燐酸亜鉛皮膜と燐酸鉄皮膜の違い

このQ&Aのポイント
  • 燐酸亜鉛皮膜と燐酸鉄皮膜は、塗装前処理の方法の一つです。燐酸亜鉛皮膜は、燐酸を主成分とする皮膜であり、燐酸鉄皮膜は、燐酸鉄を主成分とする皮膜です。燐酸亜鉛皮膜は、耐食性に優れており、腐食やさびを防ぐ働きがあります。一方、燐酸鉄皮膜は、耐摩耗性に優れており、表面の強度を高める働きがあります。
  • 燐酸亜鉛皮膜と燐酸鉄皮膜の長所と短所についてですが、燐酸亜鉛皮膜の長所は、耐食性に優れていること、腐食やさびを防ぐ働きがあることです。また、燐酸鉄皮膜の長所は、耐摩耗性に優れており、表面の強度を高めることができることです。燐酸亜鉛皮膜に比べて耐摩耗性が高いため、物理的なダメージに強いです。
  • 燐酸亜鉛皮膜と燐酸鉄皮膜は、それぞれの特性によって異なる用途で使用されます。燐酸亜鉛皮膜は、耐食性が求められる場所や腐食やさびの問題がある場所に使用されます。一方、燐酸鉄皮膜は、表面の強度を高めることが求められる場所に使用されます。また、燐酸亜鉛皮膜と燐酸鉄皮膜を使用する際には、それぞれの特性を考慮して適切な処理方法を選ぶ必要があります。
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燐酸亜鉛皮膜と、燐酸鉄皮膜の違い

いつもお世話になっています。 塗装前処理の、燐酸亜鉛皮膜と、燐酸鉄皮膜のそれぞれの、長所・短所は何でしょうか? 昔は、燐酸鉄皮膜が主流だったようですが、 燐酸亜鉛に変わったと言う事は、 燐酸鉄皮膜に何か短所があるのでしょうか? 今でもドラム缶などの内側に処理している場合も有るようですから、長所もあるのでようけど・・・

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.3

当社では燐酸鉄の処理を行っております。 燐酸鉄と燐酸亜鉛では燐酸亜鉛の方が耐食性が良く、その違いはハッキリとしております。 中学生と大学生くらいちがいます。 しかし公害の問題でいいますと亜鉛の排水濃度規制が3PPMにたいし鉄の排水濃度規制が10PPMと大きな差があります。つまり燐酸鉄の方が低公害といえるのです。 塗装をする場合にプライマー等の使用により耐食性等もアップ致しますので燐酸鉄皮膜でも十分に対応できるので当社では燐酸塩被膜を使っております。

noname#230358
質問者

お礼

燐酸塩皮膜とありますが、燐酸鉄と同じでしょうか? RoHS指令等の環境負荷対策から見ると、燐酸鉄が有利なのでしょうか・・・

その他の回答 (3)

noname#230359
noname#230359
回答No.4

RoHS指令では亜鉛は大丈夫ですが重金属の一種ということで水質汚濁法での規制がきびしいのです。 燐酸塩被膜とは燐酸鉄のことです。 よろしくお願い致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

当社ではスチール家具などの屋内利用にて燐酸鉄を採用しています。亜鉛は鉄より密着性は高いといわれていますし防錆力も高いとされていますが、塗膜性能(密着性、耐塩水など)で顕著な差は見られません。 プラントとしては曹をステンレスにしなければならない、排水処理も鉄よりやっかいということで亜鉛は見送りました。 鋼鈑ではメッキ鋼鈑などが主流になってきており、脱脂のみでOKとする方向が前処理の流れかと思います。参考まで。

noname#230358
質問者

お礼

燐酸鉄であっても、下処理性能に違いがなく、 設備費用が安くてて、燐酸亜鉛が主流になったのは、 なぜでしょうか? 業界の流行・廃りでしょうか? 燐酸亜鉛の方が、若干性能が良いため、 そちらを使用する業者が多くなったと言う事でしょうか・・

noname#230359
noname#230359
回答No.1

燐酸鉄皮膜は吹き付け塗装等で主流だったようですが燐酸亜鉛皮膜の方が耐食性・塗装の密着性が良く電着塗装には向いているようです。あまり参考にならないかもしれませんが下記参照ください

参考URL:
http://www.rtkg.com/syori/toso-tec.htm

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