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負の連鎖を食い止めるには
- 私の母親の支配的な養育態度により、私は対人関係で悩むようになりました。
- 私のいとこが人格障害で両親に暴力をふるうようになったことから、母親の過敏な反応が明らかになりました。
- 未熟な親の養育態度は子供に対して負の影響を与える可能性があります。負の連鎖を食い止めるためにはどうすれば良いのでしょうか?
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はじめまして。 以前、児童虐待関連で親や子供に関わる仕事をしておりました。 まず、「もしかしたら」「しらずしらずのうちに」という不安を感じている時点で、あなたは負の連鎖を食い止められると思います。 >私自身も対人関係で悩みがあるときはどこかむしばまれてはいないか不安になります。 と書いておられるとおり、あなたには自省の態度がおありですので、今後あなたが育児に携わる場合も大事に至ることはないのではと思います。 一番怖いのは、「無自覚」です。 ただし、あまり過敏になりすぎて自分自身を責めすぎたりしないでくださいね。 何か困ったときに相談できる相手(誰でもいいのです。こういったネット上の場でも。)を見つけておいてください。 自分自身を、他人から客観的に評価してもらって、その意見に真摯に耳を傾ける態度こそが負の連鎖を食い止める一番の方法だと思います。(周りの意見に流されすぎるのもいけませんが。) あとは、社会のいろんなことに関心を持ち、自分自身の視野を広げることも大切です。 なにが正しくて、なにが間違っているのか、あなた自身の目と耳で知識を蓄えて、どうぞ親御さんに左右されないあなたなりの「基礎」を時間をかけて築いてください。
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- d194456
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「虐待の連鎖」の定義ですか。あなたの「負の連鎖」を含め、色々な問題を含んだものと考えて下さい。 「自我の形成不全」は親の未熟な養育態度にあると、思っていますか。 ある年齢に達したら、子供は自我の主張を始めるはずです。それを親が抑えたのか、子供が反抗期を持たない生き方を選んだのかは、中々難しい問題だと思います。 負の連鎖の止め方は前回書きました。 あなたのいとこの方の人格障害は、三歳くらいの時の自我形成が中途半端で終わり、周囲との関係の作り方を知らないままで大人になったのだろうと思います。 あなたは、母親との間に反抗期があり、周囲との関係も作り方を覚えて大人になったと思いますので、連鎖は無いものと思います。 いとこの方は、おそらく医者にも精神年齢が三,四歳だと言われたのではないでしょうか。 親の育て方も、初めての子育てなら、上手に出来ないのも非難出来ないことだと思います。 「虐待の連鎖」で調べれば、その問題で苦しんでいる母親たちの集まりがあります。 関心があるのでしたら、調べたら良いと思います。
お礼
再度のご回答ありがとうございます。 >「自我の形成不全」は親の未熟な養育態度にあると、思っていますか。 はい、親の働きかけが子供の自立をうながすものと、そうでないものとありますよね。こどもがしたいことをさせずに禁止ばかりして、そして親の思い通りにさせようとする働きかけは子の自立をさまたげます。 >ある年齢に達したら、子供は自我の主張を始めるはずです。それを親が抑えたのか、子供が反抗期を持たない生き方を選んだのかは、中々難しい問題だと思います。 そう、自我の主張を始めるのが普通です。子供が反抗しない生き方を選ぶとすれば、相当親の顔色をうかがっているのではないかと思います。「親の言うことをきかないと愛情がもらえない」と思っているからです。 いとこに関しては、そこまで深くかかわっているわけではないのでくわしいことはわかりません。。 >親の育て方も、初めての子育てなら、上手に出来ないのも非難出来ないことだと思います。 他者が非難すべきことではもちろんありません。しかし「初めてだから」といって子供を人格障害にさせてしまうのですか。それでは子供がかわいそうです。管総理も津波+地震が起こった時、政府の対応が遅くなったのを「初めてのことだから」と言っていましたが、「初めて」というセリフが言い訳につかえるのは取り返しのつくことだけではないでしょうか。
- youchan37
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貴方様自身が社会生活に営むにあたって、明らかに困ったことが起きている、と。 即ちACによる症状です。そういうものが書かれていません。 例えば強い対人不安があって引きこもりになっているとか、自分も又、子供を虐待してしまうとか… 「どこかむしばまれてはいないか」というのは、余りにも曖昧です。 (でも実は一つ、貴方様はご自分の対人関係がむしばまれている事実を、ご自分でおっしゃっています) 大変失礼な見方になりますが「私の母親はこんなに酷い人間なんだよ」と、 お母様を告発するのが目的のご質問のようにも思えてしまうのです。 今お母様と全く口をきいていないとおっしゃっていますが、この辺りに問題を感じます。 お母様も「人」です。