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草枕
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質問者が選んだベストアンサー
文の構成的に「うまいなぁ」と思います。例をいくつか挙げて、最後に結論(「兎角この世は住みにくい」)と帰納法で持っていく手法です。読み手は「ふむふむ」と納得せざるを得ないような文章構成になっています。 理屈を言って反論されたり、お金を貸して返してくれない話はドラマや伝聞でよく聞くので納得してしまいますが、実体験では少ないものです。 知恵を働かして物事を理詰めに解決しても、必ずしも角が立つわけではありませんし、同情しながらも自分の立場をしっかり保ち解決策を提案することは充分に可能です。(このサイトでも例は幾つもあるでしょう) 「兎角このは住み難い」から逆算してありそうな事例を挙げているというレトリックがうまいなあと思ってしまいます。 ・・・と「知に働いて」、回答してみましたが、角は立ちましたか? それが答えの一部です。
その他の回答 (1)
読んだのは最近ではありませんが、強い説得力を感じました。 つまり、現代にも通じています。しかし、これらは理屈に過ぎません。 自分はそれにつづく「とかくに人の世は住み難い」のほうに実感があります。
お礼
回答ありがとうございました。 住み難い… 100年以上前に生きていた人も同じことを思うんですね。 どの時代に生まれても苦悩がない人なんていないんですかね。
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