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重度ASDで毎日通学経験ある方に質問

小二の重ASD+軽ADHDの子供がいます。 過集中があり、なかなか何事も手を付けたらやめられなく、みんなに合わせて切り替えて暮らすだけで四苦八苦しています。 説明しても、精神年齢的になのか、自分だけ違うことをするのが学校ではよくないと理解ができなく、何でも自己流になりがち、そして、担任からも見捨てられがちです。 本人はIQがかなり高いので論理的な算数などの勉強は今の学年のことは1分くらいあれば1時間分の授業内容を理解し、問題も解けてしまいますが、友達の発表を聞くのが退屈で、国語などは参加も危ういです。 学校では手作業ないと暇で離席してしまいます。 進学塾のテストを算数国語だけ受けたことありますが、満点かケアレスミスくらいの状況です。 ただ、とにかく社会性が低いのでトラブル多く、羽交い締めされて連れて行かれたり、叱られるため、叱られないようにすることができるように登校しているみたいなストレスフルな毎日です。 ご経験から、こんな感じでも登校し続けるメリットがあれば教えて頂きたいです。 デメリットも合わせてあれば教えてください。 不登校になる前に、週に1~2回通学➕ホームスクールやフリースクールにするかを悩んでいます。 通級は利用しており、カウンセリングも何年も通っていますが、信頼関係ない環境・人間関係では、学んだことはあまり活かされないようです。 情緒学級も学区にないため、行けません。 中学までには何とか精神年齢が上がり、受験させて、難易度高い学校での授業を楽しめるように育てられたらと思ってはいます。 上手くいく保証もありませんが、疎外感や自己否定で子供の心が壊れないかが本当に心配です。 アドバイスお願いします。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.3

こんにちは。 私自身、ASD、ADHDで、ひきこもり不登校等を経験いたしましたので回答させていただきました。 「過集中があり、なかなか何事も手を付けたらやめられなく、みんなに合わせて切り替えて暮らすだけで四苦八苦しています。」 本来は過集中であるがゆえに、将来成功できる分野がたくさんあるのです。しかしながら、日本の学校は集中を途中で止めるといった間違ったことをしているのです。藤井四段やGoogle, Amazon, Facebookの創業者を生み出したモンテッソーリ教育では、集中を止めたりすることはもってのほかです。いかに集中を生み出すかという教育法ですので。 「説明しても、精神年齢的になのか、自分だけ違うことをするのが学校ではよくないと理解ができなく、何でも自己流になりがち、そして、担任からも見捨てられがちです。」 海外では、他の子と違うことを喜びます。日本では人と同じことで安心します。自己流もできるから、将来独創的な人間になる可能性もあるのです。 「本人はIQがかなり高いので論理的な算数などの勉強は今の学年のことは1分くらいあれば1時間分の授業内容を理解し、問題も解けてしまいますが、友達の発表を聞くのが退屈で、国語などは参加も危ういです。」 算数の能力は極めて高いですね。大切に伸ばしていってあげて下さい。国語の勉強の仕方には工夫が必要です。 「学校では手作業ないと暇で離席してしまいます。」 これだけ能力が高ければ、授業がつまらないので離籍するのがうなずけます。そもそも席というのは、人間を固定してしまう道具であるという考え方が海外では100年前からあるのです。それがゆえに、フリーアドレスの席にしている学校が普通にあるのです。 「進学塾のテストを算数国語だけ受けたことありますが、満点かケアレスミスくらいの状況です。」 すばらしいですね。 「ただ、とにかく社会性が低いのでトラブル多く、羽交い締めされて連れて行かれたり、叱られるため、叱られないようにすることができるように登校しているみたいなストレスフルな毎日です。」 ストレスフルな毎日、私の経験からもよく理解させていただけます。ここをうまく乗り切ったときに、持っておられる能力が爆発し、優れた才能でストレスを難なく克服できるときがきます。そして、才能で自信満々になったときに、何でも自分はできるような気がしてきて、社会性も少しづつ上がってまいります。 「ご経験から、こんな感じでも登校し続けるメリットがあれば教えて頂きたいです。 デメリットも合わせてあれば教えてください。」 個別の能力を伸ばすことが苦手な日本の学校ではありますが、不登校の前兆が出るまでは登校をお勧めいたします。とかく能力の高い子どもは、好きな科目に偏りがちですので、体育、音楽や美術などもやって、先々バランスをうまくとる上では役立ちます。 「不登校になる前に、週に1~2回通学➕ホームスクールやフリースクールにするかを悩んでいます。」 不登校の前兆が出てきたら、週の登校回数を減らして、ホームスクールやフリースクール等もお勧めできます。ただし、私自身の経験からすると、体育の時間が減ると、脳の活性度が落ちてきますので注意が必要です。 小学校から義務教育の学校には1日も行かずに、トップ私立大学に進学した人も実際に知っています。 「中学までには何とか精神年齢が上がり、受験させて、難易度高い学校での授業を楽しめるように育てられたらと思ってはいます。」 才能を開花させてくれる難易度の高い学校がお勧めできます。数学1教科で受験できる難易度の高い学校もあります。 「上手くいく保証もありませんが、疎外感や自己否定で子供の心が壊れないかが本当に心配です。」 疎外感は注意が必要です。もしある期間孤独であれば、それをうまく埋められる集中できるものが重要です。例えば、得意な科目を小学校6年生まで終わらせて、中学の内容まで勉強してみる、といったことです。高校の内容まででもよいのです。こういったことで自己否定はなくなります。ある期間孤独でも、環境が変われば、以外なほど孤独でなくなります。長期のスパンで、ある期間は割り切って戦略で乗り切る、時期がきたら弱い面を少しづつ克服していくことです。決して焦らないことが重要です。

参考URL:
http://www.montessori-edu.co.jp
yuuyan0104
質問者

お礼

専門家、当事者の両面ある方からの回答ありがとうございます。 非常に参考になります。 この質問をした直後くらいから鬱傾向が出て、大好きな読書まで手がつかなくなり、塞いでしまっていたので、対応に追われておりました。 ようやく回復基調ですが、なかなか納得しての登校にはならなく、苦しんでいます。 一部の教科は教室にいますが、後は苦しんで安定しません。 美術は作品テーマの枠が緩ければ独創性ある面白い、賞をいただける物も作れますが、授業形式にははまれない、音楽は感覚過敏の影響なのか、1人じゃないとうるさいのが嫌、体育はやりたいこと以外は無理、初めてのことは失敗怖いから嫌みたいな感じで、学校に苦しんでいいます。 うまく寄り添う大人がいてくれたらやれることも増えますが、集団では叶わないことも多いです。 焦りたくないのですが心が壊れる前に何とかしないといけないのでは、と日々堂々巡りしています。 勉強は何とか精神状態良い時に今は興味ある物理や数学の一部を教えています。最近歴史にも興味を持ち本を手に取るようになりました。 やはり彼に協調と我慢の大切さを苦しませながら教えるしかできない学校が疎ましいです。 励ましていただいたコメントを参考にさせていただきながら、また子どもと頑張って行きたいと思っています。 アドバイスありがとうございました。

松代 信人(@sainou) プロフィール

◆注力分野:知能改善、普通学級へ進路開発 幼児の知能改善、発達障がいの早期予防、知的・発達障がい・学習障害の治療教育 ◆対応分野 学習能力開発、進路開発、受験うつ、ネット依存 メンタル支援(脅...

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