黄銅上のメッキ処理で指紋問題?通常の前処理工程で除去できる?
- 黄銅上のメッキ処理で指紋問題が発生している。メッキ業者によれば、通常の前処理工程では除去できないとのこと。
- 指紋除去に適切な溶剤などがあれば教えてほしい。
- 質問者は指紋などの汚れは通常の前処理工程で除去されるものだと思っていたが、メッキ業者の話では特別な処理が必要とのこと。一般的にはどうなのか知りたい。
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黄銅上のメッキ・・・
質問させて頂きます。 弊社指定のメッキ業者に 素地-黄銅(C3604)上にEp-Cu/e-Ag6と 銀メッキ6μmの処理をお願いしました。 すると、メッキ処理前の品物に指紋が付着している ので処理できない。又は処理しても、指紋は残って しまう。との回答を頂きました。 私の考えでは、指紋などの汚れは通常の前処理工程で 除去されるものだと思っていました。 メッキ業者の話しでは、磨くなどの特別な処理を しなければならないとの事。 一般的には、どうなのでしょうか? 通常の前処理工程では黄銅上の指紋というのは 除去できないものなのでしょうか? 回答お願い致します。 また、指紋除去に適切な溶剤などありましたら ご教授願います。
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基本的には、指紋の程度によると思います。酸化がひどいと通常の前処理での除去は難しい面もあります。落ちているように見えてもめっき後に浮き出てきたりもします。ただ、私の経験上Agめっきを6μめっきするのであれば指紋跡は出ないと思います。前処理での化学研磨(エッチング)も効果はあると思います。
当社も黄銅や純銅に銀めっきする製品があります。 当社がお願いしている業者は、めっき浴に浸漬する前に「アルカリ脱脂」や「酸活性」なる工程があるとのことです。 当社から支給する素材は、指紋や酸化などが付いた状態でもちゃんとめっきしていただけています。もちろん、汚れが多いときは、その処理時間が長くなってしまいますので、その旨、めっき屋さんから改善を申し入れられますが・・・。 「アルカリ脱脂」や「酸活性」の溶剤はノウハウがあるようで開示していただいていません。 参考になりましたら幸いです。
お礼
回答ありがとうございます 弊社指定のメッキ業者でも 『アルカリ脱脂-パクナースタンダード液』 及び『電解脱脂-青化ソーダ』 後『酸活性-塩酸』 という工程をとっているようです。 (QC工程表を見せて頂きました) ただ、この工程では除去できないようなんです よねぇ・・・ うん 処理時間でコントロール出来そうな 気がするのですが・・
黄銅に指紋がつくと変色します。変色は前処理でとれ るのですが、指紋のところがわずかに腐食しており、 その僅かな腐食が指紋として、めっき後にくっきりと 見えることがあります。 おっしゃる指紋が、どの程度腐食が進んでいるか、わ かりませんが、指紋あとを指摘するめっき工場は、そ れなりの見識を持った工場とおもいます。 指紋のあとは、意外としつこく、真鍮だけでなく、鉄 素材などでもおきます。 とくに、今のような梅雨時は、発注側とめっき工場の 間でトラブルの種となります。
お礼
回答ありがとうございました そうですね メッキ後にくっきり見えますw 指紋の跡が 弊社では 黄銅以外では銅・アルミを素材として いますが、他の素材に同程度の指紋がついていても 問題はないようです。 腐食の程度は、どの程度進むと処理工程で取れなくなるのかは、素人なので判断しかねます^^
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