数学における「定義できない」な問題とは?

このQ&Aのポイント
  • 数学には定義できない問題が存在します。積分や微分を学んでいると、1/xを積分するとlogXになることを学びますが、他の関数においても同じように積分することはできないのです。
  • 例えば、a^bを積分すると、(1/(b+1))a^(b+1)となりますが、1/xを積分しようとすると、1/x=x^-1となり、式が1/0×1となります。結果として「定義できない」となります。
  • このような「定義できない」問題は、数学のテストなどでは解を求める必要がありますが、結局のところ、数学の道筋ではないため、その「解」は存在しないのではないかと考えられます。しかし、こうした問題は高校生にも説明できるようになれば、さらに深い理解ができるかもしれません。
回答を見る
  • ベストアンサー

数学における「定義できない」について

今微分・積分を勉強していて、1/xを積分するとlogXになることをならったところです。 これについて考えているとき、ふと思ったのですが、例えばa^bを普通に積分すると、(1/(b+1))a^(b+1)ですよね? これを1/xでやると、1/x=x^-1だから、1/0・x^0=1/0・1となり”定義できない”ことになりますよね?<質問の趣旨はここではないのですが、もし間違っているようでしたら訂正をお願いします。> こ例外にも数学にはいろいろと定義できないものがありますが、この1/xの積分にみられるように、かたや定義できない道筋がありながら、無理やり(?)計算してしまっているものがあるような気がします。数学のテスト等ではその「解」を求められますが、結局のところ、これらの問題は”定義できない”のではないでしょうか? 屁理屈なのは重々承知ですが、皆さんの知識や意見を、できれば高校生にもわかるように、お教えください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.4

混乱を避け、x についての「微分・積分」のハナシ、としましょう…。 >…例えばx^bを普通に積分すると、(1/(b+1))x^(b+1) ですよね? >これを1/xでやると、1/x=x^-1だから、1/0・x^0=1/0・1となり”定義できない”ことになりますよね? ><質問の趣旨はここではないのですが、もし間違っているようでしたら訂正をお願いします。> 「質問の趣旨はここではない」とはいえ、「定義できない」の一つの意味を示唆しており、一言あってしかるべきか…と。 数学は、ある問題 (命題) を一つの演算操作で解けないからといって、その (命題) が「定義できない」とはみなさぬようです。 「かたや定義できない道筋が」あっても、その「道筋」はその (命題) 解法として使えぬだけ…と判断し、別の解法を模索するのがふつう。 「結局のところ、これらの問題は”定義できない”のではないか」などと即断せず、他に「道筋」をさがすわけです。 この例でいえば、微分して 1/x になる関数を実際に示すことができ、(1/(b+1))x^(b+1) から外れた「道筋」を通らねば見つけ難い横町にあった、と反省することになります。 逆に、x^b (b≠-1) の積分が不可能にみえる「演算操作」を提示されたら、(1/(b+1))x^(b+1) を放棄して、x^b (b≠-1) は「定義できない」と即断しますか? (そのような「演算操作」は存在しないのかも知れないのですけど…) 蛇足。 実関数の 1/x の原始関数は x≦0 にて「定義できない」。 複素関数に拡張すれば、「定義できない」のは x=0 だけ、となるようで。   

zackno23
質問者

お礼

なるほど複素数ですか!そういわれてみると虚数iなんてものは僕の言い分ではすべて定義できなくなりそうですね(笑) 失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、納得したというよりも、そんなものかな、という気持ちになりました。確かに考えてみれば、負の数を習い始めたとき、僕の中で「定義」はできていないまま「理解」はしていたような気がします。 丁寧な回答をいただき、本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • shuu_01
  • ベストアンサー率55% (760/1366)
回答No.3

> 屁理屈のオンパレードで申し訳ありませんが、 > 理解していただけたでしょうか? 数学の専門家でない僕の方が何回も回答して申し訳ないです 僕が言いたかったのは、「定義」 というのは、 「この用語は、こういう意味で使う」 との宣言なので、 わかりやすいようシンプルに決めるのが良いですが、 「公式」 というのは 「公理」「定理」 などから、導き出したもの なので、自分で勝手にわかりやすく、シンプルに決められません 僕は「地理」「歴史」 が苦手で、「こんなにたくさん覚えられる訳 がなかろう」 と敵前逃亡をしてましたが、「こんなにたくさん地名が あったら覚えられないので、減らせ」「こんなに複雑な歴史は 覚えられないので、シンプルに書き直せ」 と言っても、事実が そうなんだから、書き直せませんよね 数学の公式も同じです

zackno23
質問者

お礼

地理や歴史と同じ」なるほど。そうかもしれないですね。 歴史の中でたくさんの数学者たちが練りに練ってきたこの公式には、微分積分を勉強しはじめたばかりの僕には思いもよらない「何か」があるのかもしれないですね。ただ、僕はその公式の根幹にあるものに興味があります。そういうところも。数学のおもしろいところなのかもしれないですね。 重ね重ね、丁寧な回答をいただき、ありがとうございました。

