バイク屋が言うのは、2サイクルエンジンなので、ある程度元気よく(エンジンの回転を上げて)走るようにしたほうがいい、と言うことでしょう。
2サイクルは4サイクルと違って独立した吸排気バルブや排気行程を持たないし、エンジンオイルも気化したガソリンに混ぜてシリンダーへ送り込んでいますから、なるべくキレイに燃えてくれないと燃え残りのガソリンやカーボン類がシリンダー(プラグも)やチャンバー・サイレンサーに付着しやすくなります。キレイに燃やすには、そのエンジンの、パワーバンドと呼ばれる最もパワーの出る回転域で使ってやるのが一番です。
とは言え、街中でパワーバンドで走るのは危険ですから、中回転域くらいまで回してやればいいと思います。これは2サイクルエンジンを載せたバイク全体に言えることです。
チョークは、エンジンが冷えた状態で、気化したガソリンに点火しやすくするために、濃い混合気を作ってシリンダーへ送るためのものです。
チョーク引いてエンジンが始動したら、しばらくは引いた状態にしておきます。エンジンが少し暖まってきたなと思ったら半分程度戻し、アクセルから手を離してもエンストしなくなったら完全に戻せばいいです。この辺の微妙な加減はバイクごとに違います。
お礼
くわしく丁寧に教えてくださり、ありがとうございます。