• ベストアンサー

「風と共に去りぬ」のラストのセリフについて

「風と共に去りぬ」のスカーレットのラストのセリフについて教えてください。 "Tomorrow is another day" の日本語の訳を教えていただいたり調べたりして いるのですがこれは日本では訳がいろいろ考察さ れていますが本国では特に話題になってないので しょうから「違和感ないセリフ」なのだと思うの です。国内での訳についてや本国での解釈につい てヒントなどあれば教えてください。 参考 補足現在、映画やDVDで使われているのは以下のようです ・明日は明日の風が吹く(一番古い、映画の訳) ・明日に望みを託して(現在の映画の新訳) ・明日は必ず来るのだから(一部のDVD)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

これは500年以上前から人口に膾炙している古いことわざです。 だからもし可能であれば、日本語でもことわざにできればそれに越したことはないのですが。 このことわざの意味は、辞書的に言えば、 Oxford after a bad experience to express one’s belief that the future will be better 例文: There’s always hope because tomorrow is another day. Who knows, tomorrow is another day and you never know what is going to come in the door. Take each day as it comes and at the end of the day, if things still aren't done, remember that tomorrow is another day. This is just a phase, it will pass, now get some rest, tomorrow is another day! McGraw-Hill Dictionary of American Idioms and Phrasal Verbs Things may improve tomorrow; tomorrow you will have a chance to solve the problems that are upsetting you today. (Often used to encourage someone to relax and wait until tomorrow to do or worry about something.) 例文: Child: This math homework is horrible! I can't do it! Mother: Put it away for tonight and go to bed. You'll be able to think more clearly when you've had some sleep, and tomorrow is another day. The American Heritage Dictionary of Idioms One may not accomplish everything today but will have another chance. This comforting maxim was first put as Tomorrow is a new day about 1520, was widely repeated, and changed to its present form in the mid-1800s. 例文: We've stuffed hundreds of envelopes and still aren't done, but tomorrow is another day. まあ要するに、 今日は大変だったかもしれない。 やるべき仕事も終わらなかったかもしれない。 しかし、明日になればうまくいくだろう。 明日は全てが解決するだろう。 今日はもうあきらめて、明日を待とう。 根拠はないけど、きっとうまくいくよ、というような、そういう慰めというか、元気づけるための古くからあることわざです。 Take it easy. に近いかもしれない。 また、この台詞の前にある after all というのも、「いろいろあるけど、やっぱり」というようなニュアンスです。 そういう意味では、「明日は明日の風が吹く」というのは、結構名訳なのですよ。 あとは、吹き替えならば、台詞回し次第ですね。

nyan_neko
質問者

お礼

すばらしい回答をありがとうございました。 私は最初見たとき「明日は明日の風が吹く」って えーーーっ!と何か階段を踏み外された感じがしました。 スカーレットという女性の強さ、切り開いていこうとい う意思を感じなかったからです。 「なるようになるさ」というぶっきらぼうな感じです。 しかしBiolinguist さんの回答読んでびっくりです。 明日は新しい日だ・・・というような意味なんですね。 この訳は難しいですね。 次に見たときは 「明日に望みを託して」 になってて階段はきっちり踏んでた感じですw 聖書にもある言葉のようで聖書の言葉で締めくくるのは 1つの考えであったのか?それならまた理由が変わって きます。 詳しく興味ある回答をわざわざありがとうございました。 after all 覚えていらっしゃるのですか・・・すごいなぁ

その他の回答 (3)

