• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:花の品種名を書いたタグを花屋は外しているのはなぜ)

花屋が花の品種名のタグを外す理由とは?

このQ&Aのポイント
  • 花屋で売られる花には、品種名が書かれたタグがついていることが多いです。しかし、特定の品種である「古都さくら」の場合、タグがついていないことがあります。
  • 古都さくら以外の品種では、店舗によっては品種名が明記されたままタグがついていない場合もあります。
  • 理由は明確ではありませんが、花屋で直接聞くことは難しいため、想像するしかありません。一部の店舗ではタグを外して陳列することで、花の雰囲気を重視しているのかもしれません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.1

元花屋に勤務していたものです。 市販の花についているラベルはいろんな形状のものがありますが、カラーの画像入り差し込みラベルのつけられている物の多くはお値段も他の品種よりも少し高めで「ブランド苗」と呼ばれることが多いです。例えばペチュニアでいえば栄養系の‘サフィニア’などがそうです。この中には登録品種されている物もあり、そういう類の品種で無断での増殖による譲渡や販売を禁じる事を知らせる為あえてつけられていることも。別段登録品種と書かれていないものなら増殖による譲渡や販売は問題ないです。 新しめな品種など生産者が他品種と差別化をはかって売りたい場合カラーの画像入り差し込みラベルを付けて売ることが多いです。今回の‘古都さくら’の場合は登録は出願もされていないようなので、おそらく他の類似品種との差別化をはかってのラベルなのでしょう。 ラベルと言うのは簡単なものほど単価は安くて1000枚単位での注文です。白く細長い差し込みラベルや、鉢花の枝に止めつけるリボン状で一部に粘着面のあるものは一枚の単価がとても安く印字すれば文字数分値段があがりますが、ラベルのサイズが大きく印刷のカラーが増え印刷面が複雑になるほど単価はかなり高くなります。 ‘古都さくら’の様な凝った印刷の大き目のラベルだとおそらく単価は高めで、それを業者に作ってもらえば結構なお値段。しかも最低の注文数が1000枚の事が多いです。 ここからは想像となりますが、苗の生産者は最初に大量にラベルを注文して作ってもらって最初のうちは市場に出荷したもののすべてにラベルを挿していたのが、途中から足りなくなりだし、でも新たにラベルを注文することが出来なくて途中から出荷するものの中の一部(出荷用のポットトレイに並べたうちのいくつかに品種名が解る程度につける)だけにつけたのではないでしょうか。市場では鉢が並べられているポットトレイ一つが商品1個と数えられますから。 ラベルについては登録品種じゃなければ誰が注文しないといけないという決まりもないので(別に義務付けられていないので)、もし生産者が品種の作出者と契約しているのなら作出者自身が自分の納得したデザインのラベルを作り生産者に渡している場合もあります。もしそうなら生産者はラベルが足りなくなっても自分では同じものが作れません。それで仕方なく残りを出荷するトレイ数に均等に振り分けたのでは。 市場では別段ラベルが付いているか居ないかは問題にしません。もしかすると生産者のところで作ったラベルであっても生産者が小規模ならその時期に予算的にラベルが注文できなかったとか、新しく注文したのが間に合わなかったという事情もあるかもしれません。 私の勤めていた花屋(地域が違い、お互い関係はない2店舗で働きました)では市場から仕入れてきた、同時に入荷した同じ品種なのにラベルが付いている物とついていないものがあったという事は全く経験がなく、すべてがついているかついていないかのどちらかでした。また、他品種はついていてもおかしくはないと思います。同じ生産者のところでどちらも生産されているのが確認できていても、前述の様にもし契約している品種作成者が違えばラベルの出どころも違いますし、確認できていないなら、片方の品種の生産者のところではラベルを切らすことのない様に大量に注文し出荷するものすべてにラベルを付けたのでしょうから。 最近は購入する方も品種を確認して買いたいという方は多いですが、品種名つきで売るかつけないで売るかは生産者の考え次第。それでも品種名が解る様に売れば品種名無しよりはいくらか数は売れるでしょう。それは生産者の考え次第で客に目を引かせ欲しいと思わせたければ目立つラベル、ある程度植物に詳しく植物自体を見ればある程度の事が解る人に買ってほしいと思うのなら飾り気のない簡単なラベルで充分と考える人も。中には市場のセリの時の呼び名に品種名を使えばいいやと考える人もいます。 私は大手有名種苗会社の植物に付いた画像付きラベルなら信用しますが、生産者の解らない植物のラベルは参考程度にしあまり信用はしておりません。 