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山紫陽花の株がまだらに黄色く変色してしまう理由と対策
- 紫陽花の株がまだらに黄色く変色する理由としては、モザイク病が考えられます。
- 植えた場所や環境に問題がない場合でも、モザイク病に感染することがあります。
- せっかく植えた山紫陽花の株が変色してしまった場合は、早めに対策を行う必要があります。
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造園屋ですが、手に持たれている部分はモザイク病で間違いないと 思います。モザイク病とはアブラムシの発生が原因で、アブラムシ が媒介するウイルスによって起こる病気です。この病気が発生する と、九分九厘助かりません。通常は株ごと抜いて処分するしかあり ません。末期状態では効果がある薬剤は無いからです。 ただ手に持たれている以外の枝は元気そうですから、とりあえずは アブラムシ対策としてオルトラン液剤、スミチオン乳剤、マラソン 乳剤等のアブラムシに有効な薬剤を噴霧されて見て下さい。 日当たり状態は悪くないと思います。午前中に光線が当たり午後か らは日陰になる事を半日陰と言います。現在の場所は半日蔭のよう ですから、植え場所に関しては問題ないですね。また植付け時期も 3~4月が適期ですので、これも問題ありません。 週2くらいで雨が降ると言われますが、今頃の時期では大丈夫です が、夏場は雨が降らない日が長く続きますので、雨が降る日を待っ ていては水切れになります。夏場は朝夕は水遣りが必要になる事も ある事を覚えて下さい。 今回は肥料は不要ですが、来年の1~2月の間に1回だけ肥料を与 えて下さい。油粕と粒状化成肥料を同量混ぜた物を、1株当り一握 り株から離れた位置に施します。それ以外の時期は何があっても与 えてはいけません。1~2月に肥料を施す事を寒肥と言います。 肥料は植物にとっては不可欠で、不足すると生育が悪くなったり、 病害虫に対して抵抗力が無くなります。だから決められた時期には 決められた量の肥料を施す必要があると言う事です。 アジサイの場合は剪定にコツがあります。花が咲き終えたら、花殻 から数えて2~3節目の直ぐ上で切ります。そうすれば切り口から 来年の花芽や葉芽が出来ます。もし適当な位置で切ると花芽を切っ てしまう事があるので、来年は開花せず2年後になります。 剪定は花が咲き終えたら直ぐに行います。
お礼
プロの方からのお返事、大変感謝いたします! やっぱりモザイク病なんですね・・ 黄色い部分以外は写真では綺麗に見えますが、実際は株全体が黄色い斑点に覆われていて、もうダメかと思います。ほんとに悲しいです・・ 今日帰って見てみたら全体的に萎れてしまっていました。 隣にも大きめの紫陽花の株があるので、早く抜いてしまった方がいいですよね。 ご丁寧に紫陽花の育て方を教えてくださり、ありがとうございました。 綺麗な花を咲かせられるようもう一度頑張りたいと思います。