高野連は了見が狭いのか?習志野野球部は正しいのか?
習志野高校野球部が、高野連から厳重注意を受けていたとのことです。
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週刊ポスト8月10日号より(今現在はすでに店頭にはありません)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/sports/npb/581232/
(引用)
昨夏の甲子園において、最もアルプスを沸かせたのが習志野(千葉)のブラスバンドだった。全国トップレベルの同校吹奏楽部には、30年以上前からオリジナルの応援歌「レッツゴー! 習志野」があり、チャンスの度に美しい爆音を奏でて味方の背を押し、相手校を威圧した。今夏は予選で敗退。甲子園で彼らの演奏を聞けないことを残念がるファンも多い。吹奏楽部顧問の石津谷治法は、『週刊朝日増刊 甲子園2011』における筆者のインタビューで次のように語った。
「勝てば選手のおかげ、負ければブラバンのせい。ブラバンも勝負の命運を握っていると思う。うちらは相手校にプレッシャーをかけていきます。(重低音を奏でる)スーザフォンを11台用意し、相手ベンチからの指示を聞こえなくしたり、マウンド上での会話をしにくくしたりするんです。気の弱いピッチャーなら、この爆音にやられて崩れますよ」
ちなみに、この発言を高校野球連盟は問題視した。学校関係者や野球部監督の小林徹を呼び出し厳重注意し、石津谷が甲子園に姿を見せることはなかった。まさか石津谷も本気で相手の野球を邪魔しようという意図はなく、「ブラスバンドもナインと一緒に甲子園を戦っている」とリップサービスしたに過ぎない。だが、閉鎖的で了見の狭い高野連には受け入れられなかった。
※週刊ポスト2012年8月10日号
(引用終了)
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クラスメイト、同級生が選手として出場し、運動部の中でも格別に「学校の代表」としての性格の強い、野球部の試合を
「心から応援しよう! 拍手喝采や、気持ちのこもった声援、音楽で鼓舞しよう!」
という気持ちは十分理解できますが、わざわざ大きな音の出る楽器ばかりを選んで”音の武器、妨害装置”として意図して使い、
”(重低音を奏でる)スーザフォンを11台用意し、相手ベンチからの指示を聞こえなくしたり、マウンド上での会話をしにくくしたりするんです。気の弱いピッチャーなら、この爆音にやられて崩れますよ”
と公言して、実際に不必要に大きな音を立てて演奏するように指示し、それをわざわざ自慢げにマスコミにペラペラ喋って得意がる、この顧問教師もどうかと思います。
記事は「閉鎖的で了見の狭い高野連」としていますが、この問題に関して、高野連は了見が狭いのでしょうか?
相手選手のプレーの妨害を企て、実際に大爆音で影響を与えた事は全く問題がないと言えるのでしょうか?
大爆音で”気の弱いピッチャーを崩しちゃう”行為において、対戦相手に対する敬意はあるのでしょうか?
野球部は吹奏楽に”楽器で相手を威嚇する”ことを依頼していたのでしょうか?
そこまでして勝って、野球部はうれしいのでしょうか?
野球部の父母たちは吹奏楽部の大爆音を味方につけて野球部が勝ったことが誇らしく思えるのでしょうか? 息子を褒めてやりたいと思うのでしょうか? 勝ったのは野球のみの実力だ、と胸を張って言えるのでしょうか?
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私にはわからんなぁ。
反対意見が山ほど来るでしょうが構いません。
反対意見をお持ちで、
「このバカに一丁説教してやらんと気が済まん」
という皆様、どうぞありったけの罵詈雑言を書き連ねて、習志野高校吹奏楽部の行為が間違っていないことを教えてください。
よろしくお願いします。