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いつもお世話になります。

いつもお世話になります。 サプライヤーに提出依頼する、有害化学物質の不使用証明書についてお尋ねします。 今まで、弊社製品に使う原料に対してのみ不使用証明書をお願いしてきました。 しかし、顧客からは例えばボールペンなど直接製品には無関係のもの、保管に使う100円均一で購入するようなタッパー類まで、RoHS指令で指定された物質が含まれていないものを使うようにいわれました。このため顧客ではXRDを導入したそうです。 このことから、原料だけでなく備品類まで不使用証明をとるか、弊社で分析をしなければいけないのかと悩んでいます。 どのように対応すると良いのか皆様のアドバイスを頂けると幸です。

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回答No.1

仮にそのボールペンを用いて製品のラベル等に何かを書き込むのであれば、そこに書かれた文字のインキ成分がRoHS指令の規定値以下である必要があるので、ボールペンのインキ成分をためしに一度測定してみてもいいかもしれません。(過去、塗料の安定剤として鉛が使われていましたが、今はまずありえないと思われます)尚、ボールペンが単なる事務作業用のものであれば当然無関係です。  保管に使うタッパーですが、仮にタッパー中にRoHS指令の禁止物質が使用されていたとしても、それが保管中に製品に付着混入する可能などまずありません。貴社は顧客に対して製品がRoHS指令に適合していることを担保すればよいのであり、原材料・塗料・ラベル・半田など製品の一部として含有されていくものについてのみサプライヤーからエビデンスをとってあれば、製品とは無関係な事務用品や一時的な保管用品についてX線で分析する必要などなく、製品はRoHS適合である旨をこれまで通り顧客に伝えればいいのです。  製品以外で気を付ける必要がある点も念のためお伝えします。たとえば半田ごてのような、製品に何かを付着させるツールについては、鉛はんだを接合した後に洗浄もせずに鉛フリー半田をRoHS対応製品に接合させると、鉛成分が付着(コンタミ)する可能性があるので取扱いに注意する必要があります。  その顧客の程度および真意は不明ですが、社内・社外の有識者が定めた運用基準を拡大解釈する迷惑な人は大企業にも中小企業にも存在しますのでお気をつけください。

TIGER1
質問者

お礼

丁寧な回答をいただき有り難うございました。 ボールペンはメーカーに確認し、RoHS対応のものを使用することにしましたが、テープ、修正液等いちいち調べるのは大変と思っていました。 大企業の顧客には何でもかんでもと言う方もいらっしゃり、対応に苦慮しています。

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