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グレの喰い渋り
グレ釣りにおいて、当りはあるものの針がかりしない場合、針の号数を小さく(5号→4号)したのですが小さくすることで飲まれてしまう可能性が高くならないでしょうか。逆に大きくした方が良い、という人が実際にいました。またスレ針にするメリットはなんでしょうか。
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口太に関しては飲ませてしまっても全く問題ありません。 私は口太にはがまかつの短グレばかり使いますがこのハリは完全な飲ませタイプの ハリで実際に活性の高い時は結構飲んでいるケースが多いですね。 47、8cmぐらいに飲まれていてハリス1.5号など良くありますが 飲まれたことによるハリス切れなどはこれまでありません。 逆に尾長は出来るだけ浅いタナで大きめのハリで口に掛けないと歯で一発で ハリスを切られてしまいます。それでも40cmオーバーの尾長に飲まれても 出来るだけ柔らかいやり取りをすれば(掛ければ尾長と分かるので)ハリス1.5号で 40cmオーバーでも切れずに上がることも多いですけどね。 私は口太には短グレの6号から3号まで使いますが、これから3月いっぱい位の 最低水温時は3号にハリス1.25号などは普通に使います。 ハリを大きくすればそれだけ沈下速度が速くなり活性の低いグレは速く 沈むエサには興味を示しませんから効果があるとは思えません。 低活性時は出来るだけゆっくり沈めて喰わえても違和感なく飲み込ませる位の 軽量小針の方が効果があります。 またアタリがあってエサを取られるのならほんの少しづつタナを浅くすると アタリも明確に出てハリ掛かりすることがよくあります。 これはグレが下に見えていて喰わない時も同じで喰わないとついつい深く 入れてしまいますが、低活性で横の動きしかしない時に自分より少しでも 深くツケエが行ったら絶対に喰いません。 自分より若干上にごく軽くゆらゆら落ちてきて潮によって僅かにその層ぐらいを ゆるやかに上下していたりすると、僅かに食い気のあるヤツがユラーっと 上がってパクッと喰わえてまたジワーッと戻る行動をよく取ります。 この時に少しでも違和感があったらすぐに吐き出しますし、仕掛けのバランスが 悪くてほんの僅かなこんな押さえ込みのアタリが取れないような仕掛けでは アワセのタイミングも分からずエサだけ取られることになってしまいます。 スレ針のメリットは何と言っても刺さりの良さです。 エサがつぶれて上がってくるようなグレが喰わえて中身だけ吸って吐き出すような 活性が低い時もスレ針だと口の中に掛かることがあります。 以前はよく競技ヴィトムを使用していましたが、ほとんどバレることもありませんでしたね。
お礼
大変勉強になりました。今の時期に飲ませるというのは有効だったんですね。確かに飲ませグレという針があるのでグレに飲ませるのが狙いなんでしょうが、針でかけるイメージしかなかったので疑問に思っていました。ハリスも針も軽くすることで仕掛けが落ちなかったことがあったのですが、ハリス2ヒロくらいで遊動範囲を狭くし、固定仕掛けのような仕掛けでもいいかもしれませんね。 グレの生態といいますか、捕食の特性はほんとに為になります。食わせるためにはその魚を知るのが第一だと改めて感じました。 私の行く店が小さいのもあるかもしれませんが、スレ針は意外と少ないような気がします。グレの合わせは結構強めだと思うので、反しがある針でも十分だとは思ってたのですが差があるんですね。