臭いの少ない石油ストーブ

質問

石油ストーブは臭いがいやで敬遠していましたが、燃費の良さから久しぶり（１０年ぶり）に暖房を石油ストーブにしようと思います。最近の石油ストーブは改良されて臭いもあまり気にならないと聞きましたが、特に臭いの少ないものを紹介して下さい。又、こまめにそうじするなどすれば臭いもすくなくなるのでしょうか。合わせて教えていただければあ幸いです。

回答No.1

lions-123 · ベストアンサー

＞臭いの少ない石油ストーブ
最近の石油ストーブは改良されて臭いもあまり気にならないと聞きましたが、特に臭いの少ないものを紹介して下さい。
又、こまめにそうじするなどすれば臭いもすくなくなるのでしょうか。

先ず、前提として市場規模が小さい事から、家電メーカーは既に石油暖房商品から撤退しており、主に専業3社（コロナ・ニッセイ・ダイニチ）と輸入品[アラジン・バーラー）に限られております。

そして、石油ですが、白灯油（JIS1号）を使用されており、方式の違いはあっても、完全燃焼（効率的に酸素と灯油が適性温度で燃焼）しておれば、臭いは非常に少ないです。[外国では茶灯油や重油を使用しているものも多く室内・気密性の高い・狭い日本では向かない]

さらに、デザインや価格は別として、臭いで言えば
◇国内メーカー
◇ガラス繊維タイプの芯（空焼きが可能）
◇反射型
が、効率や臭い、お手入れの容易さでお薦め。「メーカーや機種名までを特定するのはネチケット違反と思うので遠慮」

http://kakaku.com/kaden/heater/ma_0/s2=2/

～ご参考～
主に考えられる臭いの原因（使用スタートではなく、翌年の使用時までの保管状況やメンテナンスで変化）

◇機器の問題

＊燃焼条件が不適切、換気が悪い部屋、ストーブの芯の位置が不適切でイエローチップ（黄炎）が出ているとか赤火と煤が混じってる燃焼不良が発生。
＊芯の昇降機構が汚れや錆等で正常な位置に停止していない事で、底部タンクから芯を通じて灯油が吸い上げられ、余熱で蒸発して臭う。

＊芯そのものが古い、外国産に多い綿芯等の物ですと空焼きが出来ないので、不純物や持ち越し灯油・不良灯油（水分が分離した物、酸化したりした物）が含浸したままの状態で臭う。
また、芯そのものも少しずつ燃焼しますので、燃えカスとか芯の燃焼位置が変化する為に、高さ調節や早目の交換が必要。

＊燃焼筒や赤熱網の清掃（汚れ・錆・金属やタールの付着）にて燃焼時や消火直後の臭い発生の防止抑制。

＊燃料タンクからの滲み出し、給油時や石油ストーブの移動の際に漏れたり＆こぼした灯油の蒸発しての臭い。

◇芯の問題

＊タールや燃えカス、持ち越し灯油や不良灯油がこびりつき、含まれていて、ガラス芯のように空焼きも出来ないタイプだと芯の交換や芯先のカット、位置の調節をしないと、不完全燃焼や消火が完全にされないので、燃焼し炎が出ていない状態でも灯油の蒸発が続き、十分な酸素供給や灯油の燃焼がされず、いつまでも灯油の臭いだけが発生したり残る。

◇灯油の問題

＊持ち越し灯油（シーズンの使い残し）や屋外の太陽光（紫外線）に当たって変質した不良灯油の場合に、分離や分解で発生する水分や酸化した灯油の為に、燃焼がキレイに出来ず、普段以上に、タール・スス・一酸化炭素・二酸化炭素・窒素酸化物、炭化水素が出ており、何時も以上にキツイ＆不快な臭いを感じる。

＊タンク内部の汚れや錆が灯油に混じり、金属物質が高温に成っての燃焼異常や芯そのものを燃やしたり焦がす事により、普段と違う、キツイ＆不快な臭いが強く感じられ、消しても屋内に長く漂う。

◇その他

＊機器の周辺に付着した灯油が原因の場合は、清掃をする事で緩和されます。

＊長く、臭いや故障の少ない使用へのポイント
石油ストーブの清掃→灯油の入れ替え→空焼きクリーニング→芯の位置調節＆清掃＆交換→燃焼筒や網の清掃