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HDDとSSDの比較

HDDとSSDを同じ条件で使用した場合、どちらの寿命が長いのでしょうか? (外部衝撃などは無かったと仮定) HDDは確か物理的に書き込んでいたような気がしますが、SSDはどうなんでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • PC98
  • ベストアンサー率30% (28/91)
回答No.4

単純比較ができないのは、使い方や構造の違いによるからです。 HDDは構造上機械部品が多く、精密なので衝撃には弱いです。 ただ、衝撃がなかったとすると、故障は次のようになります。 ・スピンアップができなくなる。   HDDはその構造上モーターがディスクを回していますが、モーター軸とディスクの間にはベアリングがあります。昔よくあったボールベアリングなら内部の金属球が摩耗して回転伝達に必要な摩擦力が得られなくなり、今主流の流体軸受けでは内部の液体の粘性が小さくなって、これも摩擦が得られなくなり、最終的にはモーター軸だけが回ってディスクが回らない、と言う現象が起きるわけです。ディスクが回っても一定の回転数にならなければ使えません。 ・ヘッドがディスク面に吸い付く   これは衝撃を与えたときになるのでは?と思われるかもしれませんが、最近のHDDは読み書きするヘッドをディスクの表面のモーター側に待機させています。電源が切れたときも同じです。何もしなければここにヘッドが吸い付いて二度とつかえなくなりますが、通常このタイプはヘッドがくる位置(円周上)に研磨剤を塗ってわざと表面を荒くして、ヘッドの吸い付きを防止するわけです。ただ、この研磨剤は、ディスクのスピンアップ時に削られていくので、だんだんとなくなっていきます。なくなると元のディスクが出てくるのでヘッドが吸い付いてしまう訳です。 以上がHDDの寿命の迎え方の一例ですが、これからも分かる通り、主に通電時間が影響します。 対するSSDはどうなのでしょう。 SSDはご存じのとおり電気的に読み書きを行います。 そのため、機械的な衝撃には強いですが、その分静電気には弱いです。 SSDにはフラッシュメモリが搭載されており、そこにデータがあるわけですが、 このメモリは書き込むときに消耗していくものです。具体的には、 内部に絶縁された部分があり、そこに電荷を蓄えて情報を記録していますが、 基本的に絶縁体は電気を通しません。なのになぜ電荷が入れられるのか? 答えは「高電圧をかけて絶縁を(一時的に)破壊して電荷を出し入れする」です。 そのため、書き込む際にはその都度絶縁が破壊されていきます。 そしてそのうち絶縁ができなくなり、内部の電荷が流出して記録が出来なくなる。 これがSSDの寿命までのプロセスです。わかりましたでしょうか? ということは、SSDの寿命は書き込み回数によって変わります。 最近は技術が進んで物理的な寿命も長くなりましたし、 ソフトの方でも無駄に書き込みをしないような工夫がされ始めていますが、 それでも限界があるのは現実です。 よって、普通の使い方をしていれば特に差はないと思いますが、 よく書き込みをする(メディア編集など)人はHDDの方が寿命が長く、 個人用のサーバーなどは逆にSSDの方が寿命が長いです。 まあ、普通は気にならない程度の差ですが・・・

utilityahd
質問者

お礼

かなりよく分かりました。 OSなどはSSD、データはHDDという方法も良さそうですね。

その他の回答 (4)

  • alien5
  • ベストアンサー率19% (788/3987)
回答No.5

私はHDDしか使ったことないですが。 メインマシンのOSが入ったHDDは毎日平均8時間くらいの使用でもう7年以上になりますがいまだ健在です。 セカンドマシンの方はもう10年になりますが、いまだにHDDは健在です。 私はパソコンは20年以上やってますが、これまでHDDが壊れた経験は一度もないです。 理由は定かではないですが、OSとアプリで1台、その他自分で作成したファイルや動画のファイルで1台というふうにHDDを別けているのがいいのかもしれません。 それとHDDの前か横にファンを設けて吸気をしているのもいいのかもです。

utilityahd
質問者

お礼

「HDDの前か横にファンを設けて吸気」は影響が大きいかもしれませんね^^

  • moon-123
  • ベストアンサー率31% (106/332)
回答No.3

これは単純には比較できませんし、実験したサイトも見あたりません(SSDの寿命だけのはあります) 自分もSSDを使っていますが、「残り寿命」を表示するソフトでは10年と出ます SSDも出始めの頃と違って長寿命になってますが、そのソフトの半分と見ても5年は使える事になります で、自分が思うのは・・HDDの故障は、主に駆動部分、すなわちモーターのあたりやヘッドなどだと思います 自分の感覚では、駆動部分のないSSDの方が長寿命かな・・と感じています しかし、何の確証もありません そろそろ初期型のSSDが、書き込み上限を超えたと言うブログがあってもいいと思いますが、未だに無いと言う事は、まだ元気に使われているのでしょうか? 自分だけかも分かりませんが、SSDの寿命を全うしたと言う書き込みを見た事がありません

utilityahd
質問者

お礼

確かに「SSDが、書き込み上限を超えた」という情報は耳に入ってこないですよね。 個人的にSSDを早く使ってみたいところです。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5239/13707)
回答No.2

インテルのSSDの説明では、MTBFはSSDの方がHDDより2倍長いと言ってますので、SSDの方が寿命が長いって事になりますね。

参考URL:
http://www.intel.com/jp/consumer/Shop/diy/features/ssd.htm
utilityahd
質問者

お礼

ありがとうございます。リンク先みてみます。

回答No.1

たぶんSSDの方が寿命が短いでしょう。 SSDの記憶媒体として使われているフラッシュメモリは「書込可能回数上限」があります 例えばNAND型なら100万回程度が書込回数の上限だと言われています(1ゲートあたり) 一方、HDDは、磁気媒体の磁性体が磨り減らない限り、いくらでも書き込みできます。 HDDは、一応「非接触」なので、磁気媒体に触れる物が無く、直接に削れたりはしませんが、どうしても「摩擦による磨耗」が進みます。 OSのファイル管理の関係上、ディスクの管理領域部分に書き込みが集中してしまうので、最近のSSDでは、書き込み回数がある程度増えてきた領域があると、殆ど書き込みしていない領域と入れ替えて、書込可能回数上限に達するのを遅らせると言うモノもあります。 また、フラッシュメモリは「揮発時間が非常に長い揮発メモリ」ですので、長期保存には向きません。 メモリが少しづつ「揮発」しちゃって、ある日ある時、イキナリにデータが飛びます。 HDDの寿命は5年と言われていますが、SSDが自然に揮発してしまうのは5年も必要無いでしょう。

utilityahd
質問者

お礼

なるほど、少し気に掛かる情報ですね…

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