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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:新撰組の旗はいく・・・)

新撰組の旗はいく

eroero4649の回答

  • eroero4649
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回答No.5

私は史実の新撰組像から入っていて、その後に「燃えよ剣」を読んだので、「なんだこりゃ。ウソばっかりじゃないか」って思ってしまいました。司馬遼太郎さんは時々色をつけることがあり、小説である以上それは作家の自由だとは思いますが、資料を丹念に集めることで知られた司馬さんなら事実の土方歳三を知っているはずで、それでいながらああいう土方像を描いたのは私には「捏造」にしか思えなくて、以来司馬作品そのものを割り引くようになりましたし、私は司馬さんは「歴史風作家」と認識しています。特に生前の司馬さんの九七式中戦車批判は「チハ(九七式中戦車)はダメダメ戦車」のイメージを作りましたが、司馬さんは戦車兵だったのにあの批判はちょっと違うとしか思えませんが、それはちょっと今回のテーマではないので割愛。 さて、そんな土方歳三さんですが、私は世間一般とは違うイメージを持っています。新撰組時代に実家に「面白いものを送る」と手紙を書き、しばらくたったら送られてきたのは京都の芸妓からのラブレターの山。それを見た土方家の人たちは「歳三さんらしいや」といって笑ったというのですから、ユーモア精神があるというかチャラ男な一面も大いにあったと思います。 特に興味深いのは、新撰組崩壊後のキャラチェンジというか、戦士が騎士にジョブチェンジしたような変わりようです。 鳥羽伏見で「槍や刀じゃ鉄砲に敵わない」と知った歳三さんは、関東に戻り千葉で近藤勇との合流を目指しますが、近藤は捉えられ処刑されます。その後兵を率いて宇都宮などを転戦するのですが、槍などの古い戦い方は集団戦法、一方の鉄砲の戦い方は散兵戦術というまったく異なる戦法なのですが、一体いつどこで歳三さんは散兵戦術を学んだのか、近代戦術をみるみるうちに自家薬籠中の物にしていきます。函館戦争の頃には、無敵の野戦指揮官となっていました。 そんな歳三さんの晩年の有名な写真がありますが、あのときの歳三さんは髷を切りざんばら髪にどこで手に入れたのか洋装に乗馬用ブーツという出で立ちです。まーそのお姿は今見てもイケてるほどかっこよく、ていうか思うんですよ、「アンタ、武士になりたかったんじゃないの!?」って・笑。だから思うのですけれど、歳三さんはいわゆる保守派ではなく、相当柔軟な思考ができる人だったんじゃないかなって。そんな歳三さんが生きて日清・日露の大戦で一軍を率いていたらどんな活躍をしたのだろうかとも思いますが、函館で斃れたからこそ彼はヒーローとして名を残したのでしょうね。古今東西、英雄物語というのは「超人的な活躍と、悲劇的な死」がお約束となっています。 あと新撰組では、爺さんになった長倉新八が映画館でチンピラに絡まれるもひと睨みするとチンピラが退散したって話が好きですね。カックィー。

kamejrou
質問者

お礼

こんにちはeroeroさん。 >何だこれは嘘ばっかりじゃないか・・・・ ただねぇ、eroeroさんそれを言ってしまっては小説にならないでしょう。 歴史には色々な側面がある・・・・そこに作家と言う眼の歴史観が入る・・・・。 そのようなことは歴史好きのあなたなら先刻承知のはずでしょうが! 司馬さんの土方を捏造と言われる? はて?我々は何を根拠に司馬さんの土方を捏造と言えるのでしょう? 司馬さんを「歴史風作家」と評価されるのはあなたの自由です・・・・。 ではそれを証明するに足りる史料をeroeroさんはお持ちなのだろうか? 例えばこう言う例がありますね・・・・ 山岡壮八さんの「徳川家康」、素晴らしい人間に描かれている・・・・ eroeroさんは信用しますか? 歴史とは実に多面的なもので後世の我々が軽々と判断する事を許さない。 でしょうね・・・・土方と言う人は柔軟な考えの出来る人でしたでしょうか? 私も同感です・・・・。 日清、日露の大戦で? 歴史にもし?はないのでしょうが「喧嘩屋 土方歳三」、生あらばどうなったか? 私は見てもみたかった・・・・。 永倉新八さんの話しは「新撰組顛末記」ですね・・・・ 私もこれは好きな話です。 死線の下をくぐった人間の迫力なのでしょう。 eroeroさんは余計な事を言わずとも話が通じて楽で良い・・・・。 またお話しましょう。 ありがとうございました。 PS 今回はeroeroさんの回答をBAに選ぶことにはならないでしょう。 順繰りにしております・・・・ 申しわけありません。

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