近接センサにおける渦電流方式と静電容量方式の違い

質問

金属を対象とした近接センサを選択する上で、渦電流方式と静電容量方式を比べたときに、どのようなポイントみて、選択するのでしょうか？
やはり、渦電流方式にくらべて静電容量方式はノイズに弱いと言うことがあげられるのでしょうか？
また、精度についての根本的な違いやその他の特性等の違いから判断するのでしょうか？

回答No.2

noname#230359

＞どのようなポイントみて、選択するのでしょうか

１）静電容量型は静電容量の変化を見ます。
渦電流の変化が出ない、紙・木・水などが対象です。
静電容量の変化を取るためにサイズがでかい。（小さな物は作れない）
種類が少ない。
価格が高い（量産効果が出ていません）。私が知る限り最安値は５０００円程度。
センサー表面に水、ごみがつくと誤動作する場合がある。
検出物体の背面にある物体の影響を受ける事がある。

２）渦電流型はセンサーコイルの前に金属を近付けることにより流れる渦電流を検知します。
回路が簡単なため価格が安い。（１０００円を切る物も出ています）
形状が小さい、種類が多い。
価格が安く、小さくて、水・ごみの影響を受け無い物を避けてわざわざ、高くて大きいくて誤動作するかも知れない商品は普通選ばないでしょう。

お礼

重ね重ね返答頂きありがとうございます。
理由がはっきりとわかりました。
大変参考になりました。

回答No.1

noname#230359

金属を対象とした場合一般的には過電流方を選びます。
静電容量は非金属検出が主です。

静電容量型を使うのは高誘電率物体、絶縁体

http://www.compoclub.com/story/sensor/sensor1.html

参考URL：

http://www.compoclub.com/story/sensor/sensor1.html

お礼

解説URLまで提示していただきありがとうございます。
もし、可能であるなら、金属を対象としたときに静電容量型を使わない理由をコメント頂けるとありがたいです。