  • shuu_01
  • ベストアンサー率55% (760/1366)
回答No.2

僕は数学を勉強してる身でないので、新明解国語辞典を 調べてみました 定義: ある事物や用語の意味・内容を、こういうものであると、     はっきり説明すること。 公理: 〔数学で〕その理論体系の出発点として、     証明を要しないで真であると仮定した命題。    平面幾何学における例、「二点を通る直線は    一つ有り、しかも ただ一つに限る」。 定理: 〔数学で〕その公理系から出発して 真であることが     証明される命題のうちで、重要なものの称。     「ピタゴラスの―」 公式: 〔数学・物理学・化学などで〕     同種類の個個の問題を解くのに適用することの     出来る、一般的な法則を表わす ですので、zackno23 さんのおっしゃてる問題は 「定義」 では なく、「公式」 です 微分の公式も積分の公式も、「この場合はこの公式」 って 場合分けされてるので、 「同種類の」 = 「その場合場合に応じた}公式使わないと ダメです 2人 奥さんがいて、夫が 「俺が死んだら、貯金、その他の 財産、分けられるものは平等に分けること」 と言ってるのに、 1軒しかない 家を のこぎりで真っ二つにしたら住めなくなるし、 子供1人しかいなくて、まっぷたつにしたら死んじゃうでしょ

zackno23
質問者

補足

>微分の公式も積分の公式も、「この場合はこの公式」 って 場合分けされてるので「同種類の」 = 「その場合場合に応じた}公式使わないと ダメです うーん、確かにそうなんです。僕もこういう問題がテストで出たときは「m=-1の場合に応じた」公式を使います。ただそれは、公式でそうだと決められているから、それに従っているにすぎません。 私の質問のポイントはそこではなく、先の補足の通り「この場合は分母がゼロになって定義できないから<しかたなく>こうしなさい」となっている「公式」に対して、不満、というか疑問に思うんです。 「logXという自然対数を使えば、一応答え『らしきもの』はでるよ」という<公式>は存在しますが、それだからと言って「1/xの積分はlogXだ!」と言い切ってしまうのは、違うんじゃないか、ということです。 屁理屈のオンパレードで申し訳ありませんが、理解していただけたでしょうか?

  • shuu_01
  • ベストアンサー率55% (760/1366)
回答No.1

> これを1/xでやると、 > 1/x=x^-1だから、1/0・x^0=1/0・1となり > ”定義できない”ことになりますよね? > <質問の趣旨はここではないのですが、 > もし間違っているようでしたら訂正をお願いします。> n が -1 でない時にしか使えない公式を -1 の時に使ったらダメだよ 「僕は男でなければ、誰でも良い」 と言ってるのに、 おかまが来たらダメでしょ

zackno23
質問者

補足

>shuu01さん 言葉足らずで申し訳ありません。 確かにそうなんですが、それはつまり「n=-1の時は分母がゼロになってこの公式では定義できないから、この公式を使っちゃだめだよ」ってことですよね? つまり私が言いたいのは、「この場合このやり方では定義できないからこっちでやりなさい」←「てことは結局定義できないんでしょ?」ということです。 つまり、「こうすると分母がゼロになってしまう」という事実がある以上、1/xの積分は「定義できている」とは言えず、さらに行ってみれば結局「定義できてない」んじゃないの?ということです。 よろしくお願いします

関連するQ&A

  • 積分の定義

    独学で勉強しています。 微分が一通り終わって、積分に入ったところでつまづきました。 微分の場合は、導関数の定義  lim_{h→0}{f(x+h)-f(x)}/h を使って、log(x), sin(x), e^x などの導関数を求めることが出来ました。 積分に入ったところで、教科書では  lim_{Δx→0}Σf(x_k)Δx のような式が出ていて、x_k は a から b までを n 個に分割していました。 細い長方形に分割して面積を計算しているというイメージを 式にしたものだというのはなんとなくわかったのですが、 a とか b は定数になっていると思います。 微分のときとは違って積分で出てくるのは関数にはならないのでしょうか? そもそも私が定義だと思っている式が間違っていますか? 添付画像の計算は2週間悩んだ結果、よくわからないままにやってみた計算です。 a~b を n 個に分割しているので  x_k = a + (b-a)/n × k にしてみました。 あとは3行目から f(x)=x としてどんな結果が出るのか試しています。 何がわかっていないのかわからない状態なので、 うまく質問文がまとまらないですが、 よろしくお願いします。

  • 数学について

    a>0に対して、y=logxとx軸、およびx=a、x=a+1で囲まれた部分をx軸の周りに1回転してできる立体の体積をf(a)とする。 (1)f‘(a)とf(a)を求めよ。 なんですが、f(a)は求めれたのですが、f‘(a)がf(a)を微分するとなるとかなり計算が面倒です。 解答だと・・・ f(a)=π∫(a→a+1){logX}^2dxより f‘(a)=π・d/da∫(a→a+1){logX}^2dx =π[{log(a+1)}^2-(loga)^2]になっています。 f(a)=π∫(a→a+1){logX}^2dxより f‘(a)=π・d/da∫(a→a+1){logX}^2dx =π[{log(a+1)}^2-(loga)^2]は、微分と積分の関係の公式を使ったのでしょうか? 詳しい解説お願いします。

  • 数学です

    (1)次の関数を微分せよ 1/tan((1-x^2)/(1+x^2)) (2)次の不定積分を求めよ ∫x(logx)^2dx という問題があります. 誰か分からないでしょうか?

