専門家と言っても医師ではありません。
髪の毛の専門家,理容師です。
まず,先に,No.1のmemokoさんが書かれた中で,memokoさんの妹さんの同僚の話ですが,その方は,自己免疫疾患による円形脱毛症ではないかと思われます。
その引き金になったのが,染毛剤だと考えられます。
もし,そうでしたら,染毛剤によるアレルギー反応ではないことになります。
とは言え,まぁ,何回も何回も頭皮まで塗ってしまっている状態を続けていれば,いつかは起きてしまうことかもしれないように感じられますね。
でも,この場合もアレルギー反応とは違うように感じますよ。
さて,質問の回答ですが,ヘアカラー剤にはブリーチ成分が含まれています。
このブリーチ成分は,髪の毛の表面を覆っている硬いキューティクルをひん曲げて開かせるものです。
硬いキューティクルをひん曲げてしまうのですから,頭皮の角質なんかだと,簡単にめくれてしまうと想像するのは容易いことでしょう。
角質がめくれてしまえば,ヒリヒリするのも当たり前です。
痒みを覚えるのも,また,当たり前の話なんですよ。
といっても,安心してはいけません。
だって,角質がめくれているのですからね。
角質がめくれれば,染毛剤の成分が肌の中まで浸透しやすくなりますし,また,その部分では肌の免疫力がかなり低下してしまうのです。
つまり,良いことではないと言うことですよ。
不思議に思っていることなのですが,ヘアカラーはご自分でしたのでしょうか?
それとも,理容店や美容店などでやってもらったのでしょうか?
パッチテストをしているということを考えると,理容店や美容店などでやってもらったように感じるのですが,「染めてる時は少しヒリヒリしました」ということは,自分で染めたようにも感じます。
もし,理容店や美容店などでやってもらったときの話でしたら,もしかしたら,ヘアカラー剤をつけすぎたのかもしれませんね。
まぁ,どちらにしても,染毛剤を頭皮までつけてしまうのは,御法度です。
理容店や美容店で染める場合は,頭皮までつけないように注意しながら作業してくれる「理容師,または,美容師」にお願いするようにしてください。
自分で染める場合は,生え際などのように髪の毛の根元まで見えている部分以外については,根元から0.5~1cmくらいの部分には塗らないようにしてください。
髪の毛の根元まで見えている部分については,出来るだけ薄いクシを肌にピッタリくっつけて,ガードの役割をさせるようにして,少量ずつ髪の毛に塗るようにしてください。
また,市販品の中には,液状のものもありますが,これは,出来る限り使用を避けるようにした方が良いでしょう。
また,二度手間になりますが,ブリーチをして,その後,「カラーリング」するようにしてみるのも一つの手ですよ。
ブリーチ剤ですと,たぶん,少なくとも理容店や美容店などで使用するものには,液状になっているものは少ないと思われますし,また,カラーリング剤にはブリーチ成分が含まれていませんので・・・。
あっ,一応,断っておきますが,この「カラーリング」とは,染毛することを意味するように使用するのは間違いで,正しくは,カラーリングという染毛技術を指す言葉です。
お礼
ありがとうございました。さすがに詳しいですね。 痒くなったりヒリヒリするのは当たり前ということはパッチテストで少し痒くなるのも当たり前、つまり染めても大丈夫ということなんでしょうか?だとしたら嬉しいんですが・・・ 僕は自分で染めています。もちろんパッチテストも自分です。頭皮に付けないようにするのは難しそうなので適当にやった気がします。染めるときにくし型のものを使いますよね?あれを髪に入れすぎないようにするという感覚でいいのでしょうか? あと、液状のものじゃないものなんてあるんですか?ちなみに僕が使っているのはメンズビューティーンです。あれは液状というよりクリーム状・・・ですよね?