上場について

質問

上場をしない企業はなぜしないのですか？あと上場することを条件に新規発行株を買って貰うことが多いんですか？

回答No.2

tom900 · ベストアンサー

厳密に言えば上場しなくても株式会社である以上、会社は株主のモノと言えます。
しかし、上場なり店頭公開などで公に株式を公開すると、多くの株主が生まれます。
株主の多くは、その会社が儲かってくれて配当を出し、成長してくれればあまり文句は言わないでしょうが、大きな損失を出したり、儲からなくなると途端に経営陣を追求する側になります。
そういう意味で、上場することで会社が株主のモノになってしまい、経営陣による自由度の高い経営が難しくなるのです。

上場前に創業者及び創業者一族が株式を保有しているのは当然です。
会社を興すときに誰がお金を出して、設立するかを考えれば分かると思いますよ。
その会社を設立する際の出資金に見合うだけの株式を発行することで、株式会社として登記できるのです。
ここのあたりは、ネットで「会社設立」などのキーワードで調べると仕組みが分かると思います。

会社上場のメリット
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20070208-90002220-r25
ＭＢＯ（上場を経営陣が自社株を買い取る事で取りやめる）
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20110210-00005337-r25

お礼

詳しくありがとうございます。

回答No.1

tom900

著名な企業でも未上場の企業は結構数多くありますし、最近ではMBOなどによって上場を取りやめる企業も多くなっています。

理由は多岐に渡りますがその多くは、
銀行からの融資や社債を発行することで、上場せずとも資金調達力がある。
株式を上場すると会社は株主のモノであるため、多数の株主の意向に沿った経営をしなければならなくなり、経営の自由度が低くなる。
敵対的買収などのリスクを避ける。
会社の形態上、上場できない。（生保各社がこれにあたる）

上場する場合は、殆どのケースで増資と言って株式の発行数を増やしています。
大体、上場前って殆どが創設者や同族で株式を保有しているので、発行枚数自体が少ないですから、流動性を持たせる意味でも、発行数を増やしますね。

お礼

回答ありがとうございます。上場をすると株式は株主の物になるとおっしゃいましたが、会社が過半数の株式を保有していたら大丈夫なんですか？あと何で上場前は創設者が株式を保有していることが多いんですか？創設者は自分で株式を買ってるんですか？何度も質問すいません。