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分離の法則と遺伝子について教えてください

※エンドウの生殖細胞がもつ、種子の形を丸くする遺伝子の記号をA、しわにする遺伝子の記号をaとします。 問題 種子(孫)が、このような数の比になることを分離の法則という語句と遺伝子の記号を使って説明しなさい。

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みんなの回答

noname#175206
noname#175206
回答No.2

 仮に、種子の形が遺伝子Aを持つことで丸くなり、遺伝子aを持つことでしわになるとします。  また、遺伝子の性質からいって、70%がAで残り30%がaということはありません。遺伝子は遺伝に直接関わる最小単位ですから。  すると、交配前はAとaのものを掛け合わせることになりますが、この結果、交配後はAかaを持つことになります。  多数のAとほぼ同数のaを選んだと見てよいので、確率は50%ずつとなり、結果としては丸い種子としわの種子のものが、ほぼ1:1で出てくるはずです。  しかし、そうならずに3:1となっているので、これは考え方が間違っています。  そこで、遺伝子が二つでセットになっていると仮定してみます。  交配前は、丸い種子のものがAA、しわの種子のものがaaとし、これを互いにほぼ同数で交配させたとします。  さらに交配させるときに二つセットだった遺伝子AAやaaがいったんバラバラのAとaになり、交配するときに、ランダムで二つでセットになると仮定します(分離の法則)。  すると多数のAとほぼ同数のaがランダムに組み合わせられることとなり、できるのはAA、Aa、aA、aaの4種類で、それぞれが全体の25%になります。  さらに、Aを一つでも持てば丸い種子になる、つまりAがaを上回る影響があると仮定します(優性の法則)。具体的には、AAだけでなく、AaとaAも丸い種子になり、aaという遺伝子のときだけしわの種子になるということです。  すると、三つの合計で75%のものは種子が丸くなり、残りの25%がしわの種子になります。  すると、丸い種子としわの種子が75:25=3:1ということになり、実験結果をうまく説明できます。

karasu0007
質問者

お礼

親切に教えて頂きましてありがとうございました。

  • Quarks
  • ベストアンサー率78% (248/317)
回答No.1

分離の法則とは 「各相同染色体の2つの染色体は、減数分裂時に、それぞれ別々の配偶子に分配される」ということを主張する規則です。   通常の細胞や母細胞はn種類の染色体を、2つずつ持ちます(全部で2n本です)。 たとえば、種子の表面の形を丸くする遺伝子A、表面をしわにする遺伝子aとが有ったとします。種子の表面の形を決める遺伝子は、特定の染色体(αと名付けましょう)の特定の部分に有りますから、その染色体の相同染色体α'にも、種子の表面を決める遺伝子が有るはずです。   純系の個体では、α,α'共にAを持つか、共にaを持っていますが、雑種の個体の染色体αにAが載っていれば、α'にはaが載っているわけです。 減数分裂が起こると、αとα'とは、別々の配偶子に分かれて渡されます(このことこそが、分離の法則が主張する事柄です)。 つまり、花粉にはαを持つもの(遺伝子Aを載せています)とα'(遺伝子aを載せている)を持つものとが、同数あり、卵にもαを持つものとα'を持つものとが、同数含まれているわけです。 これらが受精すると、組合せは4通りあって (1)花粉・卵ともにαの場合 (2)花粉・卵ともにα'の場合 (3)花粉がαで、卵がα'の場合 (4)花粉がα'で、卵がαの場合 です。(2)以外は、受精卵はAを少なくても1つ持ちますから、(優性の法則が成り立っているとすると)優性形質を示しますから 優性形質の個体:劣性形質の個体=3:1 となります。

karasu0007
質問者

お礼

親切に教えて頂きましてありがとうございました。

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