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投資信託の分配金
以下の問題の解答を見ても理解できません。ご教授下さい。 解答(1)で、10,250 円を個別元本、購入時の基準価額を第二回分配直前の基準価額のように扱っているように見えます。理由が分かりません。 解答(2)で、10,800円を分配後の基準価額のように扱っているように見えますが、分配前の基準価額だと思うので、これも理由が分かりません。 ◆問題 第3回の受益証券10,000口当たりの収益分配金の税引後手取金額を求めなさい。 小数点以下第3位を四捨五入すること。 <保有投資信託> ○ 主な投資対象:国内外の株式および公社債 ○ 購入時基準価額:10,550円 ○ 購入後の分配金実績および分配前基準価額(10,000口当たりの金額) 第1回 第2回 第3回 ---------------------------------------------- 分配金実績 600円 300円 600円 基準価額 11,200円 10,300円 10,800円 ◆解答 (1)10,550 円-300 円 =10,250 円 (2)10,800 円-10,250 円=550 円 (3)600 円-550 円=50 円 (4)550 円×(1-0.1)+50 円=545 円 〈答〉 545 円
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現在の税制では個別元本以下の分配金は特別分配金ということで非課税になります。また特別分配金は評価損が解消されたとみなされて、特別分配金の分だけ個別元本が引き下げられます。 まず第3回分配時の個別元本がいくらなのか算出します。 最初に個別元本10,550 円と第1回分配後基準価額10,600 円を比較すると後者が上回りますので個別元本は変化しません。次に第2回分配後基準価額10,000 円を比較すると前者が上回りますので個別元本が変化します。第2回分配金額300 円は全て特別分配金になりますので個別元本が特別分配金の分だけ減ります。 (1)10,550 円-300 円 =10,250 円 さて次ですが第3回分配後基準価額10,200 円は個別元本10,250 円を下回るので分配金の内容を算出します。 まず普通分配金の算出を行います。 (2)10,800 円-10,250 円=550 円 次に特別分配金の算出を行います。 (3)600 円-550 円=50 円 普通分配金には税がかかるので税分を引いた後、特別分配金を加算します。 (4)550 円×(1-0.1)+50 円=545 円 以上のような感じなのではと思いますが。