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世界史に詳しい人教えてください
世界史を習っておらず調べてもよくわからないので 教えてください。 75年前、なぜドイツの人々はアウシュビッツであのように非人道なことができたのでしょうか?世界各地であのようなことが行われていたのでしょうか? 私は同じ人間のすることとは思えません。 昔と今で人間観が違うのでしょうか?
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- iwashi01
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>あのように非人道なこと 具体的に、どのことを指しているのでしょうか 単に、大量に殺したというなら、ほかの方が書いてるように、 ほかにも多くありますので、特殊なことではありません 特定の民族を刈り出して殺した、ということでは、 ルワンダ内戦でフツ族が数ヶ月間でツチ族を100万人以上殺したこと 旧ソ連で、スターリンが反抗しそうな少数民族をまるごとシベリアに強制移住 ボスニア・ヘルツェゴビナで、クロアチアとセルビアが殺しあった民族浄化 中国共産党(漢族)によるウイグルやチベットの弾圧も行われていますね
- hekiyu
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"なぜドイツの人々はアウシュビッツであのように 非人道なことができたのでしょうか?" ↑ 本当にあのような事実があったのかについては、 実は争いがあります。 アウシュビッツで400万が殺され焼かれて灰に なったはずですが、当時の炉にはそのような能力 はなかった。 一日24H365日稼働させても、物理的に 不可能。 400万殺されたにしては、ユダヤの人口は 増えている、等々です。 敗戦国になると、非人道的にされてしまう ということもあるのです。 仮にあったとして、その理由ですが、色々 挙げられています。 人種や宗教が異なる、嫌われる金貸しをやって いた云々。 最も大きな理由は、彼らが祖国無き民、と 言われていたことです。 祖国が無いから、愛国心もありません。 だから、住まいしている国を平気で裏切ったり 国益を害する行為もやったりします。 ヒトラーはこれに激怒したわけです。 かような原因ですから、ユダヤ人は世界の 嫌われ者でした。 ドイツの迫害が有名ですが、ロシアも酷かった と言われています。 「屋根の上のバイオリン弾き」というミュージカルは、 ロシアの迫害から逃げてきたユダヤ人一家の物語です。 だから、ユダヤもロシアを嫌い、日露戦争で日本を 援助した、とも言われています。 ”世界各地であのようなことが行われていたのでしょうか?” ↑ 広島長崎東京大空襲、ポルポト、スターリン、毛沢東 ・・・・という具合ですから、世界でやられていた のでしょうね。 ”昔と今で人間観が違うのでしょうか?” ↑ 違うと思います。 昔は異教徒や異人種は人間扱いしませんでした。 英仏などは、アフリカを侵略し、土地を奪い、 4000万を奴隷として輸出し、大儲けを しました。 彼らの豊かな暮らしはこうやって手に入れた ものです。 当時の西洋人は、アフリカ人は人間ではない と信じていたようです。 その後人間だが亜人間だ、劣った人間だ、と いうことになりました。
- phj
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日本人には信じられないほど野蛮な行為ですが、大陸では古代から繰り返されてきた歴史のひとつに過ぎません。 日本人が常識として知らない、大陸の常識に「戦争に勝てば、勝者の権利が勝る」というのがあります。特に古代は、戦争に負けると、良くて隷属した被支配民・悪いと奴隷に売られ・最悪の場合は女子供も皆殺しで民族滅亡、というのが普通だったのです。 日本は古い時代に統一国家になり「異民族戦争」とか「異教徒戦争」という経験が皆無なので、民族皆殺しとか異教徒全滅、などを知りませんが、大陸では容易に別の場所から異民族・異教徒が移動してきて集落を作り、隣の異民族と戦争になって滅ぼされる、ということが頻繁に起きており、それは半ば当然の行為であったといえます。 