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無調音楽の将来
無調音楽は今後もずっと作られていくと思いますか? また、数世紀後には、無調音楽から次の何かしらの次元の音楽が生まれると思いますか?
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これは「あくまで小生の個人の考え」ですよ。 「無調音楽」は「大筋では『続く』でしょう」ただ、どんな形で残っていくかは「わかりません」なにしろ「クラシック」は極端なこと云えば「古代ギリシャ」の時代からの伝統があるのです。それがそう簡単に「ポシャル」わけないのです。ですから先年亡くなったフランスのピエール・ブーレーズの衣鉢を継ぐ人、ショスタコーヴィチを敬愛て止まぬひとなんかもいるワケですよ。そう云った人が「どんな音楽を作るか」楽しみですね。ですから「オネゲルみたいなこと云わないで」下さいよ。
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- vietdistortion
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go_in_me さま 現代音楽の歴史を紐解くと、無調音楽は最後、セリー主義と呼ばれる技法にまでたどり着き、そこから新しいものは出てこなくなりました。セリー主義を超克するために、世界大戦後には電子音楽や「管理された偶然性」と呼ばれる、サイコロを振って音楽の進行を決める手法などが出てきます。ここまでは広く無調音楽で括っていいと思います。「別次元の音楽」と仰っていますが、60年代にはスティーブ・ライヒをはじめとするミニマル・ミュージックが西洋音楽の文脈から出てきています。これは今で言うテクノ・ミュージック的な反復構造と調声の復活を行ったことが画期的だったと言われています。ミニマル・ミュージック以降、前衛と呼ばれる概念は一部では残りましたが、マイケル・ナイマン、坂本龍一などを見て分かるように、多くは商業ポップスの世界へ足場を移しました。「すべてがポップにならざなくを得なくなった」時代です。更に時間は流れ、90年代後期、テクノやヒップホップなどのクラブ・ミュージックを通過して、無調音楽的なものを作る人たちがいたのを覚えています。 長く書きましたが、色々と音源(歴史)を掘ったら、質問者様が驚くような音楽に出会えると思います。
お礼
arigato
お礼
arigato
補足
個人的にはブーレーズやメシアンが継承された音楽が楽しみですね