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アニリンの合成についておしえてください!

hiropi-の回答

  • hiropi-
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回答No.3

 ニトロベンゼンに塩酸と鉄を加えると鉄が触媒になり、ニトロ基の酸素の部分が還元され、アニリンができます。鉄以外にもスズなんかも利用します。スズの場合、塩酸の塩素と化合して塩化スズ(SnCl3)になり副産物として水が精製されます。トルエンは無極性分子なので極性のある水には溶けません。よって水層にあります。  還元後、水酸化ナトリウムを入れるのは134殿のいうとおりです。アニリンは芳香族化合物で唯一塩基性(弱)を示し、さらし粉を入れると紫色になります。また、アニリンを二クロム酸カリウムで酸化するとアニリンブラックという染料が得られます。  アニリンを無水酢酸でアセチル化をするとアセトアニリドができます。アセトアニリドは解熱剤(アンチフェブリン)として使われるようです。  ニトロベンゼンはベンゼンを硫酸触媒下で硝酸を加えるとできる中性の物質。他にもベンゼンを濃硫酸に加えるとスルホン化してベンゼンスルホン酸になり、水酸化ナトリウムで中和後、固体の水酸化ナトリウムでアルカリ融解するとナトリウムフェノキシドができ、二酸化炭素を吹き込むとフェノールができる。ベンゼンスルホン酸は強酸、フェノールは弱酸でフェノールはニトロ化やハロゲン化することでピクリン酸や2,4,6-トリブロモフェノールになる。有機化合物は言い出すときりがないのでここらでおしまいにしておきます。高校の化学でかなり得意分野だったからあってると思います。

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