ユダヤ民族に関していえば、今日まで滅ぼされないでいるのがむしろ不思議なくらいな民族で、その歴史は苦難と苦渋に満ちています。 ユダヤ民族は古代メソポタミアの周辺に現れた民族と言われています、紀元前17世紀には大挙してエジプトに移住し、その地で奴隷民族となりました(エジプトの原住民族との争いに敗れたのでしょう)紀元前12世紀にはモーセが現れ、ユダヤ民族をカナンの約束の地へと連れて行きます。このときに十戒を授けたエホバを唯一の神としてあがめるようになったといわれています。 その後、約束の地カナン(現在のイスラエル)についた、ユダヤ人はイスラエル王国を建国ししばらくは定住するのですが、隣国との戦争に敗れて、段々国力が落ち、7世紀に当時の為政者だったローマに反乱して国を失っい、流浪の民となりました。 ここから、20世紀のイスラエル建国まで流浪の民となり、ヨーロッパ各地で嫌われ者のユダヤ人として生きることになるわけです。 で、ようやくドイツのアウシュビッツですが、要するにドイツ人とかフランス人のように、自分の国家をもつ民族からすればユダヤ人というのは、亡霊のような得たいのしれない民族であり、古代からずっと蔑んできた民族であったわけで、当時は人道とか平等という概念ができつつあった時代ではあるものの「邪魔者を排除して何が悪い」という感覚も根強くあったのです。 それはたとえば、今の日本での在日に対するヘイトスピーチとか、ヨーロッパのイスラム排斥と同じような「人間の宿痾」なのですが、なにせ7世紀という古代から中世に移る時代からの差別なので奥が深かったのです。 ということで、当時のドイツ人は「ユダヤ人が居なくなればせいせいする」という感覚的なものから「ユダヤ人の商売がたきが居なくなればうちはもっと儲かる」というようなものまであって、ナチスのやることを批判的に捕らえるドイツ人もまた少なかった、といえます。 >昔と今で人間観が違うのでしょうか? いいえ違いません。人間は今でも同じような「排斥」を容易に行います。異民族戦争をしらない日本人ですらヘイトスイーチを行うぐらいです(ただし、日本人は異民族摩擦を知らないので、そもそも何が「ヘイトスピーチ」なのかよく分かっていないともいえます) もし、時代が戦争の時代になれば、また同じような悲劇が起こっても不思議はありません。
- area_99
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アメリカでも太平洋戦争時は、日系人を収容所に強制収容して強制労働を強いました。 何もドイツに限った話ではありません。 ソ連は日本残留兵を捕虜としてではなく、一般市民共々シベリアへ強制抑留し、強制労働させました。 しかも一部の軍人は中国へ送り、マインドコントロールさえ施しています。 現在では習近平が抵抗勢力を粛清していますし、ちょっとまえは金正恩もやってました。 中世まで、古代イギリスやアイルランドの先住民は、亜人間扱いでした。 ノームやオークなどがそうです。 それでドイツ(ザクソン人)や、ノルウェー(ヴァイキング人)の侵略を受けました。 同様のことが中国でもありました。 4世紀頃まで、朝鮮の濊人です。 これは人でなしという意味合いで、野犬同様の扱いでした。
- kia1and2
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歴史上で一番残虐な戦さをしたのは、ジンギスカンです。 ベトナム戦争では、韓国兵による無防備の一般市民への大量残虐殺人・女性の強姦・死姦は、あまりにも有名です。 いまでも、イランの北部では、いくつもの1000人くらいの小さな町が全滅というような一般市民への虐殺。そこへ殺しにいく外国人兵募集に日本人も応募しています。 アフリカでも虐殺で、村から逃げだしている長い行列。 中米ホンジュラスでも、家族全員で自国を逃げ出しています。 南米ヴェネズエラも、政府による反政府者たちの投獄、大量の見せしめ処刑の真っ最中です。
- tzd78886
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ドイツは敗戦国だからあれだけ有名になっているだけで、似たようなことは世界中で行われています。 ソ連のスターリン、中国の毛沢東、カンボジアのポルポトなど、残虐行為をした独裁者は戦後だけでもいくらでもいます。