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鼓動数と寿命
或る夕方、クルマで何気なくTBSを聞いていたら、「ナグモ」という医師が、「運動は身体に良くない」と言っていました。なんとなれば「人間の一生の鼓動数は決まっていて、鼓動を早くする運動は寿命を短くする。」というのです。 「目立ちたがりの医師」が、(流行りの)常識とは違う説を唱えているんだろうと思いましたが、健康のために日夜運動をしている自分のことを考えると、聞き流せない気持です。 この説に関し、何らかの医学的根拠、或いは反論があるのかどうかお聞かせ下さい。 余談ですが、自分の心拍数は安静時で「55-60」と低めなので、その説から言えば、長命の体質といえるかなと半信半疑でおります。
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昔、こんな本↓が出版されました。 「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」 (中公新書) 本川 達雄 http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BE%E3%82%A6%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93-%E3%83%8D%E3%82%BA%E3%83%9F%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E2%80%95%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%AE%E7%94%9F%E7%89%A9%E5%AD%A6-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9C%AC%E5%B7%9D-%E9%81%94%E9%9B%84/dp/4121010876 上記サイトより引用します。 内容(「BOOK」データベースより) 動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。 ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。 本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。 (引用終り。改行:引用者) ポイントは以下のようなことです。 ゾウの鼓動はゆっくり、ネズミは早い。 ゾウはネズミに比べてずっと長生き。 一生の間の鼓動の数は、ゾウもネズミもほぼ同じ(人間も同様)。 つまり、鼓動の速い動物は、早く既定の(?)鼓動数に達するので寿命が短い、--というような話だったと思います。
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- trajaa
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もし、南雲さんの説が科学的医学的に筋が通った話なら 彼は、それを論文にして世に問わないのかなぁ そう言う事が行われていないなら、それだけの根拠がない「なんちゃって医学」なんでなかろうか
お礼
再度のご意見ありがとうございます。 「なんちゃって医学」なんてありなんですね。・・・「あり」というのはそれがメシにタネになるということです。日頃感じていますが、改めて考えると複雑な心境!"#$%&。
- trajaa
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本川さんの話はとてもユニークで、なるほどと思われる事も多い しかし、その事と南雲さんの説には直接的な関連性はない だって、平均(統計)として捉えれば、総心拍数と生物種の寿命には因果関係があっても 特定の個体が平均的な寿命よりも長く生きるか早く死を迎えるかは、その個体の運動量(心拍数)とは直接関係ないでしょ? >人間の一生の鼓動数は決まっていて、鼓動を早くする運動は寿命を短くする 生物種毎の統計的な平均値と、遺伝的特質や体質、栄養状態など複合的な要素の結果である特定の個人の寿命とを一緒くたにする、似非科学の典型 他にも色々ありそうだがあの人は、特にその点には触れないでおく
お礼
ご意見ありがとうございました。 以下勝手な疑問です: 運動が身体によくないのなら、スポーツ選手の寿命はどうなのだろう? 特別短命という話は聞かないが、長寿ということも聞かない。矢張り運動と寿命は無関係か? SEXは鼓動を早めるが、子孫を残そうとする行為が己の寿命を縮めめるとうのは、種(しゅ)の維持・発展と矛盾するが、どうなのだろう?
お礼
ご教示ありがとうございます。(操作ミスで表示が遅れてすみませんでした。) 「動物の大小に拘わらず、一生の鼓動数が同じ」というのが、何か数学の定理みたいで、これも半信半疑な気持です。ご紹介の本も(図書館で^^;)探してみたいと思います。