市販睡眠薬の効果や速効性について

質問

• 市販されている睡眠薬は効果や速効性が処方される睡眠薬と比べて弱い場合があります。
• 市販睡眠薬はすぐに眠れるわけではなく、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。
• 効果的な睡眠を得るためには、市販睡眠薬を適切に使用することが重要です。

回答No.3

kurione

単に眠らせる力では比べものになりません。市販品は睡眠改善剤。といっても鼻水止めやかゆみ止めの成分が入っており、風邪薬で眠気がくる作用と同じで本当の意味で改善剤ではありません。すぐ眠れるぐらいの成分が入っていれば、即製造中止、薬事法違反となります。メラトニンこそが真の改善剤と言えますが、覚醒と睡眠のリズムを正常化するもので、サプリとしてあります。処方薬にもありますが、急な眠気はあまりありません。それに対して処方薬は睡眠導入剤、睡眠維持薬、安定剤などが使われますが、GABA受容体という神経の伝達物質に作用して眠気を起こすので強力ですが依存等の副作用があります。近年オレキシン受容体拮抗薬という新しい概念のお薬がでました。これは睡眠に陥らせるではなく、早くに目を覚まさせる覚醒物質を妨害して眠る時間を長くしますが、寝入りには関係ありません。
風邪薬を用量オーバーで飲むとやばいように市販睡眠改善剤も飲み過ぎると救急車を呼ぶことになります。