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歯科矯正 下顎の成長は何歳頃まででしょうか
下顎後退で 歯科矯正を受けている娘がいます。 小学校3年生で、春には10歳になります。 身長が140センチ近くで、小さい頃から身長が高く、 小学校4・5年生に見られる事もあります。 成長具合を見ていると、早ければ、あと半年か一年で初潮を迎えるのではないかと、 勝手に推測しています。 顎の成長は、初潮を迎えるころに止まる、12歳ころに止まるなどと 聞いたことがあるので、焦っています。 歯科矯正を始めて、一年数か月が経ちました。 上顎の奥歯にバンドで広げるようなものも付いていますが、 寝る時にはピンクのマウスピースを装着しなければなりません。 下顎を前に出すことや、前歯のかみ合わせを浅くするためには マウスピースを長時間はめることを気長にやるしかないと先生に言われています。 寝る時に、たいていは朝までマウスピースを付けれるもののようですが、 娘は長くても3・4時間しかつけられず、途中で口からマウスピースを 自然と出してしまっています。 下校後の昼間や、夜の間に、なるべくマウスピースをはめるようにすることで 夜間に朝までつけれるようになると言われました。 ところが娘は、私がつけるように強く言わないとつけませんし、 痛いから嫌だと、治そうという気持ちが薄いのか、 でもこの調子ではまずいと焦っています。 下顎の成長は何歳ころまででしょうか? よろしくお願いします。
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- 二階堂 邦彦(@smileatmark)
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矯正医です。 上顎前突の歯ならびで、下顎の成長を促す処置として、 マウスピース(機能的矯正装置)を使われているのだと思います。 私も自分の患者さんによく使います。 効果に個人差がありますが、 1日10時間~14時間以上の使用で効果が出る場合が多いです。 やはり、小学校低学年では効果が出やすく、10時間程度でも効果が出る場合が多いですが、 高学年では、効果が出にくくなります。 (個人差については、装置に設計や、調整にも依存しますので、 あくまで個人的見解と考えてください) 矯正の場合は使えば直る、使わなければ直らないという原則は、 常にあります。 1、今の装置を頑張るための方法 成長は教科書等によると、初潮から2年くらいです。 通常、女子では14歳前後までと言われていますが、 個人差があります。 私の患者さんで、学校にも持っていって、 一日中使ってる患者さんがいますが、 15歳(男性)で、成長がとまりかかっている人ですが、 非常に大きな効果が出た人がいます。 ですから、使用時間が長くなれば、まだまだ大丈夫だと思います。 本人はかなり矯正のことがストレスになっていると思いますので、 成長のことは本人には言わないで、 いろいろな方法で、装置が使えるように工夫してはどうでしょうか? 基本的に固定装置の方が、取り外しの面倒さはないですが、 患者さん本人の装着時の負担は大きいので、 もしこの装置がうまく機能しない場合は、 固定式装置になるという話を冷静に伝える(先生に伝えてもらう)ことで、 「固定式装置をつけたくない!」という思いが、 今の装置を使うモチベーションになれば、 よいかも知れません。 単に忘れやすいだけでしたら、 矯正を忘れないようなに、 「矯正器具をつける」という張り紙を、 子ども部屋や、リビングにしておいて、 家族みんなで励ますようにしてはどうでしょうか? 2、ある程度頑張っても結果がでない場合 上顎前突の程度にもよりますが、 矯正治療は基本的に手遅れというのは非常に少ないので、 何歳になっても治療は可能です。 例えば、上顎前突が非常に多いアメリカでは、 矯正治療の文化の違いなのか、 取り外し式装置はあまり使われていません。 (取り外し装置が発達しているのは、日本とヨーロッパです) 患者さんや親御さんのストレスにはるのは、 不本意なので、取り外し装置がうまくいかない場合は、 私は、固定式の装置に変更します。 費用の問題もあるかも知れませんが、 もし、取り外し式装置がうまく使えないようでしたら、 固定式装置のご相談をしてもよいかも知れません。 良い結果がでることを望んでいます!
- redeye_okwave
- ベストアンサー率62% (18/29)
身長の伸びが止まるまでは下顎も成長します。 18歳から20歳くらいまでは成長すると考えていいでしょう。 また、矯正治療は本人が治そうとする気持ちがないとなかなかうまくいきません。 顎が成長した後でも骨切などの外科的治療で改善することも出来ますし、年頃になれば自ら進んで治療しようという気持ちにもなるのではないでしょうか。 あまり焦らなくてもいいと思いますよ。