豆乳ローションは強力な育毛剤になるなのでは？なぜなら体毛は男性ホルモン、頭髪が女性ホルモンの影響が大きいなら、、

質問

男性ホルモンの影響で生える、体の毛を弱らせる程に効果が高い豆乳ローションを、逆に女性ホルモンの影響が大きい頭髪に使えば、育毛効果が期待できると考えられませんか？
ちと短絡さを感じないでもありませんが、以前本を読みながら、ふと思いつきました、、
DNAを研究したり、高価なものを買わなくても、ねえ、、
こういうのは詳しく知られていないのでしょうか。または研究機関や企業などに依頼するものなのでしょうか

回答No.3

gakushaneko · ベストアンサー

髪の毛の専門家，理容師です。

もし，豆乳ローションが強力な育毛効果があると仮定しますと，前髪から後退するタイプのみに効果が期待出来るかもしれません。
と言うのも，ツムジ付近から広がるタイプの場合，性ホルモンの影響がないとは言いませんが，主な原因が別のところにあるため，効果が期待出来ないと考えられます。

ツムジ付近から広がるタイプに効果があるロゲインやリアップの主成分ミノキシジルは，元は，高血圧症の治療薬として開発されていたものです。
高血圧症の治療の場合，血管拡張させることが1番効果があるとのことですから，このことから，ミノキシジルは血管を拡張することで発毛効果を得ていると言えると考えています。
血管が拡張されれば，血液を介して，女性ホルモン（エストロゲン）も運ばれてきますが，それよりも何よりも，髪の毛に充分な栄養とエネルギーが届くことの方が重要になるのです。
といいますのも，同じタイプに効く発毛作用も期待出来る育毛剤があり，これは，髪の毛の根元に栄養を補給するものだからです。
このことを考えますと，ミノキシジルによって血管拡張されたために，栄養とエネルギーが届きやすくなったことが原因で，発毛作用が発揮されたと考えられると思います。

よって，ツムジ付近から広がるタイプの場合には，豆乳ローションの効果は期待が薄いと言えると思います。

今度は，期待出来そうだとした前髪から後退するタイプについてですが，問題がないわけではありません。
と言いますのも，豆乳ローションは水性なのに対し，皮脂はもちろん油性だと言うことです。
しかも，皮脂を分泌する皮脂腺は，毛穴に中に存在しているのです。

体毛で考えますと，もちろん，体毛が生えている毛穴の中にも皮脂腺は存在しますが，あまり，活発に活動しているとは考えられません。
と言いますのも，顔や頭皮ほど皮脂によってテカテカすることがないからです。
そのため，豆乳ローションが体毛の毛根に届きやすく，効果が期待出来るのだと思います。

さて，今度は，前髪から後退するタイプの頭皮で考えてみたいと思います。

まず，一般的な頭皮の場合ですが，シャンプー直後から皮脂の分泌が始まっていて，約4時間後には頭皮全体を皮脂が覆うと言われています。
遅いと感じるかもしれませんが，顔を除くその他の皮膚のことを考えますと，意外と活発に頭皮の皮脂腺は活動していることになります。
しかし，これは，一般的な人の場合です。

前髪から後退するタイプの頭皮の場合，一般的な頭皮と比べ，皮脂によってテカテカしていると感じると思います。
つまり，それだけ，皮脂腺が活発に活動していると言っても良いのではないでしょうか。
そうなりますと，シャンプー直後，ほとんどすぐに，毛根は皮脂に覆われてしまうと考えるのは，難しいことではないと思います。

そして，この皮脂を分泌している皮脂腺は，毛穴の中に存在していることも大きく関わってくるでしょう。

なぜ，これだけ皮脂について書いたのかと言いますと，豆乳ローションは水性であり，皮脂はもちろん油性だからです。
つまり，育毛剤や発毛剤が必要になる，前髪から後退するタイプの頭皮は，シャンプー直後でもすぐに皮脂に覆われてしまう毛根には，豆乳ローションが届きにくいと考えられるのです。

ということで，豆乳ローションだけでは，育毛効果は期待出来そうにないと考えられます。

一つだけ，豆乳ローションを使用して育毛効果を期待出来る可能性のある方法があります。
それは，油と水を結びつけることが可能な「界面活性剤」との併用です。
つまり，豆乳ローションに安全な何らかの界面活性剤を混ぜて使用することで，皮脂に邪魔されずに豆乳ローションを毛根に届かせることが出来ると考えられると言うことです。
ごく少量で良いと思いますが，その割合を求めるには，いきなり人体で実験するわけにはいかないと思いますよ。
一番安全だと考えられる界面活性剤は，卵の黄身ですが，これだと毛穴の中まで浸透するのが難しそうですし・・・。

お礼

詳しく書いていただき、自分の見落としというか、考えていなかった事まで、よく分かりました。
一つ思ったんですが、豆乳ローションはエタノール、豆乳を使っているため、親油性を持ち、皮脂と溶け合うという事はないでしょうか。皮脂の融点や分子量の大きさ、毛穴の大きさなども関係ありそうな気がしました。
しかしながら、血管の拡張や栄養が行き届く事、など問題はやはり難しいようですね。一応見込みはありそうなので、今後研究がすすむのかも…？
回答ありがとうございました。

回答No.2

lomopapa

頭髪で女性ホルモンが支配しているのは頭頂部だけらしいので、もしかしたら天辺は育毛効果が出ても周りが逆に薄毛になっちゃうかも?・・・

お礼

なるほど、そうなっては大変ですね。ひょっとしたらその部分を読んで忘れたのかもしれず、自分の記憶が曖昧で不確かなものだなと思いました。お返事ありがとうございました。

回答No.1

dellarte

おお！！！それはすばらしい！！！
もしそうなら大発見ですね。
Ronfarさん是非ためしてみて！！！！

う～んでも人によって効果のほどは変わってしまうでしょうね～～～。

育毛剤を出している企業のサイトに情報提供してみてはどうでしょう？

お礼

否定的な意見も出ましたが、企業が何とか工夫して、実用、商品化するかもしれませんね。そうなったらまた、ネズ公に協力させる事になりそうです…。回答ありがとうございました