  • adele244
  • ベストアンサー率20% (36/176)
回答No.4

こんばんわ。 私が教えられることは何もないのですが・・ この「風と共に去りぬ」、もう何十年も昔高校生の頃に、 TV放映で初めて観た時のことを思い出し、懐かしく・・^^; もう翌日には、クラス中で、話題沸騰でした。(笑) スカーレットとレット、メラニーとアシュレ、恋愛のバイブルのような・・(笑) その当時、日本語吹き替えだったのですが、私の記憶では・・ スカーレットが、レットに去られて泣きながら、でも、ふと顔を上げて、 「そうだ、タラがある!」そして、少し微笑んで、 「明日考えよう・・」となってたような気がします。 その後、本も全巻夢中で読んだのですが、あ、もちろん日本語で、 もう手許になく、どんな訳だったか覚えてません。 "Tomorrow is another day" これは、もうそのままですね。むしろ、直訳でいいような・・ 「明日は明日の風が吹く」は、確かに、一見他力本願な感じもしますが、 でも、そういうニュアンスも含めて、「明日はまた別の日」なんでしょうね。 他力というのではなく、タラの土地(自然)の前には、ちっぽけな悩み・・ というか、そう思えるのも、スカーレットの強さだと思います。 ある意味、自然への畏怖の心も、強さゆえというか・・・ 「明けない夜は無い」というのも、意味としては近いような・・  ”The night is long that never finds the day.” これはかなり意訳ですが、元はシェークスピアの「マクベス」だそうで、 ヘミングウェイの「陽はまた昇る」も、同じニュアンスかな・・(笑) まとまりもなくムダ話ばかり、大変失礼いたしました。。

nyan_neko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 「明日考えよう」 というのを見たことがあるというご意見もいただいた のですがこのセリフの前に「レットのことは明日考え よう」というセリフがあって重なるので勘違いかな? と思っていたのですがやっぱりあったんですね。 「明日は明日の風が吹く」は 失礼ですが私はハシゴを外されたような感覚でその後 の「明日に望みを託して」で納得しています。 「明日考えよう」はスカーレットの口癖のようなもの で何回も映画で言っています。 「明日は明日の日が昇る」というのもあるようですが これもちょっと苦手。 「明日は明日の風が吹く」は好きな方も結構多いよう です。 タラの土地の前にはちっぽけな悩みというご意見はお っしゃるとおりですね。 戸田奈津子さんの役と別の方に監修がついての訳があ るそうなんですがどうもどれがどれかはっきりしませ ん。最新の劇場版が戸田奈津子さんだと書かれている んですが見た方は違ってて監修と矢野???さんだっ たとか。訳や声優はなかなかDVDでは調べれません。 とりとめもないコメントになってしまったのですが回答 ありがとうございました。

noname#235638
noname#235638
回答No.2

終わったことを後悔しても仕方ない。 今をがんばろう! 明日はきっと今日とは、違うはずだ!! みたいな積極的な意味、だと思っています。 自分の力で明日を変える・・・てきな。

nyan_neko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 個人的にどうも「明日は明日の風が吹く」 というのは他動的で「なりゆき、なるようになる」 ととれてしまうのです。 スカーレットは強い女性ですからそうではなく 回答者さんのように 「明日は必ず来るのだからその明日を自分で切り開いて いこう」というようなもっと積極的感じかなぁと思うの ですが本国ではどう解釈されているのでしょうね。 回答ありがとうございました。

  • dekapai
  • ベストアンサー率27% (96/346)
回答No.1

「タラに帰ってレットを取り戻す方法を考えましょう」と言ってAfter all, tomorrow is another day.でしたね。 明日は明日の風が吹くって表現が一般的なんだそうです。 つまり流れに身を任せようと言うことなんだと思います。 ですが私が中学時代に読んだ時の感想は少し違ってて、 「どんなに辛いことがあっても私には故郷があるから大丈夫何度でも立ち上がれる私は負けない」と言う意思を感じました。 何と言うか「どんなに辛くても明日という日は必ずくる」と脳内変換したのを覚えています。 国内の訳や本国の解釈ではありませんが思い入れのある作品なだけについ自分の考えで回答してしまいました。

nyan_neko
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 いろいろな意見があり本国ではどうなんだ! とまでなっちゃってるんですが 私としては最初見たとき 「明日は明日の風が吹く」 で 「何?この終わり方?」 とガクッと来ました。 次に見たときは 「明日に希望を託して」 で 「やっぱり訳、変えたんだ」 と納得して見ました。 今のところ意味としては 「明日は新しい日だから希望がある」 というような意味で 「明日に希望を託して」 はいい訳だと思います。 ただ聖書にも使われてる言葉のようで関連 を考えたらまた違った意味合いになりますよね。 ラストの言葉を聖書から持ってきたという・・・ 回答ありがとうございました。

関連するQ&A