それというのも、私が好きで集めているある種類の花の苗ですが、作出者が外国の方でシリーズ名が商標登録されている品種たちなのに日本のある生産者によって増やされ売られているのですが、どうも外国の作出者と契約をしたり許可を貰ったりをしているわけでは無いらしく外国で一般向けに市販していた種子を日本に持ってきて育て増やした様です(インターネットで外国での種子販売を確認)その為に花色が外国の作出者のサイトで紹介されている色とは明らかに違っており(交配が繰り返され遺伝子が複雑なので種子から育てると違う花色が咲くことが多い)本当は花色が変われば特徴が違うので親株の品種名は名乗れないのに品種名を名乗らせています。植物名自体が故意か知らないのか違う呼び名に変えられていますし(日本にあまり馴染みのない植物なので他の品種との差別化を狙ってる?)品種名も英語表記の品種名が間違って訳されていたりカタカナ書きしたのを更に書き写したとき見間違って書いたと思われる品種名の一部に全く違う字が使われていたり(その言葉自体英語にはなく全く意味不明)がいくつか・・・。そういう誤字のままに画像付きのラベルを「生産者自身が作って」苗に差して大量に出荷していてホームセンターで毎年販売されているのです・・・。 日本では外国国内の法律を守らなくても罪にはなりませんが、外国では相手国に決まりが無くても守ってくれないと悪く思います。他の植物の場合ですが日本が新品種や珍しい品種を買い漁り作出者に断りなく日本でたくさん増やして売ったので、やりくちが汚いと非難され、その作出者の新品種が日本にはもう入らなくなってしまっています。一部の生産者の心無い行いのしわ寄せは購入者に跳ね返ります。なので外国の品種ならちゃんと作成者と契約するか許可をもらってちゃんとした名前に直して販売してもらいたいものですが・・・。私の好きな植物の生産者は後にその植物は実生で増やしてはいけないことをどこかから指摘されたらしく最近は「栄養系○○」と書いたラベルに変えましたが依然として本来とは違う色のまま栄養増殖しても何の意味もありませんし、品種名は今も間違ったまま・・・。 ラベルは他の商品でいえば見栄えを良くしている包装紙の様なものと考えておいた方が良いです。登録品種であることを知らせるためのラベル以外には、生産者が他の生産者とは差別化を図り自分のところで勝手に作って挿しているような信用がおけないものも中には存在します。ラベルはあくまでも参考程度のものと考えついていないからどうのではなく、品種名が解ればそれでよしとしてください。もし購入するものにラベルが無く売り場の棚にしか品種名が書いていないのなら、手帳や携帯電話などにメモしておくか売り場の人に撮影許可を貰って撮影しておけば購入月日も一緒に記録されます。その品種の詳細については検索してみてインターネット上の信用のおける種苗会社やサイトの方で確認すれば確実にラベルにかかれている以上の事がわかりますから。 もう一つの質問ですが、候補に挙げられている物の中でいえばプリムラが好きですが選ぶ基準と理由が違います。 私はプリムラでもポリアンサやジュリアンの園芸品種にはあまり興味がありません。年々珍しい花が出てきてバリエーションは豊富になりましたが、花の見栄えばかりを気にして交配して、生き残るかは気にされていないので性質がとても弱いです。ほぼ「咲き捨て」目的生産と考えても良いかと。生き残りやすいのだと毎年たくさん売ることが出来ませんから。 好きなのはプリムラの古い品種や原種のもの。 私の住むのは北海道で、マラコイデス以外の原種なら日本で入手可能なもののほとんどが庭植えで定着し毎年咲いてくれます。ポリアンサやジュリアンが作られたときの交配親である原種が揃い、他の種類の原種もあります。 また、園芸種であっても昔からある外国品種だと生き残っている物も多いです。最近ではそれらが自然交配し生えたと思われる株が育ち今年初花を咲かせました。市販の物で綺麗なものを集めるのはきりがなく、その中で生き残ってくれるものは僅か。でも自分のところでできた花色のは他所には無いオリジナルで、中には結構有望な特徴のものも出てきます。それに市販物に多い人工交配で作られたものでなく自然にできて生き残った物なので、とにかく丈夫で枯れる心配がありません。 植物の中には、少し苦手としている環境でも種子から育ち種子で何代か代替わりするうちにその環境に強くなる性質のものもあります。また世代を繰り返すうちに他の花色が出たり他にない特徴の出てくるサプライズ的な嬉しさもあります。 自然交配は、あくまでも自然任せなので誰でも必ずできると保証されているものではないのですが運よく生えてきて花が咲いてくれて、それが思いもしないほど綺麗なものだったなら(あまり綺麗じゃないのも出ることもありますが)種子でならその花の実生株で同じ特徴を持つものだけを選別、栄養増殖できるものなら挿し木や株分けなどで増やしていくと更に実生からまた新たな花色も出たり・・・となかなか面白いものですよ。

