歌謡曲の歌詞の意味

質問

水森かおりさんの歌謡曲「信濃路」の歌詞に中に次のくだりがあります。
『霧雨けむる善光寺 優しい眼差し その胸に抱かれて泣きたい』

この「優しい眼差し」は誰の眼差しなのでしょうか。
「誰」なのかによって、歌全体の意味に関わります。気になって仕方ありません。
仏像が最も妥当。でも、善光寺の御本尊は秘仏です。誰も目にすることはできない。

私の理解が浅いのかもしれません。皆さんはどの様に理解するのか教えてください。
水森かおりさんの歌は好きです。「五能線」等々。落ち着いて聴けるようにご教示お願いします。

回答No.2

morika2017

時々作詞作曲して弾き語りやったりしてます。(趣味です)。つたない経験で空想物語ですが、わたしなりの理解をお知らせします。ちなみに、アラフォーです。

　「優しい眼差し」とは誰の眼差しか、ということですが、

　わたしは、一番にある
『さだめに勝てない恋…』が、
キーワードじゃないかと思ってまして、
『さだめ』は、不倫とかじゃなくて、相手は求道者である僧侶様じゃないでしょうか。

　このお坊様は、一旦は道に迷って女性との恋に溺れかけたものの、目指すべき本来の方向性にいつか目覚めてしまい、彼自身、身を切られる思いに自ら耐え、泣きながら泣きながら寺へ戻ったのでした。

　そこで善光寺です。善光寺はなんでも無宗派なんだそうです。ですから、彼の宗派が何であれ、女性の恋した男僧の宗派は問われない。それでむしろ手を合わせて女性は仏の慈悲にすがる思いで一心に拝むうちに自分の世界に深く入り込んでしまって、恋の対象だった彼を切なく思い出しています。

　やがて思い出の中の優しい彼の目が、慈悲深い仏の眼差しに昇華して行って、渾然とイメージが重なり合い、慈悲深い仏でもある優しい眼差しである彼の胸に、もう一度抱かれ許されて泣きたい、と、許してもらいながら愛する男性に抱かれたいと、そんな女の夢想というか渇望というか、そんな感じではないかと。

　つまり、この眼差しは、優しい彼でもあり慈悲の許しを与えてくれる仏(思いの中にある空想の)でもあると、そんな風に勝手に思ってました。

　そんなわけですから、
『一緒に歩いて行けない』のも、
もっともだわねぇ、と納得ですし、
　二番の歌詞
『…糸を断ち切るための旅なのに』は、
ですから
→『抱かれて泣きたい』と、
意味的には続くのではないかとも思ってます。(*^-^*)

　妄想です(笑)。ご参考まで😅

お礼

ありがとうございました。
そう言う解釈もあるんだと納得しています。
歌詞の文言の裏側まで読まなくてはいけないと言うことですね。

回答No.1

kamejrou

こんばんは

ナツメロ大好きな私は歌詞を眺めておりまして
「🎵さだめに勝てない恋だもの」
共に歩いた信濃路を今メランコリックに思い出すのでしょうねえ

あの人と二人で来た懐かしい「善光寺」、
でもあの人はもう傍にはいない
思い出すのはあの人の私に見せてくれた優しい眼差しでしかない
忘れるための旅なのに思い出すのはあの人ばかり
悲しい女の信濃路一人旅
まことに素晴らしい歌詞ですね