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処方箋代の仕組み
病院で処方箋をもらった時、処方箋代を取られますよね? そして、薬局に行っても薬代以外にも、「調剤代」的な物が沢山取られますよね? どうして病院でも料金を取られないといけないのか、理屈が良く分かりません…。 詳しい人、教えて下さい!
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以下のリンクが分かりやすかったです。 参考URL http://ichiba-md.com/medical/shinryouhousyu/drug.html ただし、薬局の調剤報酬の記述が不足しているので、薬局については以下のリンクを。 参考URL http://chouzai.dct-bf.com/info/chouzai_houshu.html 読むと、大きな混乱、論争があるとすぐ分かると思います。 それは、医療費に関わる医薬分業と大きく関係するからです。 医薬分業には、メリットもデメリットもあります。 ただし、欧米では非常に長い歴史があるシステムではあります。 なぜかと言うと、1つには、薬に対して複数の機関がかかわることで、安心できることがあります。不安なときには病院だけでなく、薬局の判断も聞くことができます。また、処方箋をみて自分で調べることもできます。これは、毒殺などが横行した、ヨーロッパでは特に必要でした。 日本では医師がすべての責任をもって、誠実に治療を行うことが続いています。よく時代劇とかにでてくる医師は調剤もしてますよね。それは、百者百様の患者さんに対応する必要のある医療にとって、むしろ合理的なシステムともいえると思います。勤勉で高い倫理性をもった医師が、臨機応変に、即断即決しやすく、それにそぐわない医師には厳しい罰則もあります。 そのため、日本の調剤薬局の歴史はまだ20年ぐらいのものです。ですので現状では薬局は、その役割を果たせていないとする意見も多くあります。たとえ同じように医療を学んで卒業したとしても、常に治療の最前線で、さまざまな症状と向き合い治療している医師と、薬剤師では、実力的にも大きな隔たりが出てくる可能性があります。一方、医師の治療方針にそぐわないことを薬剤師が伝えた場合、病院と薬局のトラブルになる可能性もあります。今、どのように役割を果たしていけるか、懸命な試行錯誤がつづいています。 財政難やさまざまな課題がある中、各方面いろいろな意見を出し合い、改革が求められています。また、店頭の商品のように、医療に点数をつけるというのは、本質的に無理があるのも間違いありません。 えらそうなことを書きましたが、私もよく分かりません。間違い等もあると思います。 回答になっていないと思いますが、何かご参考になればと思います。
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- chie65536(@chie65535)
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診療には「点数」が決まっていて「診断書を書いたら○点」「処方箋を書いたら○点」「診察をしたら○点」「初診なら○点」「再診なら○点」と、すべてに点数が付いています。 医療機関は、その「合計点」で、関係機関に「診療報酬」を請求します。 一般の人は、合計点から求めた金額のうち、3割を自己負担し、会計時に支払います。残り7割は「関係機関」が負担します。 認可を受けた「処方箋調剤薬局」も「調剤したら○点」「特定の薬を出したら○点」「この薬は1錠で○点」とすべてに点数が決まっていて、点数分の報酬を受け取ります。 これも、一般の人は、3割が自己負担になります。 このように「すべての行為に、きちんとした点数(金額)が決まっている」ので、どの病院でも、全国一律に「同じレベルの治療を受けられる」のです。 病院や薬局は、一般商店のようにサービス内容に格差があったり、安いなりに質が悪い、とかは許されませんから、値段とサービスの内容を「全国一律」にしなければなりません。 値段とサービスの内容を「全国一律」にするための物が「診療点数制度」であり、すべての行為に点数が付いているので、処方箋料や調剤代を払わなければならないのです。 すべてに金額と点数を付けておかないと「うちは処方料はタダ。だけど、中身はテキト~」なんて言う、とんでもない病院が出て来てしまいます。 こういう「安かろう悪かろう」と言うのが出現しないようにする為に「全部の行為に点数が付いてる」のです。
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処方箋を発行するのは手間がかかるからね。 ま、日本の診察料は激安だからいろいろ細かいことについて お金を取れる仕組みにしてあるだけ。 昔はね、薬価差益がものすごーーくたくさんあって、 薬出すだけど、病院が儲かっちゃってしょうがない! って具合だったんだけど、そりゃダメだってことで、 薬の卸値と販売価格を近づけて、院内で薬だしちゃダメ って仕組みを作ったのよ。 そしたら、病院はどうにかして 売り上げださないとつぶれちゃうし、薬局だってなんかで 稼がないと、店だす意味がない。 ということで、行為に対して ちまちました料金を算定できるようにしたわけ。