  • 1/xの積分について

    1/xを積分するとlogxとなりますが、1/x^2を計算する場合、普通の積分の公式に従って、-x^-1となります。 なぜ1/xのときだけlogxがでてくるのかすごく疑問に思います。 みなさんは疑問に思ったことないでしょうか? 理由知っている方は教えてください。 確かにlogxを微分の定義にしたがってlimなどを使って計算していくと1/xとなり、積分はその逆なんだからlogxとなると言ってしまえばそれですみますが、納得しません。 不思議すぎてたまりません。 この原因はそもそも微分というものが、limという概念で、実際は0ではないが、0とみなしてしまおうという考え方からこのような変な結果がでてきているのでしょうか?

  • 1/xを積分することでなぜlogxが生まれるの? 哲学的意味は?

    まず、xという未知数があり、それに加減、実数倍をすることで、多項式が生まれます。 多項式には、掛け算も考えられます。 そして、割り算も考えることで、有理関数が生まれます。 (または、無限和を考えても、有理関数が生まると言っていいかもしれません) 次に微分を考えます。 有理関数(多項式を含む)を微分しても、新しい関数は生まれません。 そこで、積分を考えます。 積分とは、面積を元にして考えられたリーマン積分とします。 すると、1/xを積分することでlogxという新しい関数が生まれます。 もちろん、理屈は分かります。 x^n(nは整数)を微分すると、 x^(-2),x^(-1),x^0=1,x^1,x^2 はそれぞれ、 -2x^(-3),-x^(-2),0,1,2x となり、x^(-1)が抜けます。そこで、逆にx^(-1)を積分すると、logxが生まれます。不思議で仕方ありません。 どういった哲学があるのでしょか? どういった数学と関係があるのでしょうか? 複素関数論の留数定理と関係があるのは分かります。 他に意味合いはあるのでしょうか?

  • 数学の微分とlogがごっちゃになっています。

    高校生で数IIICを習っています。 y=x^a (aは実数)の導関数はy´=ax^(a-1) y=x^xの導関数はy´=(1+logx)x^x これはともに別々で考えたときはわかるのです。(対数微分法を使うとか) しかし、 log[a]x^b=b(log[a]x) (bは定数) log[a]x^x=x(log[a]x) この二つでは、前者と後者は定数と変数という違いがあるのに同様に成り立つのに、先に述べた導関数では同様の仕方では成り立ちません。 そもそも、考えをごちゃまぜにしているようなのですが、この違いが生まれる理由を、できれば教科書に載っている定義を超えずに、数学的に厳密に説明してほしいです。お願いします!

  • 数学の問題です。

    a>0,b>0 とする。このとき、方程式16/logx(b)-16log3(a)/〔{log2(b)}{log3(2)}〕+logx(b)=0 が x>1 の範囲で異なる2つの実数解を持つような点(a,b)の存在する領域を調べよ。 という問題です。どういう解き方または考え方をすればよいのでしょうか。よろしくお願いします。

  • 積分の定義からの計算

    いつもお世話になっています。 独学で数学を勉強して、微分が終わり積分に入りました。 微分では基本的な関数(x^n, e^x, sin(x), cos(x), tan(x), log(x) )を 微分の定義から計算することができました。 積分も同じように、区分求積法で上記の関数を計算するところから スタートすると思っていたのですが、 実際にやってみると tan(x), log(x) がどうしてもできません。 教科書やネットを見ても、微分と積分は逆だということを示してから、 それを使って積分の計算をするという流れになっているようです。 一方で、微分と積分が逆だとわかったのは、歴史的には後になってから というような記述も見つけました。 とすると、やっぱり tan(x), log(x) を区分求積法で計算できないのは 自分ができていないだけのような気もします。 tan(x), log(x) は区分求積法で計算できないのでしょうか? それとも、できるけども複雑なので、現在では微分と積分が逆ということを説明してから、 楽な方法で tan(x), log(x) などの積分を求めるという流れの説明になっているのでしょうか?

  • 数学IIIのlogの積分

    数学IIIの不定積分の問題で、 log(x+1)を積分する、という問題があります。 これを置換積分すると、答えが (x+1)logx-(x+1)+cとなってしまいました。 でも、答えや類題では+cの前が-xになっています。 また、他サイトで見た公式には、 logxの不定積分は、 x(logx-1)+cとなっていて、この通りに計算しても+cの前は(x+1)になるとおもうんですが… なぜ、+cの前は-xになるのでしょうか?

  • 微積分の質問です

    よろしくお願いします。 微分積分の問題で 関数y=log(x^2)と関数y=2logxとは定義域が異なるので同じ関数ではない。 とあったのですが、上の定義ってあっていますか?