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森見登見彦の小説に『似た』小説

先日、森見登見彦著の『太陽の塔』という本をよんで、あの男くさいというか堅苦しい書き方に とても心惹かれました。 森見氏の作品は『夜は短し』や『四畳半神話体系』などあらかた読んでしまったので、次に読む本を 探しています。 森見氏の小説に似た書き方の小説。もしご存じでしたら、どうか教えて下さい。

みんなの回答

noname#217196
noname#217196
回答No.2

田山花袋の『蒲団』。ナルシストの作家が内弟子になった娘と一つ屋根の下で妻とともに暮らして悶々とするお話。自然主義文学とは何かなんて文学かぶれの眼鏡を外して読めば、悶えるナルシストはギャグにも思えてきます。 夏目漱石の『吾輩は猫である』。珍野苦舎弥先生宅に寄寓する猫の目を通して描かれるあたふた話。この猫の妙に偉ぶりながら実際は気弱なところと勿体ぶった言葉づかいはだいぶ似ている感じ。 椎名誠の『さらば国分寺書店のオババ』。昭和軽薄体の代表格。青年のドタバタ生活の妄想が産む仮想敵オババ。書いてる内容の他愛なさともたらされる笑いは近いものがあるような。 野坂昭如の『死刑長寿』。ねじれた正義感を饒舌な奇想で茶化す。

回答No.1

文体は全然違うけど森見登美彦と万城目学はよくセットで扱われますよね。

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