noname#224887
質問者

お礼

とても詳しく専門的なお答えありがとうございます。 知識が増え嬉しいです。

その他の回答 (1)

回答No.2

はじめまして♪ 『花の品種名を書いたタグを花屋は外しているのはなぜ 』 小売店でわざわざ「外す」という事は、ほぼ有り得ません。寄せ鉢や寄せ植えにする場合なら、取り外す事も在りますが。。。。 基本的には「生産農家」が「付ける」か「付けない」か。というダケ。 種苗メーカーから種や苗を購入し、ラベルも別途購入。 市場価格が高く成る「良い出来」の物にはラベルをつけて、より付加価値を高めます。 農家によって、ラベルを購入するコストを省く場合も在って、そういう場合はどんなに出来が良くても「ラベル無し」という結果になるんです。 また、種苗メーカーから購入した種や種芋やプラグ苗などの全てが「良い出来」に成長してくれません。このためラベルは少なめに準備するのが一般的で、同じ農家でもラベルが無くなったら付けないというケースも在りますし、流通単位のケース内、半分とか一列だけラベルをつけて、という出荷者も居ます。 この他に、産地として独自のラベルを造る場合も在ります、これも同じ物を造る生産者同士で予算等から製造数と配分数などを決めていたりしますので、無くなる事だって多々在ります。 私の近所にはシクラメンを造っている人が3人居て、その人達独自のラベルも採用しています。特に良く出来た物には、ラベルが3種も付けられて出荷するので、繁忙期には結構なパートさんを頼むんだそうですよぉ。 (ラベル代金以外にも、数が多いとこういう人件費というコストも大きいとの事です。) あ、そうそう。シクラメンを造っている人達も、パンジー/ビオラも結構な量を出荷していますが、特別な有名品種じゃなく、育てやすいリーズナブルなタイプで、こちらにはラベル付けナシだそうです。 何が好きか? こちらは ノーコメントとさせて頂きます(汗)

noname#224887
質問者

お礼

>小売店でわざわざ「外す」という事は、ほぼ有り得ません。 小売り店でわざわざ外すことないと思うのです。 通常タグがついている場合はすべてのポットについていますし、 タグがない場合はすべてのポットについていません。 「古都さくら」だけは何故か、タグがついていたりついていなかったりします。

関連するQ&A