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作業標準書について
製品によって必要な作業標準書が定められているのですが、ある製品が流れた時に問題が 発生しました。作業者(製造部門)は、その作業標準書の存在を忘れてしまっており、必要な 標準通りの作業を行わずに不良(クレーム)を発生させてしまいました。 ところが、製造部門からは忘れるのは当然であって、標準書を発行する側(設計部門)に責 任があるとの回答。私(設計部門)としては、忘れない仕組み作りを製造部門で責任をもって 対処してもらいたいと思うのですが、どのように話をもっていけば改善できるのか・・困ってい ます。もしくは、この考え方自体が間違えているのでしょうか? ご意見、アドバイスなどいただければ幸いです。
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単純な例をあげれば、設計変更があったのに変更図に従わず加工したようなもの。 これは会社全体組織上の周知徹底に関することですね。(総務関係の伝達だけではないのです) 今更水かけ論的なことをほじくっても先のことを考えねば改善されませんので、 出来れば第3者的な人(検査ではなく品質管理などの立場の人)に原因調査や今後の方策の案を 練ってもらうのが良いのかもしれません。 仕様書がなくても仕事が出来る、これではなんのための仕様書か解かりません。 それを読まないと仕事が成立しないよう、または、誤製品が混入する前の時点で気付くよう 仕事の手順を改善されるべきです。 その上で、あなたの上司や相手の上司も参加して新しいルール作りを行い、その結果を文書で 通達することです。(少なくとも一番下のグループ長=班長までは見たという証拠を貰う) もちろん古い諸々のものは、適用の時点で回収を義務付けしなければなりません。 (受け取り側は設計関係者になるでしょう。) 一部を残し適用の一部を新しいものに変更したときなどは、出来るだけ混入した考えが入り込まないように 手配の時点で、管理番号や仕様書基本条項・図面の番号を入れ替えるくらいの配慮が望ましいです。
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- yokohamahope
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>忘れるのは当然であって こんなのはあり得ません。提供された作業標準書に基づかない製造というのは、既に工業製品の製造ではあり得ません。芸術家の作品作りなら許される世界ですが。 >標準書を発行する側(設計部門)に責任がある これは現場で適用できない、又は適用し辛い標準書である場合に言えます。 >私(設計部門)としては、忘れない仕組み作りを製造部門で責任をもって対処してもらいたいと思うのですが、どのように話をもっていけば改善できるのか まずこの考え方では駄目です。品質というのは現場が作り上げるものでも、設計で作り上げるものでもなく、両者で作り上げるものだからです。 今回の問題は、現場とマニュアルが一体となって製造工程に機能していないことであるので、その解決に向けて設計・製造両者で知恵を出し合って問題解決を図るべきです。 人のやる作業にはうっかりミス、勘違い、確認ミス等のヒューマンエラーがつきものです。これを防ぐには例えば、〇指差呼称を励行してミスを撲滅する、〇作業標準の重要ポイントを製造機械設備に表示する、仕込み伝票に表示する、仕込み材料に表示する等。また〇作業標準の中に盛り込むべき項目があったり、〇設計にフィードバックを必要する項目もあると思います。
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非常に的確なご回答ありがとうございます。 是非参考にさせて頂きます。 yokohamahope様のようにはっきりと意見を言えれば・・・
抽象過ぎて何とも言えないのですが、 要は製品として不良が出れば 会社として業績が落ちるわけですから、 あそこが悪い、うちのせいじゃない。という ことでなく、会社として取り組まれては。 製造部門の責任者、設計部門の責任者が集まって、 実行できるような仕組み作りに取り組まれては。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 ご指摘の通り、水掛け論をしても意味がないので、まずは上長と品質保証部門に掛けあってみます。
お礼
ご回答ありがとうございます。スカっとしました。 第3者的な人に相談し、建設的に進めれるよう相談いたします。