精神障害者雇用の現状

質問

• 精神障害者の雇用には課題があります
• 企業による精神障害者への雇用に対する配慮は限られています
• 障害年金で生活している精神障害者が多いです

回答No.3

kenju1128

頑張っておられますね。
　統合失調症と診断されている者です。
　障害者雇用促進法の２００６年の前ですが、失業保険受給中に入院したため、傷病手当に切り替えたんですが、その後ハローワークに目を付けられ、就職を妨害されるようになったのですが、あんまり真っ向から戦うのも嫌だったので、ハローワークの前で「失業者のサークルを作りましょう」みたいなパンフを配ったことがあります。職員にも一部配っていいか訊くのに渡しておきました。
　資格とか書いておきました。

　○○大学工学部化学工学科卒
　第一種情報処理技術者
　２級ボイラー技士
　日商簿記３級
　行政書士資格試験合格
　宅地建物取引主任者資格試験合格

　その後、職安の対応が精神病相当？から神経症相当？に低下しました。職員、雇用義務がないから履歴とかろくに読んでなかったんでしょう。
　で、紹介してくれるようになったのですが、まあ、「通院が必要な面接の際伝えてください」と言われるんですが、裏の常識では言わないで、「正社員を目指して仕事を探すのに週一で休みたい」とか何か伝えておく。
　まあ、測量助手の土木の仕事だったので大したことはなかったんですが。

　それにしても、一般の人は精神病に関して偏見を持っているというよりはあまりにも無知ですね。
　例えば、国内には、頼めば知的障害に認定される方が、２５０万人くらい未認定で社会で働いておられたりしますが、偶然知能が低いだけで健康なので、学校も特別支援学級とか選ばない。それでまあ、知的障害認定されているの、たった６０万人程度なんですが、残りの２５０万人のうち、「性格の損」な未認定の知的障害者の人が精神科に流れてきたりして、精神障害の方で認定されたりしている。
　「性格が損」というのもいろいろあって、微笑ましいような性格もあるし、到底笑えないような性格の人もいる。
　精神科にもたくさん入院しておられます。
　それで、一般の人は、精神障害者を「かなり性格の損な知的障害者」くらいに認識したりしている。
　まあ、そういうことがあるかもしれないという推測の話ですが。

　社会が精神病に興味を持ちだしたというの必ずしもそんなに昔からじゃないんですよね。『ノルウェイの森』（１９８７）が大ヒットした年も、あれが精神病を取り上げた非常に重いテーマを持つ小説だという事を意識しないで何かロマンチックな恋愛小説、というように捉えた放送界でのリアクションもありました。

　ええと、質問の内容が判然とはしないんですが、僕はここ２年ほど、新聞広告を出していませんが、４０代の時は個人営業でプロ家庭教師をやっていました。
　今でも税務署には自由業で開業登録してあります。
　組織とか対人関係が苦手なんですから、わざわざそういう所に戻って体調を悪くすることはない。
　あと、年金と投資信託のリターンなどの収入です。
　一般の大人の方向けの職業だと例えば個人営業でファイナンシャルプランナーをやるとか、苦手な組織に属さないで出来る仕事はない事もないと思うのですが、まあ、そういうのを模索するとか、そういう方向性はあってもいいような気はします。
　あくまでも一般論で申し訳ないのですが。

　まあ、基本的には対人関係が不得意な方が多いので、雇用される仕事を選ぶというの、こだわることはないと思います。