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[少女七竈と七人可愛そうな大人] はライトノベル?
- 「少女七竈と七人可愛そうな大人」は桜庭一樹さんのライトノベルでしょうか?飲み会でこの本を話題にしたら「それ、ラノベでしょ?」と言われ、疑問に思っています。
- 自分の好きな作家である桜庭一樹さんの本で、ライトノベルとは違う印象を受けました。内容や文体も独特で、ラノベのイメージとは異なります。
- ライトノベルの定義が曖昧なため、明確な答えは難しいかもしれませんが、私の感じたところでは、「少女七竈と七人可愛そうな大人」はライトノベルとは異なる作品と言えるでしょう。
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小説のジャンル分けは、その本や、その本を売り出す出版社がターゲットとしている読者層によって分類されている、と考えるとわかりやすいです。つまり、あの作品はライトノベルではありません。漫画でいうところの少年漫画と青年漫画の違いみたいなもので、ライトノベルは主に中高生、もしくはゲーム、アニメなどを嗜む層をターゲットにしていますが、あの作品はもう少し上の年齢層を狙って書いていますし、アニメを観る層とも重なりませんよね。そういうことです。 ただ、その飲み会の場でいう「ラノベ」とは、本来のライトノベルというジャンルの定義云々ではなく、単純に「その場で挙げる価値のない作品」という意味だったはずです。趣味の「読書」に漫画を含まないのと同じような意味合い。 どういう場だったか知らない私には、その評価が適切だったかどうかは判断のしようがありません。 たとえば、文学部のゼミで好きな本の話題が出たとき、文学的に論じられる内容を持たない作品名を挙げるのはなかなか辛いものがあります。 しかし、特に文学マニアな集まりではなく、ボルヘスとかフローベールとか、やたらと重鎮な名前が挙がるような場でもなく、単に「最近何読んだ~?」「私は宮部みゆき~」とかいう程度の話の流れで桜庭一樹を「ラノベ」扱いしたのなら、まあ、要するにその人は『少女七竈と七人の可愛そうな大人』を読んだことがなく、作家名だけで「どうせくだらない作品なんだろ」と思い込んだ、というだけのことでしょう。よく知らない人が適当なことを言っているだけなので、真に受ける必要はありません。
その他の回答 (1)
>ラノベ特有の漫画調のイラストもないですよね。 ラノベ以外の文庫で再販されると、イラスト類は無しになりますけどね。 「少女七竈‐」と同じ著者・同じ文庫の別作品を読みました。 その作品は某ゲーム雑誌に連載された上でラノベとして発売され、系列企業の別文庫(「七竈‐」と同じ所・ラノベではない)として再販されたようです。 >それ、ラノベじゃん? と、言った方は、私が読んだのと同じ作品を知っていて、「七竈‐」も同じ経緯を辿ったと早合点されたのでは? >『少女七竈と七人の可愛そうな大人』(しょうじょななかまどとしちにんのかわいそうなおとな)は、桜庭一樹による日本の小説。 >『野性時代』(角川書店)にて連載されていた。連載当時はタイトルが「~~大人たち」であった。 上記の文面は、今回、当方が参考にした某所の一文を抜粋したものです。 「野性時代」がラノベ雑誌なら、「それ、ラノベじゃん?」は正解ですね。 (済みません、検索しながらの回答に飽きてきました。 勝手に回答を送りつけたのは私なのに。)
お礼
わざわざ調べてまで回答してくださってありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 まさに回答者さんの想定したような話の流れで、「ラノベじゃん」と言った人の好きな作家が宮部みゆきだったので、びっくりしました。 軽くバカにされたようで、むしゃくしゃしながらこの質問をしたのですが、少し気分が晴れました。 本当にありがとうございます。