はじめまして♪
「ドレミファソラシド」って言えば、なんか中途半端な「ラ」
日本語表記では「はにほへといろは」アルファベット表記では「CDEFGABC」という音階です。
さて、「ラ」の音って、日本語やアルファベットだと、どの文字に成るでしょう?
そうなんです。「いろはにほへと、、、」の「い」。「ABCDE,,,」の「A」。
だから、「これが起点」となるんです。
ただ、各楽器やパートごとで、基音となる音程が違う場合も在るので、「ラ」のA音からスタートし、基音として応用し、違う範囲の楽器群にチュニングを伝えて行きますので、最初のオーボエ「A」音の後に違う音程の音を出す楽器でチューニングを進めるという全体像に成るのです。
なお、その場でチューニング変更が行ないにくい楽器が基準と成ります。
大編成の場合はオーボエ、ピアノ参加の場合はピアノを起点とし、各楽器のチューニングを揃えて行きます。
最近のポップス環境ではキーボードが基準と成りますし、ピアノのように人間の感性領域でチューニングが無いため、電子機器での測定値によるチューニングが一般化しています。
EギターやEベース等ですと、スマホの様な機器を使ってそれぞれの開放弦で画面に出た数字だけで合わせている人の方が多く成っています。
オーケストラの場合は、その場の温度や湿度による変化や、全体のハーモニクスをそれぞれ熟練演奏者が単なる測定値では無く「高度な感性領域」で合わせ込みますので、本番直前、非常に長い時間の演奏などではたまに中間の休止時に、、という場面を目にする事が出来やすいのです。
「ド」の音が基準に成る(できる)楽器って、かなり少ないのです。
オーボエか、ピアノやハープくらいかな?
近年はトランペットもC管が多く成っていますが、本来はB♭管ですし、、
なお、管楽器の場合、基音が違うと「ドレミファ。。。」は全部違う音程に成ります。
楽譜もそういうのに合わせた書き方に成って居ます。
C管のトランペットであれば、「A」は「ラ」です。しかしB♭管のトランペットやトロンボーンやチューバだと、「シ」と読み替えられます。E♭管やF管などの管楽器にとっては、楽器ごとの「どれみふぁ。。。」と、実音のABCD、、別物ですからね。
結果的に、「A」で合わせ、その後の弦系列や倍音系列で、整合性が整う原点として、「A」その後西洋音楽を受け入れた時代の日本語でも「いろはの『い』」に成ったのでしょう。
弦楽器類では開放弦の音程として「C」は無いので、チューニング基準に出来ません、C管の管楽器以外も、同じようにムリ。各楽器の状況と倍音列のハーモニクス計数を考えますと、オーケストラや吹奏楽では「A」の、C調音階では「ラ」になる音を基準としているんです。
「どれみふぁ。。。」は、どの音を「ド」にするかで違うんですよぉ。
お礼
詳しくご教示頂き 有難うございました。