ですから実は、この「全く口をきかない」というのは、 貴方様の対人関係がむしばまれている、ということになります。 ACを断ち切るために何ができるのか? 過去は変えられません。 すると「今後の貴方様がお母様に対してどのような感情を持ち、どのように接していくのか?」ということが、 まずは一番大切になってくると思います。更には貴方様の接し方によって、お母様も少しでも変わること。 それも又大切なことです。 ACの人に最も必要なことは、自分の親を「一人の人間」として客観視できるようになることです。 人間誰しも、良い面も悪い面もあるのです。そうやって親を客観視できれば、 全く口をきかないという態度にはならないはずです。 もう一つは「愛憎表裏一体」というようなことです。相手に分かってもらいたいからこそ、相手が分かってくれない時、 相手が憎いのです。どうでもいい人に分かってもらえない時、人はそれ程憎しみを感じません。 例えば母親が不倫をして、自分は大いに苦しんだと。酷い親だと思い、親を否定します。 しかしその自分が大人になった時、気づけば自分も不倫に陥ったと。そんなことがあります。これも又一つの負の連鎖です。 何故そんなことになるのかと言えば、それは子供は親を肯定したいのです。やはり親を愛しているのですよ。 だから、自分も親と同じ罪を犯せば、もう親を責めることはできなくなると。無意識でそう思って、親と同じ罪を犯すわけです。 「お母さんは不倫をして、家庭が崩壊した。私は酷い目にあった。…でも私も同じことをしたんだ。もうお母さんを否定できない」と。 ですから貴方様も、心の奥にきっと間違いなくあるであろう、お母様を愛する心を自覚すること。これが必要です。 無意識下に存在している心を自覚しないでいると、知らずに先の不倫の例のように、愛する心が暴走をすることにもなりかねません。 決してお母様を、完璧な良い人間として捉えなさい、などとは申しません。仏様のようにお母様の全てを許せ、とは申しません。 しかし全く口をきかないという態度について、まずは見直しをされてみては如何でしょうか。 雑然とした回答になってしまいましたが、参考になれば幸いです。
補足
回答内容がどうこういうまえに… 私がここに質問しているのは自分がACであるかを知りたいわけではなく、診断をお願いしているわけではありません。 むしろ質問内容にこれといったじゅうぶんな根拠がないのに症状名をあてはめるのはデリカシーに欠ける行為です。 少なくとも質問者である私は、ACと連呼されることに不快感を持っています。
- Kowalski_Japan
- ベストアンサー率22% (283/1243)
貴方のお母さんは、負の連鎖を受け継いでいて、それに気づいていません。 しかし、貴方は負の連鎖を受け継ぐのではないかと不安に思っています。 この違いは非常に大きいですので、貴方が負の連鎖を受け継ぐことは無いでしょう。 汚い鎖は、貴方の一歩前で既に切れているはずです。 こんな親子関係も有るのだという参考になるかと思います。 ・Clannad http://www.animedreaming.tv/anime/clannad/ 他人の振り見て我が振り正せ・・という言葉が有りますから 他人の子育ての仕方を見て、または教わって行けば十分でしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >貴方のお母さんは、負の連鎖を受け継いでいて、それに気づいていません。 しかし、貴方は負の連鎖を受け継ぐのではないかと不安に思っています。 この違いは非常に大きいですので、貴方が負の連鎖を受け継ぐことは無いでしょう。 汚い鎖は、貴方の一歩前で既に切れているはずです。 心強いお言葉、本当にありがとうございます。 >こんな親子関係も有るのだという参考になるかと思います。 ・Clannad http://www.animedreaming.tv/anime/clannad/ 他人の振り見て我が振り正せ・・という言葉が有りますから 他人の子育ての仕方を見て、または教わって行けば十分でしょう。 URLありがとうございます。ぜひ、参考にさせていただきたいと思います。 回答者様のおっしゃるように、いろいろなところから勉強させていただいて、同じ思いをする人間がこれ以上増えないようにしていきたいです。
- d194456
- ベストアンサー率27% (423/1524)
「虐待の連鎖」を断ち切る為には、意識して感情のコントロールが出来るように練習してはどうですか。 自分自身が虐待を受けながら育てられたので、自分の子供にあんな辛い思いはさせたくないと、常日頃思っていても、カッとした時に、母親と同じ叱り方をしている自分自身に気が付いて、愕然としてしまう母親たちを大勢居ます。 人は倣い覚えたことしか出来ないものです。自分が知っている育て方しか知らないのですから、母親と同じ育て方になります。それを非難することは止めましょう。知らないことは出来ないのですから。 それで、あなたの場合はどうしたらよいかですが、まず、叱らない育て方を覚えてはいかがですか。 「ウイリアム・グラッサー」医学博士が教えている「選択理論」と言う「心理学」、「リアリティー・セラピー」と呼ぶ心理療法で、子供たちが健康に育っています。 学校教育の場で応用されていますので、日本にも、母親たちの集まりがあり、良い親子関係が築かれています。 「ウイリアム・グラッサー」で検索すれば、たくさんの著作がありますので、子供の教育関係の本だけを選んでも良いと思います。