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博士後期の研究指導教官、熱心な指導か人脈作りか?
- 大学院博士後期過程の学生の研究指導教官として、熱心な指導か人脈作りか、どちらが良いのでしょうか?研究指導に熱心ではないが、人脈作りに熱心な教官と、研究指導は熱心だが人脈作りには熱心でない教官の2種類があります。
- 教官1は学生の研究指導には熱心ではないが、人脈作りには熱心です。学生には知り合いを紹介してくれます。一方、教官2は学生の研究指導を熱心に行いますが、学生に対する要求は厳しく、怒ることもあります。人脈作りには熱心ではありません。
- どちらが良いかは人それぞれの意見に分かれると思いますが、学生の研究指導が重要な場合は教官2の方が適しているかもしれません。一方、将来の人脈形成が重要な場合は教官1の方が良いかもしれません。自身の研究目標や将来のキャリアプランに合わせて教官を選ぶことが大切です。
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私は当たり前ですが,2ですね。 研究の分野における人脈が欲しければ,教授などに紹介してもらってもあまり意味はありません。 あなたがこの3年間で研究を行い成果を上げ学会などで発表すれば,自ずといろいろな先生が話しかけてきてくれたり,メールをくれることだって有ります。論文を書けば世界的にあなたの名前は知られることになりますし,日本語の総説を書けば日本の学会で,総説を見たのですがとポスター発表や口頭発表のときなどのときに他の大学の学生さんなどもよってきてくれます。 一方,あなたに何もなく教授が教えてくれるコネや人脈など,あなたが友人の友人を紹介されて何百人も覚えてられないのと同じで,何の意味も持たないのが研究者と一般の起業家の大きな違いです。 研究者は顔と名前が一致するのではなく,研究と名前と顔が一致するのです。もちろん偉い先生でこちらも紹介されれば覚えようとはしますが,それはこの学生が期待されているのだな程度で,あなたに研究成果がなければ,紹介されただけでおしまいです。それは企業の研究分野とのつながりでも同じです。偉い先生から学生を紹介されたけど・・・・とつねに,その先生の学生Aというだけです。卒業してしまえば,もと学生さんのAとまで覚えてくれているひとが居ればラッキー程度ですね。一方ちゃんとした研究がなされていれば,あの先生のところで行われた研究はAさんの仕事だって。卒業したら,あの成果を出されたAさんですよね。という覚え方をされます。 研究の分野である程度時間を使うのであれば,2の先生に研究を教わり,その先生の研究室の卒業生です。と胸をはってでられる成果を上げてください。それが一番知名度を上げる近道です。結局それが学振などの奨学金や助成金などにも繋がります。 1の先生は人当たりもよく,最初のうちは気分がいいかもしれませんが,肝心の成果を上げられなければ,あなたに残る物は一つもありません。
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- 畑 茂夫(@Flareon)
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師匠と決めたら、命ぜられるままにけつの穴もなめるのが弟子だときいたことがあるな~。
お礼
ご回答ありがとうございました。
- yuklamho
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『大学院博士後期過程の学生の研究指導教官として、以下の2種類の教官のどちらが良いと思いますか?』 もし、これが試験問題とかで二者択一でどちらかを選ばなければならない(必ずどちらかが正解)というのなら2でしょうけれど。そうでなく現実の問題としてなら、どちらもよくないと思います。 1: 学生の研究指導に対して熱心ではない。人脈作りに熱心で学生に知り合いを紹介してくれる。 “人脈作りに熱心”は教官自身が自分の研究の幅を広げるためにやっているのならそれは良いことだと思います。それを学生とシェアーしてもいいけれど、学生の方にそれが有益かはよく判りません。 2: 学生の研究指導を熱心に行う。学生に対する要求は厳しく、怒ることもある。人脈作りに対して熱心ではない。 学生に対する要求が厳しいというのが指導熱心とも思わないし、“怒る”というのは2種類あって親や学校の先生が子供に怒るのはその子を正しい道に導こうという気持ちがあってのことですが、たいていの場合は、自分に迷惑をかけられたから“怒り(いかり)”で怒る(おこる)わけです。これを指導熱心とは言わないと思います。 学生の指導(教育)をするのは教官の職務の1つですが、中学校高校の教師と違って大学の教官の場合は、ましてや研究室での教官の場合は研究業績をあげることが最大の職務であり主たる評価対象です。大学院生は現場で研究の仕方(どうやったら一つのプロジェクトを論文としてまとめるか)を学ぶわけですから、学部の学生実習のように親切に教えてもらうのとは違って、実践の場の中で学んでいく、だから学術雑誌に論文を投稿して第3者に査読もしてもらうわけです。アクティビティーの高い研究室なら教官も“指導熱心”になる時間はないことが普通だと思います。逆に言えば、指導熱心”になれる時間があるということは本人の研究面の方がどうなのかな?と思います。そういう教官に厳しい要求をされたり怒鳴られながら“熱心に”指導されて、どんなことが学べるのだろうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 指導が厳しいことが指導熱心とは限らないという考え方や、指導熱心になる時間がないはず、という考え方は私にとって新鮮な考え方でした。
- imoriimori
- ベストアンサー率54% (309/570)
あなた次第、つまり何をもって良いとするか次第。 たとえば、 とりあえず楽をしたいとか自分の時間を持ちたい。→1. 力をつけたい。→2. 他にも尺度は色々ですね。 人脈作りは研究者としてやっていくには結構重要。しかし、「学生に知り合いを紹介してくれる。」ってどういう意味なんでしょう?雇用先の紹介、つまり博士課程修了後とりあえず飯が食えるかということ?そういうことだとすると、私の見てきた限り「学生の研究指導に対して熱心ではない」という教員は概して学生(院生)の先々の心配までしない印象ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「知り合いを紹介してくれる」とは、本当にそのままの意味で、学会などで他の研究者に紹介してくれるという意味です。就職先の面倒を見てくれるかという意味で言うと、1の人も2の人も見てくれません。 改めて考えると、他の研究者への自己アピールくらいは自分でできますね…
2. たぶん1は自分自身にたいした能力・業績もなく,人脈でいまの職についたと思われます。学界での信用もないでしょうから,あなたを他人に紹介しても,内心で「ばかな師弟だなあ」と思われるのがおち。救いがあるとすれば,あなたに他人をうならせる研究があり,「出藍の誉れ」と噂される場合。 しかし,2は自分と同等以上のものを弟子に求めるので,あなたが不勉強ないし無能ならつぶれるでしょう。 どっちにしろ,あなたが無能ならだめ。師匠では決まらないよ 笑。
お礼
ご回答ありがとうございます。 厳しいご意見ですがおっしゃる通りだと感じました。 なんにせよここまで来たのなら、自分で体系的に勉強できる能力が備わっているべきですよね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
なんだか不自由な大学院ですね。どちらも失格です。ただどこでメシを食うかで、日本国内なら1、世界が舞台なら2でしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 確かに日本はまだまだ年功序列で、コネの力も大きいですしね。
1です。 日本と言う国において「学校」「先生」と名の付くものは信用しない方がいいです。 いじめ自殺に、いじめ殺人、その都度平然と行われる事実の隠ぺい、 巨大組体操の問題にしてもそうですが、 日本と言う国において「学校」「先生」とは、こう言うものです。 日本と言う国においては「学校」「先生」と名の付くものとは、距離を取るべきです。 可能であれば必要最小限に留める事が理想です。
お礼
ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 非常に納得できるご意見でした。