネット上でSPDTスイッチで 検索するとヒットするはずです。 アイソレーションが大きい理由を追記します。 遮断側の出力から見ると 遮断時には信号がGNDショートとなり信号は0に近くなります。(アイソレーションの値は残る) 入力がGNDショートしてはいけない場合は GND間スイッチのあとに もう1つ1/4λのマイクロストリップを入れておきます。 特定の周波数で使う分には その端がショートしても入力端では 機器出力をショートするわけではありません。 インピーダンスが乱れなければ 50Ωで伝送できますから さらに複数の1/4λのマイクロストリップラインを直列に入れるケースもあります。  

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 助かりました。 追加で、教えてもらえないでしょうか? 回答の中で、 >>ストリップラインが1つの周波数で 1/4波長で共振してる状態では 入力部は電圧最大、つまりハイインピーダンスですから 入力に信号を入れて末端の一方はGNDにショートしていても、入力部の信号はそのままで電圧は落ちません。 と、あります。入力部の電圧最大=ハイインピーダンスということがイマイチ理解できません。これは、単純に、電圧の変化が最大となるのは抵抗が最も大きい(ハイインピーダンス)と考えて良いのでしょうか? (オームの法則のV=IRに当てはめて、電流が一定の場合において電圧の変化が最大になるのは抵抗が大きい場合といっしょでしょうか?) まったくの素人で申し訳ありませんが宜しくお願いします。

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