• 締切済み

連立不等式の解き方

連立不等式は、連立方程式のように加減法・代入法では解けません… それはわかるのですが、なんで解けないのか納得のいく答えってあるのでしょうか? 今自分が思う答えは、それじゃぁ解けないから解けないって感じで、そりゃそうなんだけど…なんか。 ちゃんとした理由があれば知りたいです。 そもそも連立方程式の解き方ありきで連立不等式を考えるのがナンセンスなのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

みんなの回答

noname#223095
noname#223095
回答No.3

お礼を拝見しました. >不等式の場合はマイナスを掛けた時に不等号の向きが逆になるからでしたか? いいところに気づきましたね.はい,そういう場合もあります.しかし,a, b, c, d, k, lがすべて正の数とした場合でも,     (1)’かつ(2)’がともに成り立つからといって,(3)’,(4)’が共に成り立つ とは限りません.つまり,(1)’かつ(2)’がともに成り立つが,(3)’,(4)’が共には成り立つとは限らない例をいくらでも作ることができます.例えば,今     a=1, b=2, c=3, d= 5 とすれば,(1)’,(2)’すなわち,a<c, b<dがともに成り立っています.このとき,k=1, l=2に選ぶと,     ka‐lc = 1・1‐2・3 = ‐5 となります.一方,     kb‐ld = 1・2 ‐2・5 = ‐8 となるので,(4)’が成り立たないのですね. このように,等式の場合は成り立ったようなことが,不等式では成り立たない場合がいろいろ出てくるのです.同様に, (3)’,(4)’が共に成り立つからと言って,(1)’,(2)’が共に成り立つとは限らない例をつくることができます. 以上,参考になりましたら.

nch45367
質問者

補足

回答ありがとうございました。 反例がたくさんあるのですね! 頭の中、少しスッキリしました。ありがとうございました!

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.2

一番簡単な例は、1<x<4 かつ 2<x<3 みたいな「範囲の幅が違う」ときに、足し引きとかすると、(1+2)<(x+x)<(4+3) って正しいのだけど、「範囲が広がりすぎ」で元の範囲に収まる保証がなくなるのです。つまり、逆がなりたたなくなるのです。(x=1.6 もOKになっちゃってる)

noname#223095
noname#223095
回答No.1

ちゃんとした理由はありますが,失礼ながら,それを説明しても理解してもらえないかもしれないですね.一応,説明を試みてみますが・・・. 連立方程式が加減法で解けるという根拠には,等式の場合はそもそも次の同値関係が成立するからです. k,lをいずれも0でない値とするとき,     a=b・・・(1) かつ c=d・・・(2) が成り立てば,     ka+lc=kb+ld・・・(3)かつka‐lc=kb‐ld・・・(4) が成り立つことが納得されると思うのですが,実はこの逆,即ち,(3)と(4)が共に成り立てば,(1)と(2)が共に成り立つことも示すことができます.これが,連立方程式が加減法で解くことのできる根拠です.もし,興味があれば,(1),(2)を仮定して(3),(4)を導き,同様に,(3),(4)を仮定して(1),(2)を導いてみて下さい.どうしても,分からないときはおっしゃって下さい. 一方,不等式になるとこのような話は通用しなくなります.すなわち, k,lをいずれも0でない値とするとき,      a<b・・・(1)’かつc<d・・・(2)’ が成り立てば,     ka+lc<kb+ld・・・(3)’かつka‐lc<kb‐ld・・・(4)’ 成り立つかと言えば,必ずしも成り立たなくなります.逆も同様です.(3)’,(4)’が成り立つからと言って,(1)’,(2)’が成り立つとは限りません.もし興味があれば,成り立たない例(反例)を上げてみて下さい.そして,このことが,等式と不等式の決定的違いであり,連立不等式を加減法で解くことができない根拠になっています. 以上の話は,ちょっと難しいかも知れませんね・・・.

nch45367
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そういえばこんな証明したことある…うっすらと記憶がよみがえってきました。 不等式の場合はマイナスを掛けた時に不等号の向きが逆になるからでしたか?

関連するQ&A

  • 連立方程式について

    連立方程式について 連立方程式を解く際、式に番号をつけたり、(1)×2とか、(2)を(1)に代入とか説明を書いた形で習いました。 テストではなるべく効率よく速く解きたいのですが、そういった説明を省いては減点されるでしょうか。 加減法・代入法のやり方は理解できていて、答えもたいていは合っているのですが・・・。

  • 連立不等式ってどんなのでしたっけ?

