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岩登りにおける現在のザイルの使用状況
- 岩登りにおいて、現在主流となっているザイル(ロープ)の長さは50メートルや60メートルです。
- 過去に比べてザイルの長さが伸びたことにより、登攀ルートのピッチも長くなっています。
- 懸垂下降の場合は長いザイルが好まれますが、からみやすさや神経の使い方に注意が必要です。
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No.2の補足です。もうひとつの質問の >今は1ピッチの長さも長くなっているんで しょうか?つまり、今の人達は、ザイルが長 くなった分だけ長い距離を登っているのでし ょうか? マルチピッチは今も昔もルート長は余り変わっていません。途中敗退せずに何とか確保点迄行けるようなピッチは30m~35mもありますし、 難しいルートや屈曲したルートでは15mでピッチを切っています。 但し最近はマルチピッチでは、ダブルロープで登るのが普通になっております。 先に回答しました1ピッチのみのショートルートは、終了点からロワーダウン(ビレイヤーに取り付き迄下ろしてもらう)するので、ロープ長の半分弱の高さが終了点です。 昔はロープが40mだったのでそういう岩場はルート長が15~18m程度が多かったですが、今は60mや70mロープに対応した長いルートも増えて来ました。 現在の主なルートは50mロープを前提に開拓されていますね♪
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- keer
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ほぼ回答出そろいましたが、良い動画があったので http://www.youtube.com/watch?v=rGICbMBi8TY http://www.youtube.com/watch?v=btey5VjqqKY
お礼
なるほど、ありがとうございました。
- gamba_desu
- ベストアンサー率43% (19/44)
スポートクライミング(俗に使われているフリークライミング)が流行して、マルチピッチではなくワンピッチ(終了点からロワーダウンで地上に戻る)クライミングが主流になったためです。 終了点迄の高さは、ロープ長と伴に高くなっています。もっともロープの性能の向上もあり昔の11ミリ40mと同重量で、同強度の60mロープもあります。 通常のゲレンデならば50m で問題ないと思います。径は10.2か10.3ミリがコストパフォーマンスに優れているでしょう。 現在のシングルロープでの最小径は9.4ミリだと思います。
お礼
No.3の回答とともにとても分かりやすく参考になります。 ありがとうございます。
- sliontec
- ベストアンサー率62% (15/24)
ここ数年で開かれたルートは最低でも50mロープがないと不安ですね 末端の損耗も考えると60m買ってもいいと思います 太さはシングルなら9mm~10mmの間が妥当です 10.5以上ですとATC等でセカンドを確保するときのロープの動きが悪いです。トップロープなら問題ありません 冬はダブルもシングルもありますね。山岳会だとやはりダブルが多いです
お礼
sliontecさん、ご回答ありがとうございます。 私の質問に対して回答がないので、質問そのものが変なのか、岩や氷をやる人はいないのかと思ってしまいました。 なるほど、やはり1ピッチが長くなっているという背景がある訳ですね。 ということは、今はロープが若干細くなっていることはありますが、今の人達はロープワークというかザイルさばきが昔の人達より達者ということという言い方もできますね。 とても参考になりました。 ただ、60メートルをシングルで使う自身はありませんので10ミリ50メートルにしようかなぁと考えています。少なくとも私が通っていたゲレンデなら50メートルで十分です(40メートルでもいいので)。 ありがとうございました。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございます。 ゲレンデで遊ぶには昔ながらの方法でやりたいと考えています。 今の人達がマルチピッチと呼んでいるような難しい場所は基本的には年齢的にも難しくなっていますので、今後は簡単でロングなルートを選んでやっていきたいと考えています。パートナーの問題もあります。昔はなんだかんだと言うのは一番危険らしいので安全にじゃまにならないようにとりあえずは近所の岩で遊ぶようにします。 とても参考になりました。ありがとうございました。