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P-200につなげるための単体DAC探しています
- 現在HP-A3をDACとして使用し、P-200に繋いでA2000Xで音楽鑑賞を楽しんでいます。
- 単体アンプの検討をし、ONKYOのDAC-1000が候補ですが、HP-A3からDAC-1000に乗り換えると音質にどれくらいの差があるか不安です。
- HP-A3のDAC機能はサウンドカードのそれと変わらないため、DACのグレードアップを考えています。
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HP-A3とP-200をお使いで、グレードアップを検討中ということであれば、DACの追加ではなく、HP-A3の買い替えをお勧めします。 HP-A3のDAC部分は旭化成のICを使用しており、サウンドカードのそれとは「月とスッポン」くらいの差があります。旭化成のDACチップは、家庭用の中・高級機や業務用機に多く採用されている、信頼性・音質ともに定評のあるものです。 しかし、HP-A3は、USBオーディオインターフェイス部分に問題があります。第1に、アシンクロナス伝送に対応していません。現在、いわゆるUSB DACのトレンドは、アシンクロナス伝送です。ジッタの抑制等に効果があると言われており、世界中の様々なメーカーが採用しています。 第2に、96kHzにしか対応していないためカーネルレベルで強制的にリサンプリングがかかります。Windowsのカーネルミキサ、MacのCoreAudioともに、リサンプリングの質が良くありません(もっとも、高品質なサンプリングレートコンバータと排他モードを備えた再生ソフトを使えば、ある程度は改善できるでしょう)。 これらは「HP-A3の問題」であり、PCオーディオで音質に影響する根本的な部分でもあるので、ここから対処するのが正攻法でしょう。 DAC-1000は、いちおうアシンクロナス伝送に対応しています。その意味では、「HP-A3をやめてDAC-1000に買い替える」のはアリだと思います(HP-A3の光デジタル出力から繋ぐのではなく)。もっとも、USB入力では88.2kHz、176.4kHzに対応していないので、個人的にはあまり真面目に作られた製品のように思えません。 DA-200とDAC-1000を比較したことはありませんが、したところで明確な優劣の差はないでしょう。「好みの問題」にとどまると思います(「環境によって」ではなく、各人がLuxmanが好きかONKYOが好きかの違いでしかない、ということ)。極端に言って、HP-A3のDAC部分と比較しても、圧倒的な差はないでしょう。 上で挙げた伝送方式やリサンプリングの問題は、「理論上、音質が良くなる可能性があるもの」です。結果的に、個々のユーザが「音質が良くなったと実感できるか」は、もちろん別問題です。しかし、「好みの問題」となると、なおさらその保証はありません。単体DACの購入は、現段階では時期尚早という気がします。 伝送方式とリサンプリングなどの問題を解決する上で確実なのは、業務用のオーディオインターフェイスを使うことです。アシンクロナス伝送以外の伝送方式であっても多くの機種でジッタ対策がとられていること、44.1kHz系・48kHz系ともに「歯抜け」なく対応していること、ASIO対応で再生ソフトが排他的に利用できること、などがメリットで、民生用の「USB DAC」とは違い10年単位での実績があります。 もっとも、WDM(Windowsの標準的なドライバ)では使いにくい、入出力数の多い製品ではDSPミキサの設定が分かりにくい、といったデメリットもあります。 民生用であれば、たとえばTEAC UD-H01やRatoc RAL-24192UT1辺りが、アシンクロナス伝送であり、サンプリングレートに「歯抜け」がなく、真っ当な製品と言えると思います。
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- HAL2(@HALTWO)
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何故に ONKYO DAC-1000? 熟考の末に LUXMAN P200 を選んだからには DA200 が鉄板では(笑)? もっとも FOSTEX HP-A3 に東京 SOUND ValveX-SE や LUXMAN P200 を繋ごうかと考えたり同価格帯の製品を再度購入したいと考えていらっしゃるわけですから鉄板云々には拘らずにいろいろな音を試してみたいという姿勢が感じられますが・・・。 >また、DA-200も気になりますが、環境次第ではDAC-1000が勝るとの情報もあるので、コストパフォーマンスに優れたDAC-1000に絞り込みました。・・・(HP-A3 から) 音質は向上するでしょうか?。 乱暴な言い方をすれば「期待するほど大きく音質が向上するとは思えませんが、音質は大きく変わります。」 変わった音質が御質問者さんの好みに合うか否かは多くの Review 記事を読んで想像していただくしかありませんし、実際に聴いてみないことには確実なことは判らないものですが「音質=性能」という期待をなさっていらっしゃるのであれば「最低でも 1:3 ぐらいの価格比が生じるものでもない限りは差は生まれない」と考えた方が宜しいかと思います。 FOSTEX HP-A3 は DAC 内蔵 Headphone Amplifier ですので DAC にかけられている Cost はその半分ほどと考えれば ONKYO DAC-1000 や LUXMAN P200 はその 3 倍程度の価格比を持つ製品であることからも大きく音質が変わるのは想像に難くないのですが、それを「向上」と受け取るか否かは微妙な価格比になっています。 例えば東京 SOUND Valve X-SE のように真空管という Device の違いがある製品の場合は同価格の IC や Transistor 製品に較べて圧倒的に性能は悪くなるのですが、だからと言って音質が低下しているとは言い難いものでしょう。 他の Device を比較してみても FOSTEX HP-A3 は AKM AK4390 32bit DAC、ONKYO DAC-1000 は TIBB PCM1795 32bit DAC、LUXMAN DA200 は TIBB PCM1792A 24bit DAC といったように DAC に対する Concept からして異なる製品です。 USB 入力を DAC に導くまでの径路に於ける Device や Software 処理、更には Analog 化した後の Pre-Amplifier 段の Concept も電源回路から異なっているのですから音質が異なっていて当然なのですが「性能=音質」向上のために重点的に Cost がかけられている部分と Catalog 表記上の Sales Point にはなり得ないことから Cost がかけられていない部分との違いもありますので価格比 1:3 程度では微妙といったところでしょう。 もう 1 つ Cost Performance の点で考慮すべき製品を挙げれば Over Sampling Rate を User が選択できる CEC DA-53N 辺りでしょうか。 http://www.cec-web.co.jp/products/da/da53n/da53n.html TIBB PCM1796 を左右独立で用いた DAC という Concept の製品です。・・・ただし、期待すべきは LIne Out であって Headphone 端子出力は緊急 Monitor 用なのか USB Receiver に用いられている PCM2704 の Headphone 出力音になります。 ONKYO DAC-1000、LUXMAN DA200、CEC DA-53N・・・どれを選んでも FOSTEX HP-A3 からは堂々とした Grade Up になりますが、音質に変化は得られるものの性能向上という部分での過度な期待は禁物かと思いますよ。(音質はともかくも FOSTEX HP-A3 と較べれば明らかに USB 接続時の Noise 低減や Zitter 低減と言った物理性能部分での向上を果たしている FOSTEX HP-A3 と同じ価格帯の安価な製品も多々ありますので・・・)
お礼
回答ありがとうございます。参考にして色々調べてみましたが、やはりDAC-1000が評価が高くDAC単体としてみても性能の高さを感じるので一番の有力候補となりそうです。
お礼
回答ありがとうございます。教えていただいた製品を一通り調べてみましたが、DAC-1000が有力候補となりそうです。DAC単体としてみて性能の高さを感じますし評価も高い。とりあえず、DAC-1000を有力候補としておきたいと思います。