    中学生ぐらいの問題だと思うのですが頭が固くなっていて、すっかり忘れてしまいました。答は解っているのですが、解き方を教えてください。問題は全部で3問です。宜しくお願いします。 質問1 x+3>2 -2X≦8 上記の連立不等式の解き方を教えてください。 答は X>-1 なのですが… 質問2 2次方程式 X2(Xの2乗のつもり)+ax-30=0の1つの解が5であるとき、もう1つの解を求めてください。           答は -6 なのですが… 質問3 4%の食塩水120gに水を加えて3%の濃度にするとき、加える水は何gですか。                       答は 40g なのですが…

  • 連立方程式 加減法について

    連立方程式 加減法について ぼくは、今2年生でこの前、数学で連立方程式を習ったところです。 そこで僕は疑問に思いました。 代入法は、意味がわかるけれど、加減法は、なぜ2式を加減して解を求めることができるのでしょうか? やり方はわかるけれど、なぜその方法でできるのだろうと思いました。 わかる人は教えてください。 よろしくお願いします。

  • 連立方程式について

    連立方程式の解法っていろいろありますよね。 加減法、代入法、行列を用いた掃きだし法以外でしゅうれん法(?)っていうのを聞いたんですが、どなたかこの解法について知っている方いらっしゃいましたら回答お願いします。

  • 連立方程式の作り方

    連立方程式の加減と代入は覚えたんですが、連立方程式の作り方or過程がわかりません 下記の情報があればどう作りますか? x+y=31 x+10*3/4+2=y+10 方程式はそのままに、最初に下をx+5*3+1=y+10にすると思いました x+16=y+10 x=y-6 けど上手く行きませんね… どうしたら良いでしょう? お答え願います

  • 連立不等式の表す領域で、1次式の最大値・最小値を求めよ

    連立不等式の表す領域で、1次式の最大値・最小値を求めよ 連立不等式 ・(x-2)<2>+y<2>=<4 ※<2>は二乗 ・x-y=<2 1次式 ・x+√3y 最小値の方は出ました。最大値の方をお願いします。 (x-2)<2>+y<2>=4とx+√3yの連立方程式を解いて 2x<2>-6x-kx=0 判別式を用いたところ D=k<2>+12k+36=0 k=-6となってしまいました。 答えは(3,√3)を通るときK=6でした。

  • 非線形連立不等式

    y+tanx=5 (100-y)sinx=11.43 上記の連立方程式を解きたいのですが どのようにしたらいいのかご存知のかたいませんか。 ニュートン・ラフソン法を用いて出そうと試みたのですが 勉強不足のためか答えが出せなくて・・・。 簡略した解き方・回答をお願い致します。

  • この連立方程式を解くには

    2x-7y=1 3(x-y)-y=-5 中学生2年生の連立方程式です。解き方が解らないでよろしくお願いします。できれば加減法と代入法の両方の解き方が知りたいです。

  • 連立方程式について質問

    以下の連立方程式の文章題について質問です。 問題文:1個80円のパンと、1個120円のジュースを、合わせて13個買ったら、 1240円だった。パンとジュースを、それぞれ何個買ったか? 質問:解き方や連立方程式の解は正しいですか? また、以下の解法よりスマートなものがあれば、ご教示ください。 1:連立方程式を立てると以下のようになる。 x + y = 13・・(1) 80 x+120 y=1240・・(2) 2:(1)の式について、等式変形をして、xについて解く。(この「等式変形をして」って表現は適切ですか?お答え頂けましたら幸いです。) x+y-y=13-y x=13-y 3:x=13-yを(2)の式に代入 80 (13-y)+120 y=1240 1040-80y+120y=1240 -80y+120y=1240-1040 40y=200 y=5 4:y=5を(1)の式に代入 x+5=13 x=8 5:連立方程式の解 (x,y)=(8,5)

  • 連立方程式 代入法の原理 加減法の原理

    連立方程式について質問です。 「本質の研究」という参考書を使用していますが、連立方程式の項目にある「代入法の基本原理」「加減法の基本原理」というものがよくわかりません。 代入法の原理についてインターネットで調べてみたのですが、下のような説明で、やはり途中からわからなくなってしまいました。 y=x(1)かつx^2+y^2=8(2) (1)を(2)に代入 x=±2(3) (3)を(2)に代入 (2,±2)(-2,±2) これは図でわかるように間違い (1)を(2)に代入して出てきた(3)は代入した(1)と組んで同値だからです (2,±2)(-2,±2)という答えが間違っていることは、グラフを見れば分かるのですが、最後の行で説明していることがわかりませんでした。 「代入法の基本原理」「加減法の基本原理」について、できるだけ詳しく説明していただきたいです。 よろしくお願いします。