心理学の本なら、図書館においてあると思いますので、目を通すと良いですよ。 それから、「内観法」を検索して、遣り方を見れば、あなたのお母さんとあなたの関係が、違った目で見ることが出来ると思います。一度はやってみて欲しい、親子関係の見直しだと思います。 母親に憎しみしか持てなかった人も、違う母親を見つけたそうですから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 「虐待」の定義がよくわからないのですが、親のいうとおりにしないとなかされていたことは確かですし、思春期以降は口を開けばイヤミしか言わず、私に対するイヤミ以外の話題は父へのイヤミか姉へのイヤミでしたし、母親に関してまともな思い出がありません。でも唯一兄のことは常にほめていましたね。 父親は、兄に対しては理不尽なことを行っていたようですが、娘に対しては甘く、家族の中で唯一こころのよりどころとなっています。父親は難点はたしかにありますが、ちゃんと話をきいてくれますし、困った時は必ず助けようとしてくれます。母親への不満を言ったら、「わかった、そういうことはなんでもお父さんに話してよ。助けるから。お父さんの目の黒いうちは!」と言ってくれたことがとてもうれしくて、父親からの愛情がこれからの苦難を乗り切る自信につながっています。 「ウイリアム・グラッサー」「内観法」を教えてくださり、ありがとうございます。ぜひ参考にしてみます。
- suzuko
- ベストアンサー率38% (1112/2922)
ほぼ#1の方が書いてられるので、蛇足を。 >私の母親はそれに対して非常に過敏でまるでそのいとこが犯罪者であるかのような口振りで家族に注意をうながし、既婚である兄にもその話題だけで何時間も話し込むほどで ということは、お母さん自身も伯父さんと「同じように子育てをしてしまった」という、後悔(また恐怖心)があるのでしょうね。 だからこそ、自分の子もいとこと同じようになるのではないかと恐れてらっしゃる。 もしあなたがお母さんから同じ話をされたら、 「私は大丈夫。あなたを反面教師として育ったから」とでも反抗してみては? 反抗期に十分反抗したのならば、あなたは「自分と親とは別の人格だ」とわかっているはずですし、 親の悪い部分を真似るはずはありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ということは、お母さん自身も伯父さんと「同じように子育てをしてしまった」という、後悔(また恐怖心)があるのでしょうね。 どうなんでしょう・・私が母親に直接訴えたことがあるのですが、その時は「(母親が)明治生まれの母親に育てられたのだから仕方ない」「教科書なんて邪道」「それならあなたが自分の子供を正しく育てればいい」「人間なんてうっかりだらけなものでしょう」と、どのセリフをとっても後悔の念は感じられません・・ >反抗期に十分反抗したのならば、あなたは「自分と親とは別の人格だ」とわかっているはずですし、 親の悪い部分を真似るはずはありません。 本当にそうでありたいと心から願います。大変心強いお言葉をいただき、感謝いたします!
お礼
ご回答ありがとうございます。 >まず、「もしかしたら」「しらずしらずのうちに」という不安を感じている時点で、あなたは負の連鎖を食い止められると思います。 >私自身も対人関係で悩みがあるときはどこかむしばまれてはいないか不安になります。 と書いておられるとおり、あなたには自省の態度がおありですので、今後あなたが育児に携わる場合も大事に至ることはないのではと思います。 一番怖いのは、「無自覚」です。 そういっていただけて、ほっとしました。思春期の頃はとにかく反抗しまくって毎日親とけんかして、すこし落ち着いてきた頃に発達心理学を学ぶ機会があったんです。そこからだんだん具体的に親の養育態度のどこがいけなかったのかということを客観的に知ることができました。 >ただし、あまり過敏になりすぎて自分自身を責めすぎたりしないでくださいね。 何か困ったときに相談できる相手(誰でもいいのです。こういったネット上の場でも。)を見つけておいてください。 自分自身を、他人から客観的に評価してもらって、その意見に真摯に耳を傾ける態度こそが負の連鎖を食い止める一番の方法だと思います。(周りの意見に流されすぎるのもいけませんが。) そうですね、まだ子供はいなくて、これからできればほしいといった段階ですので、もし授かることができた場合は過敏にならないようにします。もし子供ができても連鎖を食い止めることが可能であることがわかっただけでも希望がもてました。 >あとは、社会のいろんなことに関心を持ち、自分自身の視野を広げることも大切です。 なにが正しくて、なにが間違っているのか、あなた自身の目と耳で知識を蓄えて、どうぞ親御さんに左右されないあなたなりの「基礎」を時間をかけて築いてください。 発達心理学を学んだあと、障害児の残存能力をひきだすことに関心があり、少々ではありますがどう接すれば子供の成長につながるかということを身をもあって経験させていただきました。ずっと一日中そのこのそばにいるわけではなかったですし、実際の子育てとはまた全然ちがうとはおもいますが、こうやって意識しながら接したり、アドバイスをいただいたりすることで、自身の基礎を築いていきたいと思います。 専門の方からアドバイスいただけて、本当に安心しました!