下手投げの投手がシンカーを投げるのはなぜ

質問

アンダースロー、サイドスローの投手がシンカーを投げると投球に幅がでるということを聞いたことがあります。
確か斉藤雅樹投手もシンカーを覚えてから２０勝をしたということを聞きました。
なぜ、アンダースロー、サイドスローにシンカーなのですか？
オーバースロー投手にシンカーを武器にする投手が少ないのはなぜですか？

回答No.3

shockshock · ベストアンサー

あまり詳しくはありませんが、わかる範囲で回答します。

まず、シンカーが投手の利き腕方向に「落ちる」変化球ということはご存知だと思います。

恐らく一般的に
「落ちる球」とは？
と聞かれるとフォーク等を連想される方が多いと思いのではないでしょうか？

アンダースローの投手は、その投球フォームの特性上人差し指と中指に挟み、抜くように投げるフォークを投げるのは大変困難となっています。
そしてサイドスローも横手投げの為、フォークを習得するのは難しく、フォークに比べれば習得がまだ楽なシンカーを代わりに習得したようになったといわれているようです。

またサイドやアンダーの選手は利き腕方向と逆に曲がるカーブやスライダーといった角度をつけた(横手投げによって対角線に変化する為)横変化の球を得意とする投手が多い傾向にあり、その変化球とは反対方向の利き腕方向に曲がり、尚且つ落ちるシンカー(スクリュー)は打者を翻弄するのに適していたと思われます。

対照的にオーバースローの投手はフォーク(上手投げの為対角線になる)が少ない変化幅でも武器になる投手も多く、またシンカーは腕の捻りなどといった動作の制約によりオーバーの投手には投げにくい球のようです。

アンダーやサイドにはフォークに比べ投げやすく便利な変化球ですが、シンカーは腕への負担が大きい為近年ではシンカーの代わりに負担の少ないチェンジアップを投げる投手(ダルビッシュ有など)が増えておりシンカー自体が減少傾向にあるみたいですね。

お礼

回答ありがとうございます。
確かに素人目にもアンダースローでフォークは投げにくそうですね。

回答No.2

lions-123

＞下手投げの投手がシンカーを投げるのはなぜ

　　　　　↓
＜敬称略＞

シンカーと言えば「足立や山田：阪急」「松沼（兄）や潮崎：西武」「渡辺：ロッテ」、「高津：ヤクルト」、「斉藤：巨人」等が有名ですが、共通項は横手投げや下手投げの投手です。

そして、投球の幅と言えば、緩急のスピード差、高低や左右のコースの幅、球種による変化の種類や大きさを駆使した投球術だと思いますが・・・

その場合に、投球リズムや投球のフォームから横手投げ＆下手投げ投手の場合には変化球を投げる時にどうしてもカーブやスライダー系の横の変化が多く得手としている。
一方、オーバーハンド（上手投げ）からは、縦の変化球としては昔のドロップ・現在流には落ちるカーブがあり、フォークも落差が出しやすいと言われています。

そこに、横手投げ＆下手投げ投手の場合は、横の変化中心という傾向が投法や球の握りから多かったのだが、横の変化とコントロールの良さ、それだけでは一流の打者を抑えるのは難しく、エースや抑えの中心投手に成るには、緩急のチェンジアップ効果と縦に大きく変化するシンカーは投球の幅を広げ、打者からは球筋が読みづらくタイミングが取り難い投手となる必要十分条件だと思うのです。

山田投手がスピード（速球）に加え、先輩・足立投手のシンカーを学び大飛躍してエースに成ったのはシンカー（縦の変化）だと言われています。
同じ様に、スピードの無い高津投手が抑えの切り札として大活躍したのも、走者を塁上に置いても、シンカーによる三振＆ゲッツーが取れる事が武器だった。

お礼

回答ありがとうございます
アンダースロー、サイドスローは横の変化球を投げ易い。
そこに、縦の変化のシンカーを覚えると投球に幅ができる　ということですね。
ありがとうございます。

回答No.1

exilim

指の位置、角度、じゃないでしょうか？

草野球でですがもともとオーバーハンドで投げていましたがシンカーは投げたことないですわ。

っていうか、投げにくい！投げられない？！

シンカーっていう球種は基本的にはボールの赤道部分を握り、指先を地面（南極）方向に押さえつけてトップスピンの反対（ドロップスピン？）の回転をつけてボールを沈める球種です。

たぶん、本格派の投手は投げられないのでは？

最近は落ちるボールに「チェンジアップ」がありますし

昔なら「シュート」や「スクリューボール」が流行ってましたし、シンカーを投げる必要性もなかったのでは？

今後、本格派投手でシンカーを投げられれば、２０勝も不可能ではないかも・・・

お礼

回答ありがとうございます