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カムの位相角ズレの測定方法と高精度製造業者について
- 弊社では、同じリフトチャートを持つカムの位相角ズレを測定する方法を模索しています。
- また、高精度でカムを製造できる業者を紹介していただけると幸いです。
- カムの位相角ズレ測定方法や製造業者について、ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご教示いただけませんでしょうか?
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すいません、加工の方忘れてました。 カムシャフトは一体モノが普通です。旋盤でブランクを作った後、カム面のみをカム研削盤でえっちらおっちら加工します。リフト量が多い場合、カム部を一度クランク状に荒加工して、カム研仕上した事もあります。 ニアネットシェイプ素材であれば、カム面とジャーナル部の仕上だけで終了です。
±0.3°であれば、C軸付きのNC旋盤(旋盤である必要はないですが…)を使って下さい(最小設定値0.1°のもの)。そうすると測定が出来ます。刃物台にピックアップゲージを装着し、一個目のカムのピーク位置を拾い、C軸座標を記録。Z軸スライドを動かして、n個目のカムのピークも同様に測定し、C軸座標を記録。その差が位相角になります。
360度の分度器をカム端(駆動歯車等)に付け回しながら、上死点を分度器上にマーキングすれば位相ずれを測定出来ます。 組立時に測定及び調整であれば、カム端をVブロック等借り組でに寝かした状態で、下側に来る上死点と上側に来る上死点の位置にあらかじめダイヤルゲージ等を180度の位置に設置しておいて回しながら同じ位置で最大値になるように微調整して合わせてから本締め等を行えば位相を180度キッカリにする事は可能だと思います。 ご参考まで。
真円度測定器に載る位の大きさで、リフト量が真円度測定器検出器のストローク範囲内であれば、真円度測定器で測定できます。 物が大きければ、3次元測定器でカム上の測定点を増やしてやれば測定可能です。 インラインで測定する場合はJGCで専用測定器を作ってもらうのが手っ取り早いです。 カム加工はお近くの自動車部品製造外注工場で、カム研削盤を持っていれば何処でもできるでしょう。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 現在、3次元測定機により、測定はしているのですが・・・、3次元測定機ではなかなか難しいようです。理由としてリフト量が3mm程度しかなく、形状の一致の再現性が乏しいことと、図面指示では±0.3度と言う値で記載されていることです。また、カムは製造時より一体となっており特殊な方法で作っているようです(どんな方法かは分かりませんが・・・)。←どのような方法か分かれば教えて下さい。 以上、お手数ですがご協力頂ければ幸いです。
補足
わたしからの情報が十分でなくてすみません。 規格が±0.3度ですので分度器等では測定が困難です。 カム自体にも基準軸を示す物が十分でないので目で判断することは困難です。 難しい、世界ですね、基準がないと言うのは・・。。