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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:これからの季節に買うアウターについて)

これからの季節に買うアウターについて

noname#160718の回答

noname#160718
noname#160718
回答No.1

 先の質問にも回答させていただきました。  秋から冬でも積雪がない山、という前提でしたら、ソフトシェルが良いと思います。「雨」に対してはレインウエアで対処できるわけですから、雨以外の気象条件に対応するには、ソフトシェルの良いモノがあれば非常に快適です。  冬山(積雪がある山)であっても、多くの場合はソフトシェルの方が快適です。雨に対しては、短時間ならソフトシェルのままで切り抜けることも十分可能です。ほとんどのソフトシェルには強力な撥水加工が施されているので、短時間なら十分ソフトシェルで凌げます。まあメーカーによって撥水加工の良し悪しはありますけどね。  ハードシェルでなければダメ、という場面は、長期の山行くらいです。  パンツは積雪環境でなければレインウエアのパンツで十分です。  積雪環境であっても、低山や軽いスノーハイクくらいでしたらレインウエアのパンツでも使えるのですが、ちゃんとしたオーバーズボンは欲しくなるでしょう。  このパンツはハードシェルの方が良いです。日本の雪は湿雪が多いので、ソフトシェルのパンツでは不足です。  ハードシェルのオーバーパンツは、やはりモンベルが良いですね。アルパインパンツで決まり、という感じです。 http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=145000  まあ、ゴアテックスのオーバーズボンを購入するのはもう少し先のことかもしれませんね。  秋の山に話を戻します。  ソフトシェルって百花繚乱、言い換えれば魑魅魍魎の世界です。ハードシェルは最近はいろいろバリエーションが増えてきたモノの、根本的に雨や激しい風雪から身体を守る、という「コンセプト」によって設計されています。  ですがソフトシェルはその基本コンセプトが数多くあり、ほとんどモデルの数だけ設計思想が違うので、選ぶのが難しいのです。ツボにはまればとてつもなく快適ですが。  ソフトシェルをすごく大雑把に分類してみます。 1.中間着としての用途を考慮したもの  これらは「さらに上にアウターを着ることがある」のが前提の設計をされています。つまりアウターと言うよりは「防風性と撥水性を持たせて多少の悪条件までは対応できるようにした山シャツ」という考え方です。  フードはなく、袖口や裾もシンプルな造りにして上にアウターを着た際にゴロつかないような配慮がされています。  このタイプの定番中の定番は、モンベルのライトシェルジャケットでしょうね。  モンベルのソフトシェルは基本的にこのタイプのモノが多いです。  これらのソフトシェルは、基本的にアンダー、ソフトシェル、悪条件下でハードシェル、というレイヤリングになります。むろんアンダーとソフトシェルの間に中間着を入れても良いのですが、それだとソフトシェルを導入するメリットが薄くなります。レイヤーを1枚減らすことによる軽快感はこの手のソフトシェルを導入する大きなメリットの1つですから。  つまり、気温条件等による保温性は、主にアンダーで調節することになります。また、ソフトシェルそのものも保温性が様々に設定されているので、ソフトシェル選びが重要になります。  モンベルで言うと、保温性が低い方からライトシェル、ノマド、ロッシュというモデルがあるので、どれを選び、どんなアンダーと組み合わせるかは、行く山によって考える必要があります。 2.アウターに徹した造りのもの  これらは「さらに上にハードシェルを着る」ことはほとんど考えていない造りになります。まあ早い話が、「雨なんて降らない」山でアウターとして着ることを想定したウエア、ということになります。  日本では北アの主稜線でもごく希に雨が降ることがあるのですが、まあ一般的には厳冬期の中級山岳以上での使用がメインということになるでしょう。  ただ、低山やスノーハイクでこの手のウエアは不適かというとそんなことはありません。降雨時以外はあらゆる条件下でハードシェルより快適ですから。降雨時も短時間であればソフトシェルのままで十分凌げますし、心配ならストームクルーザーを持っていけば良いです。超軽量レインウエアは冬のソフトシェル使用時の保険として有効です。ストームクルーザーはそのような用途にも使用できるくらい十分に軽いですから。  アウター型のソフトシェルはたいていフードが付いてますし、裾や袖口もきちんと調節できるようになっています。  モンベルでは、パウダーシェッドパーカがアウターに徹したソフトシェルですね。  ノマドパーカもフードが付いてアウター用途に少し振っているのですが、ベースが中間着型のノマドジャケットなので、そこまでアウターに振り切った造りではないですね。中途半端に見えますが、こういうのはツボにはまるととても面白いです。  私はこのノマドパーカ、積雪環境下ではない秋~冬の山や軽い低山のスノーハイクあたりにはツボにはまると思いますが・・・  ソフトシェルは最近では、裏地をフリース地にしたりして保温性を持たせるのが主流になってきています。  中間着のフリースを省略できれば着心地も運動性も非常に軽快になりますから、上手く使えばとても有効です。  ただ、重荷を担いでの深雪のラッセル、などのように運動量の変動幅が大きく激しい用途には、従来のような素直なアンダー、ミドラー、アウターの3層のレイヤリングの方が良いです。体温調節の幅が大きく、また細かく頻繁に調節する必要がある用途だと、3層の方が調節幅が細かく取れるので有利なのです。  でも、普通のハイキングやスノーハイクあたりだと、そこまで調節幅が細かくなくても良いんですよ。そうすると、保温性があるソフトシェルを使うことによる軽快感のメリットが大きくなります。  ここまでモンベルで説明しましたが、モンベルのラインアップは整理されていて、しかもカタログにも順番に並んでいたりするので非常に判りやすいです。  パタゴニアもソフトシェルのラインアップはとても充実していて良いモデルがたくさんありますが、ラインアップも並び方もランダムなので、かなり理解していないとベストマッチするモノを選ぶことは難しいです。  パタゴニアをいくつか挙げると、中間着型のソフトシェルではガイドジャケットが良いなと思います。ただしこれはかなりアウターよりの中間着型、ですが。 http://www.patagonia.com/jp/shop/womens-jackets-breathable-soft-shell?k=1E-6z-ba  ナイフブレード・プルオーバーも面白そうです。実物をまだ見ていないので何とも言えませんが。  他メーカーにも面白いモデルはたくさんあります。  とにかくシンプルなハードシェルとは違い、ソフトシェルはコンセプトが非常に多様なので、品揃えが豊富なショップで片っ端から手に取って細かいところを調べ、さらに袖を通してみてそのモデルのコンセプトを理解することが重要です。

teamilk
質問者

お礼

ソフトシェルについて、それぞれに「設計思想が違う」という点、 教えていただいたおかげで、そういう視点で一つひとつチェックするようになりました。 そういう視点で見てみると、動きやすさや着心地重視の高級なジャージのようなものから、 風除けや雨よけメインのものなど、本当に幅広く異なるのだと気がつきました。 「中間着としての用途を考慮したもの」か「アウターに徹した造りのもの」かについても、 最初に考える癖がつきました。 いただいたご意見、とても参考にしています。 いつも本当にどうもありがとうございます!

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