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ワイヤー加工時の熱について
- ワイヤー加工時の熱についてお知りですか?加工時に発生する熱について説明します。
- ワイヤー加工時には被加工物に熱が発生します。金型や銅、りん青銅、真鍮などの材料に加え、メッキもされたものの加工もあります。
- ワイヤー加工のマシンはMI社製で、水の吹き掛けと浸漬のタイプがあります。加工時には適切な冷却が必要です。
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kakoさん、おはようございます。kinko-zです。 同じ加工機を持っていないので、一般的な考え方について述べたつもりですが、僕の字の打ち間違いでかえって混乱させました。ごめんなさい! >放電加工が終了したとき、加工物は厚くなっているでしょうか? 放電加工が終了したとき、加工物は熱くなっているでしょうか? が正しい表現です。 放電加工においては、一回の放電エネルギーが小さければ、当然発熱も小さく且つ局所的です。周囲への熱拡散や冷媒が十分に存在するので、放電による発熱は巨視的に見て材料に大きな歪みを加えるほどには達しないと考えて差し支えないと思います。 但し、放電加工面は特有の硬化層が表面に平成されます。これは放電による急激な温度の上下動による変質によるものです。従って、表面をミクロで見る限りにおいては、非常に大きな熱的影響を与えたとも言えます。 表面の硬化層は材質や放電条件によって異なってきます。それはkakoさんもよく経験しておられるのではないでしょうか。 もし私が問われたならば、お客さんがどの様な観点でその質問をされたかということが問題ですが、寸法制度や加工歪みなどを想定されていたなら「No」,表面の硬化層などの問題を気にしておられたのなら、「Yes、但し材質や加工条件によって影響部を小さくできる」と答えます。
すこし落ち着いて考えてみて下さい。 放電加工が終了したとき、加工物は厚くなっているでしょうか? 多分、全く熱くなっていないのではないでしょうか? ワイヤーカット放電加工では、水を吹きかけあるいは浸漬(油浸も同じ)しているので、それによって発生した熱を奪い取ってくれるのではありませんか? 発熱量は放電エネルギーの総和に等しいので、すぐ計算できます。 しかし、現実には、被加工物の熱伝導率が良いこと、水などの加工液によって常に冷却されていることにより、材料自身が発熱して困るようなことにはならないと思います。 被加工物の材質が異なれば、放電条件もそれに合わせて変えますよね。 放電電流を多くすれば総発熱量も大きくなりますが、結局の所、放熱の効率が極めて高いので、被削材が加熱されるには至らないと思います。
お礼
早速の回答、有難う御座います。 説明不足ですみません。 加工そのものに困っているとか問題があるとかではなく、製品を直接加工しているため、放電する時の熱が材料(製品)にどのように影響しているのかを知りたかったもので。
お礼
再度の回答、有難う御座います。 普段、あまり気にせずに加工していた事だったので参考になりました。